これから海外留学をする方、検討している方に向けて留学先のリアルな情報をお届けする『study abroad report』。

今回はメキシコ・プエブラ州への留学を経験した大学生Katalinaさんから情報をレポートしていただきました。本記事ではKatalinaさんが滞在していたプエブラから日帰りまたは1泊2日で行きやすい観光地をご紹介します。

レポートしてくれるのはこの人

Katalinaさん

スペイン語力の向上とメキシコの歴史・文化に興味があったことをきっかけに、メキシコ・プエブラ（Puebla）の大学「Benemérita Universidad Autónoma de Puebla」へ留学を経験した大学生（神田外語大学に在学中）。 滞在期間は1年間。最初の5カ月は1人暮らし、その後7カ月間はシェアハウスに住んでいたそう。
Instagram：@haruka.mx

プエブラから日帰りもできちゃう！メキシコ国内のおすすめ観光スポット

今回はメキシコ国内旅行の中でも、実際に私が留学中に行ってよかったと思った、「プエブラから日帰りまたは1泊2日で行きやすい観光地」を紹介したいと思います！

メキシコの中でも、特にプエブラやメキシコシティへの旅行や留学を考えている方の参考になれば嬉しいです。

Cholula

Cholula(チョルーラ)は、プエブラの中心街から西にバス(または車)で30〜40分のところにある、メキシコの中でも最も古い25世紀以上の歴史を持つ古代都市で、メキシコ政府が認定しているPueblos Mágicos(魔法のように魅力的な体験ができる地域・街)のひとつでもあります。 プエブラに来たら行きたい観光地のひとつであり、メソアメリカ文明の中でも重要な場所で、ピラミッド遺跡も見ることができます。

私はメキシコで出会った友人の家がチョルーラにあって、毎月のように訪れていました。住んでいたプエブラの中心街とはまた違った雰囲気の落ち着ける街です。 街の中心にある広場では、昼間はゆったりと自然に囲まれて過ごして、お土産屋さんで買い物をしたり、夜は屋台がたくさん並ぶので賑やかな雰囲気で美味しい屋台飯を楽しむことができます。

祝日や年末年始には広場に移動遊園地が広場に来ていて、乗り物や催し物を楽しむ大勢の人で賑わいます

Atlixco

Atlixco(アトリスコ)は、プエブラの中心街から南西に車で40分ほど行った場所にある街で、Cholulaと同じくPueblos Mágicosに選出されています。 年中過ごしやすい暖かい気温なのが特徴で、カラフルな花がいつも出迎えてくれ、のんびりとした時間を過ごすことができる街です。

市場では美味しいcecina(味付けされた干し肉)のタコスをいただくことができます。どの時期に行っても、綺麗で賑やかで楽しく、私のお気に入りの街のひとつです。

Zacatlán

Zacatlán(サカトラン)は、プエブラの中心街から北に車で2時間半くらいのところにある小さな街で、りんごをはじめとした果物やフルーツワインの産地であり、ラテンアメリカで最初の時計工場がある街としても有名です。

時計工場兼博物館のRelojes Centenarioでは、この街の時計の歴史を知ることができ、夜には鳩時計のような仕掛けで人形が踊りながら出てくる、音と光が美しいショーを楽しむことができます。

また、いたるところに名産のりんごをモチーフとしたものがたくさんあるとてもかわいい街です。 わりと小さい街なので、街をぐるっと観光して買い物したりするとしても、1泊2日あれば十分楽しめると思います。

Ex-Hacienda de Chautla

haciendaの直訳は大農園ですが、ここはもともとお金持ちの人が持っていた広大な土地で、その歴史は18世紀にまでさかのぼります。

ここにはメキシコでは数少ない城があり、小さいですが中に入ったり、上まで登って見晴らしのいい景色を楽しむこともできます。

ここは自然あふれる場所で、ゆったりとした時間を過ごすことができます。ガイド付きのツアーがあったり、ハイキングや乗馬、キャンプ、湖では釣りをしたりカヌーに乗ったりもすることができます。

普段の生活とは異なる大自然に囲まれた環境で、たくさんの友人との楽しい時間を過ごし、テイクアウトしてきて食べたタコスはとても美味しく感じました！

以上、Katalinaさんからのレポートでした！メキシコに留学や旅行に行く予定がある方はぜひ参考にしてみてくださいね。

文・写真：Katalina
編集：マイナビ学生の窓口編集部 ろみ