第一三共のグローバル展開を支える。 組織のグローバル化を推進する人事のお仕事とは?

ヒット商品やサービスを手掛ける企業のキーマンにお話しを伺う企画「#お仕事図鑑」。
今回は「第一三共」で働く先輩社会人にインタビュー。革新的医薬品で多様な医療ニーズに応える第一三共の人事部で社内研修の企画や運営に携わる守屋さんに、具体的なお仕事のこと、業務に必要なスキルなど、仕事にまつわる様々なお話を伺いました!
PROFILE
守屋 真衣
グローバル共有人事施策のプロジェクト管理業務(新人事評価制度、人材マネジメント理念のプロジェクトを担当)、One DS Cultureの推進、海外幹部の雇用管理などを担当。
――自己紹介をお願いします。
守屋真衣と申します。2020年の10月に新卒で入社し、現在3年目となります。人事部の人材開発グループで、主に社内研修の企画運営や、インクルージョン&ダイバーシティの推進などを行っていました。その後異動となり、2023年4月からグローバルHR(GHR) 企画グループに所属をしております。
――現在のグローバルHRのお仕事について、具体的なお仕事内容を教えてください。
現在第一三共では、2025年度目標「がんに強みを持つ先進的グローバル創薬企業」を目指し、グローバルな事業展開を推進しています。
事業をグローバル展開していくため、組織のグローバル化を推進サポートする業務が人事には数多くあり、GHR企画グループでは、様々なグローバルプロジェクトを管理、推進しています。
例えば、現在進めている新しい人事評価制度のプロジェクト管理などです。また、人事としてどのような考えをグローバル共通で持つべきか、共通の指針となるようなグローバル人材マネジメント理念の再構築プロジェクト管理も行っています。
海外グループ会社との窓口も担当したり、日本、アメリカ、ヨーロッパ各局のグローバル人事リーダーたちとの大きなミーティング『グローバルHRリーダーシップチームミーティング』があり、その事務局の仕事をしたりもしています。
――ありがとうございます。前に携わられていた人材開発のお仕事についても教えてください。
主に採用チームと育成チームの二つ分かれていて、私は育成チームに所属していました。グローバルスキル研修と言って、英語だけではなく、異文化理解やグローバルで仕事をして行く上で必要なスキルを習得することができる研修や、若手・中堅・シニアと段階を分けて行うリーダーシップ研修なども企画していました。
あとは冒頭で述べたインクルージョン&ダイバーシティに関するグローバルチームにも参加していました。多様な人と一緒に仕事をして、成果を出してイノベーション創出を推進していくために、インクルージョン&ダイバーシティに関する様々な企画をグローバルメンバーで企画、推進していました。
――一日の大まかなスケジュール感を教えてください。
一日のスケジュールは日によって様々です。フレックス制でコアタイムもありませんので、本当に一人一人個人の働き方も様々ですね。私は朝方なので、朝早くから仕事を始める事が多いです。
7時半から始める時もあれば、前日遅くまで仕事をした時は、次の日は10時ぐらいから始める事もあります。働き方が自由で、すごく働きやすいと思っています。
グローバルHRの仕事では日本、アメリカ、ヨーロッパのメンバーとミーティングすることが多いです。その時は日本時間の20時半、21時以降のミーティングになりますので、ミーティングまでの時間、例えば17時半から20時半ぐらいまではプライベートな時間を過ごして、8時半ぐらいから仕事に戻ってミーティングに入る、という流れですね。
週に2、3回ミーティングが入りますが、日中の時間帯に仕事から一旦離れる時間を設けるなど、自分の中で時間管理をしながら仕事をしています。
――お仕事をしている中で、心がときめく瞬間やワクワクする瞬間があれば教えてください。
グローバルな仕事をしたい、という気持ちが就活生の時から強かったので、グローバルなメンバーと仕事ができるのはワクワクしています。若手の頃から海外出張の機会もあり、オンラインで話をしていたメンバーと実際に会えたときはすごくワクワクしましたし、この仕事の魅力だなと思っています。
若手のうちからグローバルで働きたい、活躍したいという方には、すごく魅力な職場かなと思っています。
人事はもちろん、コーポレートで働いていますと、どんな仕事も経営との連動がすごく重要になってきますので、経営に近いところで仕事ができるというのも一つ魅力かなと思っています。
――お仕事の中で、苦手なことや難しいと感じることを教えてください。
エクセルの操作や資料作成などは学生の時あまりしていなかったので、社会人になってから特にエクセルの操作には苦労しました。あとはビジネス英語も難しいなぁと感じることがあるので、勉強しながら仕事をしています。あとはグローバルで仕事をするにあたって、アメリカ、ヨーロッパ、日本の意見をしっかり聞きながら、どこに落としどころを持って行くか、中立の立場でプロジェクトを円滑に進めていくことが、日々すごく難しいなと感じています。
ビジネススキルや英語は自己研鑽もしていますが、社内研修がすごく充実しているので、学ぶ環境が整っているなと感じます。グローバルでプロジェクトを円滑に進めていく上では、人間関係がすごく大事かなと思っているので、いろんなメンバーと1on1の機会を設けて、お互いを知っていくことを心がけています。
――スキル面の不安は研修制度を活用して解決ができそうですね。
そうですね。会社に入ってからわからないことの方が多いと思いますが、それは仕事をしながら、研修制度も利用しながら研鑽していけると思います。
――グローバル関連のお仕事や、人材開発のお仕事に必要なスキルと向いている人の特徴があれば教えてください。
英語は必須かなと思っています。人事だけではなくコーポレートのどの部署であってもグローバルな業務はあると思いますし、英語のスキルを身につけることで、できることや任せていただけることの幅も広がると思います。日々業務を調整をしていく、スケジュール管理能力もすごく大事かなと思います。
あとは、ロジカルシンキングやコミュニケーション力ですね。これはどの部署であろうと凄く大事なスキルかなと思います。
――仕事のこだわりやマイルールがあれば教えてください。
日々大事にしているのは、仕事って自分のやりたいことだけできるものではなくて、ちょっと嫌だなと思うこともありますが、その中でいかにやりがいだとか、楽しさを見つけるかというのがすごく大事だと思っていますし、
仕事のタスクがたくさんある中で、今重要なことは何か、どれを優先すべきか、重要度や優先度を整理しながら仕事をすることも心掛けています。
あとは仕事もプライベートもどちらも充実させたいと思っているので、メリハリをつけて仕事をするようにしています。
――今までお仕事をしてきた中で、失敗や挫折した経験はありますか?
入社した当初、研修の企画を上司に提案する機会があったんですが、「目的やゴールは何ですか?」と質問された際に答えられず、深く考えられなかったなと少し落ち込んだ時はありました。
それ以降、提案をするときはこれをやる目的は何なのか、どのような現状で、ゴールは何なのか、そのために何をしなければいけないのか、ロジカルに物事を整理して提案することを日々意識するようになりました。
――第一三共に入社した決め手を教えてください。
学生時代に専攻していたのがメディアコミュニケーションの分野なので、製薬業界には目を向けていませんでした。就活を始めたタイミングでたまたま第一三共の会社説明会に参加し、そこで、新薬を作ることでどれだけの人が救えるか、患者さんだけでなく、その家族の希望の光にもなる、そういったものを作る会社だというお話しを聞き、すごく感銘を受けて興味を持ち始めました。
色々と調べているうちに、第一三共はこれからグローバル化を目指しているということを知りました。自分自身がグローバルで働きたいという気持ちがあったので、それが一つ理由ではありましたし、第一三共の社員の方々とお話しする機会があり、人の魅力にもすごく惹かれたというのも大きいです。
皆さんそれぞれ情熱を持って、そして楽しんで仕事をされていて、すごく輪を大事にされているというか、仲間を、人を大事にしながら仕事をされているなと感じました。ビジネスと人の魅力、どちらにも惹かれて入社を決めました。
――入社前に感じた魅力や雰囲気は、入社後も変わりませんでしたか?それともギャップがありましたか?
入社前に持っていた印象は今も変わっていなくて、本当に素敵な人達ばかりですね。年齢も国籍も様々ですが、お互いサポートし合いながら仕事を進めていて、すごく楽しみながら仕事ができています。あとは皆さんそれぞれプライベートも大事にされている方が多い印象ですね。
ーー学生時代に身に着けたことで、お仕事に役立っていることがあれば教えてください。
英語のスキルはもちろんですが、留学経験から得た『異文化を理解する能力』というのが、ビジネスの中で活かされていると思っています。例えば、日本の文化だと、はっきり言わなくてもなんとなく相手が理解してくれる時がありますが、欧米の方の場合、自分の中では相手が理解していると思っていても、実は相手が理解しておらず、コミュニケーションが上手くいかない。ということがありますので、異文化コミュニケーション、異文化理解力というのは学生時代の留学経験が役に立っています。
――現在課題に感じていることや、今後の展望を教えてください。
学生の頃イメージしていた人事のお仕事は、採用担当というイメージがすごく強かったんですが、実際に人事部に入ってみると本当に幅広くて、採用や育成、労務関係、グローバル人事の仕事など、まだまだこれから経験を積んでいきたいと考えています。
例えば今、グローバルのプロジェクトに携わっていますが、まだ日本の評価制度、等級制度に関する経験が浅く、なかなか議論に追いついていないところもあります。ですので、一度国内の人事制度評価に携わり、経験を積んでいきたいと思っています。
――学生に向けてのメッセージをお願いしてもよろしいですか?
学生時代はアルバイトやサークル、興味のあることにはとことん挑戦してきました。その経験の中で自分の強みを自覚することもできましたし、それが就活にも繋がったと思っているので、自分の視野を広げる為にも興味のある事は色々挑戦するのがいいかなと思います。
あとはどの仕事をするというよりも、誰と仕事をするかというのがすごく大事だと思っているので、ぜひ視野を広げながら、いろんな人と会って、自分の強みを見つけながら学生生活も就活も楽しんでいただければと思います。
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取材:清水 碧
編集:学生の窓口編集部
取材協力:第一三共株式会社




























