LINEでの告白がアリ派は約〇〇%! 大事な話をLINEで伝えるのはアリ?ナシ?|大学生に聞いた【サークル内恋愛事情】
ほとんどの人が使っているスマホの人気チャットアプリLINE。今や、友達との会話やサークル、授業、アルバイトなどさまざまな場面でLINEを使う機会があるのではないでしょうか。しかし、告白などの大事なことは気軽に送ることができるLINEで済ませるのではなく、直接伝えてほしいと感じる方も多いはず。今回は、恋愛において大切な話ある告白や別れ話をLINEで済ませるのはアリかどうかについて、アンケートを行いました。
大学生・大学院生・短大生・専門学校生300人に対し、「LINEでの告白はアリだと思いますか?」と尋ねたところ、「はい」と回答した人が101人で33.7%、「いいえ」と回答した人が199人で66.3%という結果になりました。
この回答を受けて、LINEでの告白がアリ派とナシ派のそれぞれの意見を聞いてみました。
LINEでの告白はアリだと思う人の意見
●伝え方は人それぞれ
・その方がいい人がいるから。(専門学校生/男性)
・伝え方は人それぞれだと思うため。(大学4年生/男性)
・手紙と同じで、直接言いにくければ文字で伝えればいいから(大学1年生/女性)
●会えなくても気持ちを伝えることができる
・昔はあまりいい印象ではなかったが、会えなくても想いを伝えることができるから(大学3年生/女性)
●こだわりがない
・あまり告白のカタチに好みがないから。(大学3年生/女性)
・常識の範囲内であれば、告白の方法は何でもよいと思うから(大学4年生/女性)
・気持ちを伝えるならなんでもいいと思うから(大学1年生/女性)
LINEでの告白がアリと考える人は、伝える手段にこだわるのではなく、何を伝えるかを重視している傾向にあると考えられます。
LINEでの告白はナシだと思う人の意見
●LINEでの告白は感情が伝わりづらい
・実際に話した方が気持ちが伝わるから(大学4年生/男性)
・滅多に会えない理由があるなら分かるけど、会えるのにLINEで言うのは、誠意がないのかなと思ってしまう(大学3年生/女性)
・やっぱり直接のほうが嬉しい。話しのテンションとか文では伝わらないから。LINEならせめて電話でして欲しい・したい(大学4年生/女性)
●信用できない
・別の人が勝手に送信した可能性も考えられるため。(大学4年生/女性)
・文章に残るとあとが怖いから。(大学1年生/女性)
・スクショを取られたり残ったりするし、冗談か本気かわからないから。(大学1年生/女性)
・真剣さがいまいち伝わらないし、嘘なのかもと疑ってしまうから。(大学1年生/女性)
LINEでの告白はナシだと思う人は、LINEの文字だけだと、表情や動作などを含めて感情を読み取ることができず、誠実性や信憑性に欠けると感じる傾向にあるようです。
また、上記同様に大学生・大学院生・短大生・専門学校生300人に対し、「LINEで恋人に別れ話をするのはアリだと思いますか?」と尋ねたところ、「はい」と回答した人は153人で51.0%、「いいえ」と回答した人は147人で49.0%という結果に。アリだと考えている人の方が若干多いものの、ほぼ半々の割合になりました。
この質問についても、LINEでの別れ話がアリ派とナシ派のそれぞれの立場の人たちの意見を聞いてみました。
LINEでの別れ話はアリと思う人の意見
●伝えやすい
・LINEの方が伝えやすいから(大学4年生/女性)
・別れたい恋人と直接、話したくない人もいると思うから。(大学1年生/男性)
・どうしても言いづらいことでもあるから(専門学生/男性)
●心理的負担を和らげられる
・顔を合わせて言いにくいことだし、心の傷を低減できると思うから(大学4年生/女性)
・対面ですると気持ち的にしんどいと思うから(大学1年生/女性)
・どうしようもなくなった時は、顔を合わせるのは辛いし怖いから(大学1年生/女性)
●事情によっては仕方がない
・対面で言えない関係性のカップルの場合仕方ない(大学3年生/女性)
・直接会って話すほうがよいが、危険が伴うなら文面でもいいと思う。(大学5年生/女性)
・疎遠になっている人とはそうせざるを得ないから(大学4年生/女性)
LINEでの別れ話はアリだと思う人は、お互いの負担を軽減するためや、直接会うことが難しい距離や関係性の場合の手段として、LINEを使うことはアリだと考えている傾向にあるようです。
LINEでの別れ話はナシと思う人の意見
●直接話したほうがお互い納得できる
・大切なことは直接話し合った方がお互い納得できると思うから。(大学4年生/男性)
・顔を見て話さないと納得できないから(大学1年生/女性)
●直接話したほうが誠意が伝わる
・ちゃんと誠意を持って相手に伝えるべきだと思うから(大学4年生/男性)
・(LINEだと)適当に済まされてる気がする(大学4年生/女性)
●直接話したほうがけじめをつけやすい
・別れ話もしっかりと対面で言ったほうが潔く終わることができる。(大学4年生/女性)
・最後だからこそちゃんとしたい(大学3年生/女性)
・直接の方が気持ちに整理がつきやすいから(大学4年生/女性)
・(LINEだと)こころのこりができそうだから(大学4年生/女性)
LINEでの別れ話はナシと思う人は、LINEでの告白と同様に直接感情を伝えるべきだと考えている人が多かったです。また、LINEでの別れ話がアリ派の人たちは、別れの場面での心理的負担を減らすところに焦点を当てている一方で、ナシ派の人たちは、別れたあとの心理的負担を減らすところに焦点を当てている傾向がありました。
まとめ
いかがでしたか?告白や別れ話は、感情が大きく動く大事な場面であるため、伝える勇気が必要になってくることだと思います。LINEという手段は、気持ちを伝える後押しをしてくれる一方で、LINEだと感情が伝わりづらく、疑ってしまうと考える人も多いようです。LINEでの大事な話をする際は、一度、それが本当に自分達にとって最適な手段なのかを考えてみると良いかもしれません。
■調査概要
調査期間:2023年12月15日~12月18日
調査対象:学生の窓口会員
有効回答 300件(男性84人、女性214人、その他2人)