満足する人生のためには「徹底した自己分析」日本ハムで食肉事業に携わる先輩社員に、企業や学生時代のことについて聞いてみた。

将来の“なりたい自分”がまだわからない」という悩みを抱えるみなさんに、いろんな企業で活躍する先輩たちの姿を通してロールモデルを見つけてもらう企画「#先輩ロールモデル」。
食肉のリーディングカンパニーとして知られる【日本ハム】で働く先輩社会人にインタビュー。入社2年目ながら既に大型商談を成約させた経験を持つ高橋龍仁さんに、日本ハムでのエピソードだけでなく就活時代のお話も伺いました!
2022年度入社
食肉のリーディングカンパニーとして、タンパク質の安定供給に努めている。国内の各産地から鶏肉を仕入れ、国内に販売。販売先は、焼き肉屋や量販店、加工メーカー、ラーメン屋等多岐に渡る。
――簡単に自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか。
日本ハム(株) 食肉事業本部 国内チキン特販部 大阪国内チキン特販課に所属しています、高橋龍仁と申します。本日はよろしくお願いいたします。
――詳しいお仕事の内容を教えてください。
国内で鶏肉を仕入れて、量販店や外食店に納品するという業務に取り組んでいます。
――大まかな1日のスケジュールを教えてください。
8時30分くらいに始業し、1時間ほどメールの処理などを行います。その後は輸送する便の手配などを行うデリバリー業務に取り組み、午後は商談の準備や実際に商談に向かうことが多いです。そしてそのまま直帰するという流れです。
――会社の外で働くことが多いという事でしょうか。
半々くらいですね。
――最も印象に残っている仕事のエピソードがあれば教えてください。
新規で大型商談を決めたときの事です。周囲からの支援はありましたが、正直決まると思っていた方は少なかったと思います。そんな中でも、自分は絶対に決めるという思いで情報集めなどに奔走し、最終的に商談が成約したので、最も印象に残っています。
――新規で大型商談を成約させるために工夫された点はありますか。
商談のゴールを最初に定めることです。そのゴールのためにどのような情報が必要なのか、
逆算して情報の整理を行っていました。また、自分で話す練習を行うだけでなく、上司にアドバイスをいただくなど入念に準備をしたことが成約に繋がったと考えています。
――仕事をする上で難しいなと感じることがあれば教えてください。
瞬時にお客様のご要望に対応することです。1日に多数のお客様からのご要望を伺うのですが、それにマッチする提案を行うためには、知識と経験が必要になるので難しさを感じます。
――今の営業のお仕事に向いている人物像や必要なスキルがあれば教えてください。
特別なスキルは必要ないと思いますが、人と話すことが嫌いでなければ良いのかなと思います。また、お客様のニーズを汲み取りご提案するという仕事ですので、そこに拘れる人が向いているのかなと思います。
――仕事のやりがいを感じる瞬間があれば教えてください。
自分が商談で決めた商品が、実際に店舗に置かれていたときですね。そのたびに、この仕事をやっていてよかったなと思います。
――お仕事をする上でのマイルールを教えてください。
自分で仕事を持ちすぎないという事です。自分で仕事を過剰に抱え込むと、その分仕事は止まり、他の方に迷惑がかかってしまいます。ですので、自分に沢山の仕事が振ってきた際は、メンバーに協力してもらうという判断をしています。
――スピード重視で仕事を動かされているのですね。
スピード感は凄く意識しています。ただ、なんでもかんでもスピードが大切という訳ではないので、バランスを取りながら仕事に取り組んでいます。
――日本ハムに入社された理由を教えてください。
大前提の就活の軸として、「食の喜び」を社会に伝えたいという気持ちがありました。また、健康に焦点を当てると、水分の次に人体を占める割合が多いタンパク質が重要だと考えました。そうした経緯から、タンパク質の供給メーカーとしてトップである日本ハムに興味を持ちました。
また、OB訪問を通して企業のチャレンジ精神を感じることができ、私もこの人達と共に日本人の健康をサポートしていきたいと思い、入社を決めました。
――企業の雰囲気について、入社後にギャップを感じましたか。
いいえ。チャレンジが推奨されている風土があるので、良い意味でギャップを感じていません。
――社内で活躍されている方に共通している特徴が思い当たれば教えてください。
コミュニケーション能力に長けている方が多いと感じます。1つの情報でも伝え方によって相手側の受け取る印象は変わると思いますが、そうした所を相手の目線で考えられる人が活躍しているという印象を受けます。
――どのような場面で伝え方が工夫されているなと感じますか。
普段のコミュニケーションです。会話をしていて不愉快に感じることが一切ないことから、工夫されているなと感じます。
――日本ハムの強みを教えてください。
供給力です。仕入れ先と長年の付き合いがありますし、全国に販売網があるので、日本ハムにしか納品できないというケースが多いことが強みだと考えています。
――高橋さんの今後の展望を教えてください。
知識や経験を増やしたいと考えています。お客様に対してベストなご提案をする上で必要なスキルを増やすために、積極的にチャレンジしていきたいなと思います。
――どのような学生時代を過ごされていましたか。
サッカー部での活動とアルバイトに明け暮れていました。また、興味のある損害賠償法のゼミに入るなど、とにかく自分がやりたいことを行っていました。
――学生時代のご経験が今のお仕事に役立っているなと感じる瞬間があれば教えてください。
部活動での経験が生きているなと感じます。部活動は、自分の課題をどのように解決できるか考え、ひたすら実行していくというプロセスの繰り返しだと考えています。そうしたプロセスを経てスキルが上達していきます。仕事に関しても、自分や企業の課題を発見し、それを解決するためにスキルを上げていくという点では同じです。ですので、部活動での経験は今の私にも非常に役立っています。
――就職活動を振り返り、どのように進めていたか教えてください。
先ほど申し上げたように「健康」に携わりたいと考えていたため、食品メーカー以外には医療機器を取り扱う企業や製薬業界などを中心に受けていました。ただ、医療系の企業は病気になった後の治療に携わりますよね。私はより多くの人に影響を与えたいと考えていたため、病気になる前の部分にフォーカスしたいと思いました。このような経緯から、やはり食品業界に携わろうと決めました。
――就職活動を始める前にやっておいた方が良いことがあれば教えてください。
自分の好きなように生きることだと思います。自分の好きなことや得意なこと、強みを早い段階で見つける事によって、満足のいく就職活動が出来るだけでなく良い人生を送ることが出来ると思います。
――自分の強みや得意なことを見つけるためにどのようなことを行いましたか。
死ぬほど自己分析をしました。本当に泣きそうになるくらいまでやりました。現在進行形で今でも行っています。
――自己分析にはどのように取り組まれていますか。
自分の欲求や能力を明確にする作業だと考えていますので、自分の過去の行動を振り返っています。ただ、自分という人間を占める割合は無意識の部分の方が多いと思っています。なので、外部機関の方に頼み客観的に分析してもらうこともあります。
――徹底して自己分析されているのですね。自己分析がお仕事に役立っていると感じますか。
もの凄く役立っていると思います。自分の特徴や活躍出来る場を把握出来ているため、自信を持って仕事に取り組めています。
――就職活動中、どのようにご自分をアピールされていましたか。
良い意味でのギャップを狙っていました。私はよく馬鹿っぽい顔をしていると言われていました(笑) そんな私が、論理的に話していたり凄い資格を持っていたりしたら、「この人やるな」と過剰に意識してもらえると思いませんか。なので、論理的な思考を鍛えるトレーニングや資格の勉強に人一倍励んでいました。

――最後に、就活生に向けてのメッセージをお願いいたします。
就職活動は恐らく不安だと思います。上手くいくかどうかも分からない中で日々取り組まれていることかと思いますが、とにかく全力でやってみてください。全力でやるからこそ就活の結果がどうであれ、自分に何かしらの形で返ってくると思います。
就活が終わったとき、そして社会人生活が終わったとき、あのとき自分の全てを出し切って良かったと思えるくらい一生懸命になった方が良いのかなと思います。是非頑張っていただければと思います。
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取材:清水 碧
執筆:浅井 宏允
編集:学生の窓口編集部
取材協力:日本ハム株式会社

























