日本のガラス産業を引っ張る! 素材の力で価値を提供する【AGC】で営業として働く先輩社員に仕事や会社の魅力を聞いてみた

編集部:ぜんや

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「将来の“なりたい自分”がまだわからない」という悩みを抱えるみなさんに、いろんな企業で活躍する先輩たちの姿を通してロールモデルを見つけてもらう企画「#先輩ロールモデル」。

今回は、110余年の歴史を超え「ガラス」「電子」「化学品」「ライフサイエンス」「セラミックス」で新たな価値創造に挑戦し続ける【AGC】で働く先輩社会人にインタビュー。
首都圏の再開発プロジェクトを中心に、建築加工ガラスの営業を担う先輩社員に、仕事内容や学生時代に取り組んだことについてお話を伺いました!

プロフィール:笹岡 祐太さん
2021年 新卒入社

首都圏の再開発プロジェクトを中心に、建築加工ガラスの営業を担当。
AGCの技術が詰まった高機能で付加価値の高いガラスをご提案し、「ものづくり」を通じて社会や環境に貢献している。
社会人編

――自己紹介をお願いします。

2021年入社の笹岡祐太と言います。今はAGCのグループ会社であるAGCグラスプロダクツで建築加工ガラスの営業をしています。AGCが作った素材としての板ガラスを窓に使える状態に加工し、付加価値をつけてお客様にお届けする会社がAGCグラスプロダクツです。

――具体的なお仕事内容や1日のスケジュール感を教えてください。

大手ゼネコン様が施工される首都圏のオフィスビルやタワーマンション、複合施設等々で使用される建築加工ガラスの営業をしています。

1日のスケジュールは、7:30くらいから仕事を始めて、メールの返信やTo Doの整理、打ち合わせやその資料準備をします。午後は外出することも多く、建設現場やゼネコンの設計者様、ガラス施工店様を訪問し打ち合わせを行います。最後に営業報告を書いて終了です。

――これまでで一番印象に残ったお仕事は何ですか?

お客様が望まれていた仕様に対して、お客様や工場と打ち合わせを重ね、そのご要望に応えることができた仕事です。もともとのご要望に対しては弊社の製品ラインナップでは対応できなかったのですが、仕様変更の提案を粘り強く続け、かつ工場とも連携することでお客様にご満足いただけた経験は特に印象に残っています。

――本当にいろんな方と打ち合わせを重ねていくお仕事だと思いますが、難しいなと感じることはありますか?

AGCの営業は決まった商品を売る仕事ではなく、お客様ごとにアレンジしてご提案していく仕事になります。ですので、その場その場で「こういう商品なら作れるな」と考えなければいけないのは難しいなと感じますね。

また、単純に工場設備のスペックで作れるか作れないかだけでなく、別案件の出荷との兼ね合いや製作難易度、生産性等々、工場に負荷がかかりすぎないような調整まで気を遣う必要があります。単純にお客様のご要望にお応えすればいいというわけではなく、しっかり工場の状況をインプットしながらお客様と交渉をしなければいけない。それが営業の楽しい部分でもあり難しい部分でもありますね。

――業務に求められるスキルや、向いていると思う人の特徴を教えてください。

2つあると思っています。
1つは細やかな気遣いができること。例えば、「営業でこれをやったら、工場にこんな影響が出るんじゃないか」と、常に先を読み視野を広く持って考えられるスキルが必要だなと思っています。

もう1つは、物怖じせずにコミュニケーションを図る度胸です。
現場ではお客様は自分より年上の方がほとんどです。また、一級建築士の方ともお仕事をするのですが、私は文系ですし建築の知識はまだまだ乏しいなか、信頼を得るために堂々としていることが重要です。

――AGCで働く面白さや魅力を教えてください。

AGCはガラスだけではなく、様々な素材を扱っています。私自身まだそういう仕事には携わっていませんが、「これとこれを組み合わせたら面白いことができるのでは?」と、発想を膨らませることができる環境は魅力的だなと感じます。

あとは、日本の建築ガラス産業のリーディングカンパニーであることです。先輩方が築かれてきたお客様からの信頼も厚く、「とりあえずガラスはAGCに聞いてみよう」というところから始まるビジネスチャンスが多いことも魅力だなと思いますね。

社内の先輩方を見ても、日本のガラス産業をAGCが中心になって引っ張っていかなければいけない!という熱い想いを持って仕事をしている方が多くいます。

――現在の課題や今後の展望があれば教えてください。

まだまだ製品や建築の知識が少ないことには課題を感じています。また、将来的には海外での仕事にも挑戦してみたいです。そのためにも今の仕事にしっかりと取り組み、知識と経験を増やしていかなければいけないと思っています。

学生時代編

――どんな学生時代を過ごしていましたか?

学生時代は主に2つのことにチャレンジをしていました。
1つは外国人観光客にガイドをするアルバイトです。英語がペラペラだったわけではないのですが、「勉強させてください」とお願いし、熱意で採用していただきました。そして身振り手振りでガイドをしながら英語を勉強していました。

もう1つは1年間のロシアへの交換留学です。今思えばすごいチャレンジをしたなと思えるぐらい、アクティブに、前のめりに過ごしていたと思います。

高校まで田舎で野球しかやってこなかったので、大学で東京に出てきてすごい刺激を受けて、もっと何かやりたい、何かしたいという想いが強かったですね。

――学生時代の経験が、今のお仕事に役立っていることはありますか?

学生時代の「好奇心を持ち続ける」という経験は役に立っていると思います。AGCが持っている商材や技術に対してすごく好奇心がありますし、新しいことを勉強するのが苦ではないですね。

自分がよく知らない、わからない環境に飛び込んでどうにかしてきた度胸や経験も、仕事に活かされていると思います。

――AGCへ入社した決め手を教えてください。

AGCのブランドステートメントをご存じですか?とてもいいことが書いてあって、それを読んだ時に直感的に「いい会社だな」と思ったんです。内定をいただいていた他の企業さんとも迷いましたが、「AGCの哲学が素敵だな、そんな会社で働く人はいい人たちに違いない!」と思い、最後は直感で入社を決めました。
※AGCのブランドステートメントはこちら:https://www.agc.com/company/st...

――学生時代にやっておいたほうがいいことはありますか?

理屈なしで自分の心が動かされる経験をたくさんしたほうがいいと思います。楽しいことや苦しいこと、美しいものを見たり本当にいいものに触れたり、より広い世界に足をのばして自分の経験値を積み上げることが大事だと思います。

――学生へのメッセージをお願いします。

AGCの製品や技術は、ある完成品を形づくる一部に提供される場合が多いのですが、それがあることでお客様のものづくりや社会を支えています。営業がお客様と自社技術の間に入り、知恵を絞って解を見つけ、社会に貢献できる仕事にすごく惹かれたんですね。
AGCには大変優秀な技術者の方がたくさんいて、これだけの技術やノウハウを持った会社はそうそう多くないと思います。それを最大限社会のために役立てる仕事に魅力を感じる方、ぜひ一緒に働けることを楽しみにしてます!!


取材:清水 碧
編集:学生の窓口編集部
取材協力:AGC株式会社

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活字中毒の中年編集者です。暇さえあれば本やウェブコンテンツを読み漁っています。 文章や言葉で読者を楽しませたり、悩みに寄り添い勇気づけられるよう、日々悪戦苦闘しながら言葉を紡いでいます。

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