法政大学ロケ地めぐり「あのシーン、法政のキャンパスだったのか!」探訪
映画やドラマの撮影で実際に大学のキャンパスが使われることはありますが、実は法政大学も様々なジャンルの映画やドラマで使われています。
あの大物俳優や今人気の若手俳優と同じ空気を味わうために、この機会にロケ地めぐりをしてみてはいかがでしょうか?
以下、場所と作品をご紹介します。
●多摩キャンパス
・B301教室
社会学部棟と現代福祉学部棟へ向かう途中にあり、多摩キャンパスで一番広いと思われるB301教室は、その大学らしさから撮影に使用されることもしばしば。中でも有名な3作品を紹介します!
『ガリレオ2』出演:福山雅治、吉高由里子 ほか
ガリレオと言えば、福山雅治さん演じる湯川先生の講義シーンが欠かせませんが、第2話の講義シーンではなんと、B301が使用されていました! 普段は試験以外で埋まることのない大教室も、窓の外に立ち見がでるほど満員となっていました……おそるべき湯川先生効果ですね。
ちなみに多摩キャンパス内でも講義を受ける女子大生役のエキストラ募集がされていたことから、実際の撮影に参加した多摩キャンパス生もたくさんいるとか。
『GANTZ』出演:二宮和也、松山ケンイチ、吉高由里子 ほか
激しいアクションシーンが印象的な「GANTZ」ですが、この穏やかな多摩キャンパスでアクションはやはり縁遠く……二宮和也さん演じる玄野と吉高由里子さん演じる多恵が大学に通っているシーンが撮影されていました。あなたもあの憧れの俳優さんが座った席で授業を受けることができるかもしれません!
『DEATH NOTE』出演:藤原竜也、松山ケンイチ、戸田恵梨香 ほか
「DEATH NOTE」も「GANTZ」同様、藤原竜也さん演じる夜神月が講義を受けているシーンにB301が使用されていました。こちらには、松山ケンイチさん演じるLと戸田恵梨香さん演じる弥海砂も登場しています。
弥海砂がLのお面を外して名前を見ようとした名シーンも、B301の教室の前で撮影されており、なんと、5分以上にわたって多摩キャンパスが使われています! 普段、何気なく歩いている場所がスクリーンに映っているのは不思議な感じがしますね。
・円芝
『黄金の豚』 主演:篠原涼子、大泉洋、岡田将生 ほか
多摩キャンパスの円芝では、講義の間や昼休みなど、みんなが日向ぼっこをしたり、お弁当を食べたり、ゆったりとした時間を過ごすことができます。「黄金の豚」には、この円芝を使ったシーンが登場します。
・Vブリッジ
『TAKE FIVE』 主演:松雪泰子、唐沢寿明、松坂桃李 ほか
ドラマ中、松雪泰子さんのバックにVブリッジが映っています。Vブリッジは、円芝と並んで多摩キャンパスのシンボルとなっている、経済棟と社会学部をつなぐ重要な橋です。
●市ヶ谷キャンパス
『横道世之介』 主演:高良健吾、吉高由里子 ほか
原作者の古田修一さんは法政大学出身。原作の本文中にも、1980年代後半の市ヶ谷キャンパスや、その周辺を思わせる描写が随所に散りばめられています。映画、原作両作品を楽しみ、大先輩たちの大学生活を想像してみてはいかがでしょう。ちなみに、撮影は当時の趣を残す55、58年館を中心に行われたようです。
『ゴールデンタイム(アニメ)』
舞台がどう見てもまるまる法政大学市ヶ谷キャンパスのアニメです。キャンパスだけではなく、入学式の場所も、その後の流れも、ちらちら登場するサークルもすべて法政大学をモチーフにしていることがよく分かります。
法政大学ロケ地めぐり、いかがでしたか? 自分の通っているキャンパスということで、作品にもより親近感が涌き、新たな見方ができるかもしれません。市ヶ谷・多摩問わず、法政大学は映画やドラマでよく使用されるほど大学らしいキャンパスなので、法大生になったみなさんもぜひその雰囲気を満喫してみてください。
文・法政大学 社会学部 肝付・佐藤・谷黒