俳優・藤原大祐「学生のうちに少しずつでも将来に向けての準備をしてみる」#学生の君に伝えたい3つのこと

編集部:あこ

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人生の先輩である著名人の方々から、まだまだ自由に使える時間が多い大学生のみなさんに、“学生のうちにやっておいたほうがいい3つのこと”をアドバイスしてもらおうという連載「学生の君に伝えたい3つのこと」。

今回は映画『リゾートバイト』に出演した藤原大祐さんが登場。作中で幼なじみたちとリゾート地の民宿でアルバイトをする大学生・聡を演じた藤原さんが、ご自身の経験や普段心がけていることからアドバイスをしてくれました。

▼白濱亜嵐さん、小森隼さん、高橋文哉さん、もーりーしゅーとさんが登場!
学生の君に伝えたい3つのこと

俳優・藤原大祐が<学生の君に伝えたい3つのこと>

1.少しずつでも将来に向けての準備をしてみる

――学生のうちにやっておいたほうがいいと思うことはありますか?

ひとつ目は遊ぶことで、僕がそれをあまりできなかったのでみなさんには楽しんでほしいです。大学生はエネルギーがある状態で、でも仕事をしてない最後の4年間になるので、悪いことしない程度に(笑)、思う存分遊ぶのがいいんじゃないかなと思います。2つ目は将来に向けての準備をすることで、僕は高校生からこの仕事を始められたのがすごく運がよかったなと思うんですけど、自分のやりたいことが決まっているという人は、遊びながらも少しずつ勉強を始めたりすると、大学卒業後もいいスタートダッシュを切れるんじゃないかなと思います。

2.いろんな人と会って何かを感じたり、能動的になんでもやってみる

――学生のうちに見たり、聞いたりしたほうがいいと思うものは?

時間があるんだったらいろんなものを見るのがいい気がしていて、僕は隙間時間に結構いろんなとこに行くようにしているんです。景色を見に行くこともそうだし、人に呼ばれたときも積極的に行くようにしていたりして。同じ人とずっと一緒に過ごすのも素敵だけど、同級生やちょっと大人の知り合いを作るというチャレンジをしながら、いろんなところに行って、いろんな人と会ってみるのは面白いかもしれないですね。やっぱり文字や映像よりも人と会って何かを感じたり、実際に体験すると、いいことも悪いこともよりわかったりするので、動けるんだったら能動的になんでもやってみるのがいい気がします。

3.どんなことでも続けていったら意外と仕事に活きてくる

――これまで経験した中でやっておいてよかったと思うことはありますか?

僕はピアノを2歳半からやっているんですけど、それは本当にやっていてよかったなと思うことですね。1年間アーティストとして覆面で活動して、20歳の誕生日で顔を出してメジャーデビューしたんですけど、そこで作詞作曲やアレンジができているのもピアノをやっていたからで、全部が繋がっているんだなと思って。これを読んでくださっているみなさんも、どんなことでも続けていったら意外と仕事に活きてきたりするから、継続が大事なのかなと思います。もうひとつは留学。短期なんですけど、僕は親に機会をもらって行かせてもらえて。留学じゃなくても普段いる環境じゃないところに住むことが人とのコミュニケーションにも繋がってくるし、特に海外だと言語が違うからより人というものが好きになって、心で繋がる感覚もあって。僕が行ったのは中学校のときだったんですけど、最近そのときの友だちと6、7年ぶりに再会したんです。そのときにすごく感動して、さっきの話にも繋がりますけど、いろんな人に会う機会を作るのは自分にとっていいことだなと思いました。 

――どこに留学していたんですか?

僕はロサンゼルスに一ヶ月くらい行っていました。夏休みのあいだにひとりでぽっと行って、大学の寮に入って。他の国からも人が来ていたりして、大学の授業を受けさせてもらいつつ過ごしていた感じですね。人生で一番楽しかった時間です。

“聡”が“さとし”だと気づいてから役がすごく入ってきた

――10月20日公開の映画『リゾートバイト』はネットの都市伝説をテーマにした作品ですが、そういったホラーはあんまりお得意ではないと伺いました。そんな藤原さんが脚本を読まれて魅力を感じたことを教えてください。

ギミックというか、エンタメの要素が多いホラーだなと思ったので、どういうふうに撮影していくんだろうと気になっていたのと、文字では完成系の想像がつかなかったのでどういう映像になるかがすごく楽しみでした。

――今回演じた聡は、藤原さんから見てどんな人物ですか?

一見するとクールな子ではあるんですけど、内側はすごくあったかくて、(伊原六花さん演じる)桜が学校であんまり馴染めてないのを励ましてあげようということで、桜が好きな海に連れていくという思いやりがあって。時折見せる笑顔も印象的で、人情味がある子なのかなと思っていました。あと、もともと名前を「そう」と読むと思っていたんですけど、途中で「さとし」だと気づいてから腑に落ちて、そこから役がすごく入ってきました。

――幼なじみとリゾートバイトに来た青春映画のような前半から、中盤の肝試しで雰囲気が一気に変わりますが、演じ方で意識したことはありますか?

永江(二朗)監督がホラーの方程式や理論があるとおっしゃっていて、「普通のお芝居と違うところが出てくるかもしれないけど任せてほしい」と話してくださっていたので、身を委ねる気持ちで撮影に挑んでいたんですけど、特に(聡たちが肝試しをする)階段のシーンくらいからはホラー芝居と言われるものをディレクションしてもらって。息の使い方や階段の上り方、ドアの開け方とか、一個一個の動作が映画を構成して、視聴者のみなさんの心を揺さぶっていくので、歩くときにゆっくりと一歩一歩の重みを感じたり、特にタイム感のディレクションが多かった感覚があります。

あとはリアクションをデフォルメすること。本当に驚いたときって声が出なかったりすると思うんですけど、声が出なかったら作品として伝わりづらいところもあると思うし、でも逆に声を出さないところがあったりとか、そこは監督の中での流れがあるので本当に身を委ねてという感じでしたね。音とのマッチもすごく大切だと思うので、完成を観たときは音のおかげでよりホラー作品になっていたなと思いました。
撮り方も結構特殊で、カット割りが多くて普段と違って難しさはあったんですけど、裏側を知れるので怖さはあんまりなかったです。僕は目の前に何かがいて演じるということは少なくて、見えないものと対峙することが多かったので、どちらかというと自分との戦いでした。それが難しかったところではあるんですけど、これまでに挑戦したことがない設定だったので頑張りました。

――印象に残っているシーンはありますか?

やっぱりラストですかね。僕もそうですけど、観てくださった方みんな、ラストの話をされるんです。実はラストは何パターンか撮っていて、僕たちも流れは知っていたんですけど、どのパターンが使われるかは知らなかったのですごく面白いなと思いました。

伊原六花さんが座長として包み込んでくれた

――幼なじみを演じた伊原六花さん、秋田汐梨さんは同世代ですが、現場の雰囲気はいかがでしたか?

お2人とはクランクインの日からなじむくらいお話できて、同い年の感覚でタメ口で喋らせてもらっていましたし、幼なじみの設定もすごくスッと入ってきましたね。みんなで作り上げていこうという感覚があって楽しかったです。

――どういうお話をして仲良くなっていったんですか?

みなさん、接しやすい方だったので、お互いのパーソナリティを知って打ち解けたと思います。あと六花さんが座長として包み込んでくださった感覚はありますね。気配りができて本当にいい方なので、六花さんがいるだけで現場が明るくなるし、締まるし、やりやすかったです。

――今回、岡山県・白石島で長期の撮影だったそうですが、長くロケ地に滞在できることで演じやすい部分もあるのでしょうか。

それはめちゃくちゃありましたね。人に恵まれていましたし、本当にみんなで仲良くなってチームで一致団結して作品に取り組めた感覚があって。僕的には初めての長期ロケだったので、毎日帰る場所が一緒というのもすごく嬉しかったですね。

――白石島で過ごした中で印象的なことはありますか?

実は、島にはコンビニがないんです。スーパーマーケットやなんでも屋さんみたいなお店が一個だけあるんですけど、それも昼12時から開いて夕方6時くらいには閉まっちゃうんです。だから営業時間と撮影が被らずにそのお店に行ける日は幸せでした。音も光もほとんどなくて、都会に戻ると音や光が強く感じてしまう、島の子みたいな感覚になっちゃうくらい穏やかでしたし、夜にスタッフのみなさん含めてごはんを食べたりして、いい意味で仕事じゃない時間がありました。これまでコロナ禍で仕事だけで会うということが多かったので、そういう場でみなさんと他愛もない話をできたのが個人的には嬉しかったですね。

――今回はリゾートバイトがテーマになっていましたが、藤原さんがやってみたいアルバイトはありますか?

レストランの厨房です。料理を作れるようになりたいなと思っていて、普段から作っているんですけど、ビシバシとプロの方に鍛えてもらいながらやったらすごくうまくなれそうでいいなと思います。

――何系の料理がいいですか?

最初はイタリアンですかね。ただ白い服を着て、銀色の無骨なフライパンを持ってみたいというだけなんですけど(笑)。あと自炊ではパスタをよく作っていて極めているんです。そこからさらに奥深そうな日本食に行くのも面白そうですね。

藤原大祐さんから学生のみなさんに手書きのメッセージ!

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PROFILE

藤原大祐

2003年10月5日生まれ。東京都出身。2019年より芸能活動をスタート。翌年にはドラマ「中3、冬、逃亡中。」、「おじさんはカワイイものがお好き。」、「恋する母たち」にレギュラーで出演。主な出演作に「神様のえこひいき」(初主演)、「純愛ディソナンス」、「忍者に結婚は難しい」、映画『追想ジャーニー』(主演)、映画『モエカレはオレンジ色』、「転職の魔王様」などがある。また2023年10月4日にはミュージシャン・シンガーソングライター「TiU(ティーユー)」として、1st EP『SHOW TiME』でメジャーデビューを果たした。

映画『リゾートバイト』2023年10月20日(金)
グランドシネマサンシャイン 池袋、イオンシネマほか全国公開

大学に通う内田桜(伊原六花)は引っ込み思案の性格でなかなか周りに溶けこめない生活を送っていた。幼馴染で同じ大学に通う真中聡(藤原大祐)は、そんな桜を気分転換のために同じく幼馴染の華村希美(秋田汐梨)と共に、旅行を兼ねてとある島にある旅館のリゾートバイトに誘う。
桜たちが働くことになった旅館は夫婦とフリーターの岩崎で営んでいたが、旅館の主人・健介(坪内守)が足を怪我したことで急遽桜たちをバイトとして雇ったのだった。本格的なシーズン前でもあり、十分な休憩時間があった桜たちはリゾート地を楽しむことができ、その中で桜も自然と笑顔を取り戻してゆく。そんなある日、桜は女将の真樹子(佐伯日菜子)が毎晩、深夜にひっそりと廊下を歩き、食事を運んでいる姿を目撃し、言い知れぬ不安を抱く。それから数日後、朝食時にフリーターの岩崎(松浦祐也)から桜たちは肝試しを提案される。この誘いが後戻りできない恐怖体験の始まりだった。

出演:伊原六花
   藤原大祐 秋田汐梨 / 松浦祐也 坪内守 / 佐伯日菜子
   梶原 善
監督:永江二朗 
企画/制作:キャンター 配給:イオンエンターテイメント
製作:映画「リゾートバイト」製作委員会
©2023「リゾートバイト」製作委員会

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取材・文/東海林その子
撮影/三橋優美子

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食べることと寝ることが大好き。休みの日は家にこもって、ひたすら映画やドラマを見たり、漫画や雑誌を読むのが幸せ。

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