「就活生にとっての最良な進路選択とは何か」一人一人の学生と向き合う、HISの採用担当が仕事を語る

ヒット商品やサービスを手掛ける企業のキーマンにお話を伺う企画「#お仕事図鑑」。
今回は、海外旅行のリーディングカンパニー「HIS」で働く先輩社会人にインタビュー。人事本部採用チームで働く大村 美樹さんに、日々の仕事内容や意識していること、HISで働くことの魅力について、お話を伺いました。
PROFILE
大村 美樹
海外旅行のリーディングカンパニーとして成長し続けてきたHISにおいて、新卒採用をメインに担当している。面接関連の業務の他、内定者に向けての情報発信、イベントの企画運営、面談などを行い、よりHISのことを理解し、安心して入社していただけることを目指している。
学生と「1対1」で向き合い続ける
――自己紹介をお願いします。
HIS採用人材開発グループ採用チームで採用担当をしております、大村美樹と申します。よろしくお願いいたします。
――仕事内容について詳しく教えてください。
私は主に新卒採用を担当しております。直近ですと、今年の4月に入社いただく方々のイベント、入社に向けての手続きのフォローを行っています。並行しながら、2025年の4月に入社される方々に向けて、選考フローや説明会をどのように進めていこうか検討しています。
――数年分の採用を並行してお仕事されているということですか。
そうなんです。今年の4月に入社する方々への入社式や研修の手配に加え、2025年入社に向けた面接や説明会の準備、更には2026年入社の方々向けのインターンシップの企画も行っています。ですので、3年分くらいの仕事を同時に行っております。
――人事と聞くと「採用」という所に目が行きがちですが、お仕事の内容は多岐にわたっているのですね。
おっしゃるとおりです。私自身、2023年の5月からこのチームに参加したのですが、それまでは、「採用チームは面接」というイメージが強かったです。ですが、かなり広い範囲で業務をこなしていることを知りました。入社する新卒の方々を選考するだけじゃなく、HISを選んでいただくために、会社のことを知っていただいて、私達の仕事の魅力をいかにアピールできるかという点が採用チームに課された大きな仕事であると考えるようになりました。
――1日のスケジュールを教えてください。
HISの本社はフレックス制ですが、1日8時間勤務のイメージでお伝えしますと、まず朝9時30分くらいに出社しまして、学生の方からのお問い合わせや日本各地域の人事担当者からのメール等を確認します。そして午前10時前くらいからチームミーティングを行い、今週いっぱいとその日のスケジュールを確認します。選考真っ只中の時期には、1日中面談することもあります。
選考が落ち着いている時期は、募集要項や採用ホームページの改善、説明会の手配などを同じチーム内で相談しております。また、これからご入社なさる方の入社書類の管理を行っています。個人情報を含めた重要な書類をお預かりするので、一人ずつ入念にチェックを行っています。
夕方には連絡がつきやすい学生の方が多いので、お電話を差し上げたり引き続きメールのやりとりをしています。あまり迷惑のかからない時間帯に連絡を取り、空いた時間で自分の作業を進めていく感じです。
――優先順位をつけて、日々の仕事をこなしているという印象を受けました。
優先順位が最も高いのは、メールを含めたコミュニケーションです。コミュニケーションをとる相手によってご都合の良い時間帯が異なるので、それに合わせてスケジューリングを行っています。
――就活生や取引相手を集団として捉えるのではなく「個人」として捉え、一人一人の方と真摯に向き合っていらっしゃると感じたのですが、お仕事をされる上で一番気を付けていることはありますか。
まさに今おっしゃってくださったことが一番かなと思います。仮に100人採用しようとした時に、「1対100」ではなく、「1対1×100」だと私は思っています。一人ひとりの背景や考えていることが異なる中で、1対1での対話の時間をすごく大事にしたいと思っています。コロナも落ち着き、これから採用人数を増やしていくなかでも、その意識は常に持ちたいです。100人が300人や500人になったとしても変わりません。
――多種多様なお仕事をされる中で、ジャンル毎に気を付けていることに違いがあれば教えていただきたいです。
説明会では、まずはHISの魅力や仕事の楽しさを知ってもらうことを第一に考えています。また、面接はお互いを知るための時間と考えているのですが、面接と面接の間に行う面談に関しては、その方にとって何がベストなのか、という事を重要視しています。HISに来ていただけることが何よりも本当は嬉しいですけれど、その方の人生をより豊かにするために寄り添っていくことが大切かなと考えています。
――お仕事を通して印象的だったことはありますか。
内定式の際、面接や面談でお会いした方々がずらっと並んでいる景色を見て、すごく感動的だったことを覚えています。当初からHISを第一志望とされていた方もいれば、色々悩んで家族にも相談して決めた方もいると思います。色んな思いを持った方々がそこに集まり、その前に立ちスピーチさせていただいた場面はかなり印象的でした。
この方々が入社してからもHISを好きであってほしいし、自分らしく成長していってほしい、そして、そのためにこれからもサポートしていきたいと強く決心しました。
――採用業務の中で難しいと感じる場面があれば教えてください。
内定通知書を渡すときです。是非一緒に働きたいという思いで通知書をお渡ししているのですが、色々な企業を見られている皆さんは進路選択に悩まれております。そんな方々にとってベストな進路へと後押ししたいという気持ちもありつつ、是非来てほしいという気持ちもあるというジレンマに陥る瞬間が気持ち的に難しい場面です。
“自分の言葉”で語れる人に
――HISの人事のお仕事に向いている人物像や必要なスキルはありますか。
特にこの資格が必要といったものはございません。ただ、仕事の性質上、色んな方とコミュニケーションを取る必要があるため、コミュニケーション能力はやはり大いに重要になってくるのかなと思います。
――HISへの入社のきっかけや、採用担当に携わることになった背景を教えてください。
私は旅行業界、他に親和性が高いところでいえばホテル業界を就職活動中に見ていました。HISは顧客としてファンだったというのがきっかけでした。採用に関しては、正直学生時代に携わりたいと思ったことは一度も無かったです。そもそも私はずっと営業職をやってきて、人事のイメージをした事がありませんでした。
人事へ異動となり、先ほど申し上げたようなお仕事を通して案外楽しいなと思うようになりました。人事の仕事に携わったのは間違いなく私のキャリアにおける転機となりましたし、今では楽しい仕事だなと心から思っています。
――大村さんが考える、理想の採用担当像はありますか?
「自分の言葉で語れる人」になりたいなと、すごく思っています。会社にこういう決定事項があるからこう伝える、というのではなく、私がどう思っているかというところを相手に伝えていきたいなと。企業説明などの際に、HISが将来的にどうなっていくのかという事を自分事にして捉えた上で、自分の言葉で伝えた方が分かりやすいのではないかなと思います。実際にHISで働く私だからこそ語れることを語る、というのを理想としています。
――今後チャレンジしたいことがあれば教えてください。
採用担当として1年を経て、ようやく採用の流れが見えてきているので、4月からの2年目はよりブラッシュアップしていければと思います。2025年入社の方々の採用人数を増やすという計画もありますので、面接や面談の手法を改善していきたいと考えています。また、昨年は色々と周囲に教えてもらう立場でしたが、今年はリーダーシップを発揮して採用チームを引っ張っていきたいなと思っています。
――最後に大学生へメッセージをお願いします。
ためになる話が出来たかどうか分からないのですが、皆様がこの記事を閲覧されていらっしゃること自体が、大きなアドバンテージになっているのかなと思っています。皆さんの行動力や興味を大事にしてほしいと思っています。
そして、旅行業界やHISに興味を持っていただいているという事でしたら、是非説明会などを覗いていただきたいです。ご縁がございましたら、是非今後一緒に働けたら嬉しいなと思っています。就活がここから本格化しますが、自分軸や目標をブレさせることなく、健康に気を付けて頑張っていただければと思います。皆様のご検討をお祈りしています。本日はありがとうございました。
============
開催予定の『お仕事図鑑・先輩ロールモデル』オンラインイベント
(無料・学年問わず歓迎)
✅2026年1月14日(水) 15:00~15:50
【キリン】「生活に近い研究がしたかった」キリンで研究職として働く先輩にオンラインOB・OG訪問開催! #先輩ロールモデル
✅2026年1月19日(月) 16:00~16:50
【キリン】担当としての熱量が大切!「グッドエール」のブランドを担う先輩にオンラインOB・OG訪問開催! #先輩ロールモデル
取材:清水 碧
執筆:浅井 宏允
編集:学生の窓口編集部
取材協力:HIS


























