デンマークに語学と文化を学ぶために7カ月間の留学をしている、めばえさんのリアルな留学ライフをレポート!~基本情報編~ マイナビ学生の窓口『study abroad report』

編集部:ろみ

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これから海外留学をする方、検討している方に向けて留学先のリアルな情報をお届けする『study abroad report』

今回はデンマークへ留学中の大学生めばえさんから情報をレポートしていただきました。本記事ではめばえさんの留学に関する基本情報をお届け。どんな風に留学先を決めたのか?実際の生活スタイルは?などなど、留学前に知っておくとタメになるリアルな内容となっています。

レポートしてくれるのはこの人

めばえさん

語学を上達させることと、デンマークの文化を学ぶためにデンマークの「Grundtvigs Højskole」へ留学中の大学生(大阪大学に在学中)。 滞在期間は2023年5月~12月の7カ月間。最初の3カ月はホームステイ、その後は学校の寮に住んでいる。
Instagram:@mks_liv_i _dk

留学先を知ったきっかけ、留学を決めたタイミング

ーいつ、どうやって留学先を選んだの?

留学をすること自体は高校生のころから決めていたのですが、具体的に留学のことを決めたのは2年の後期から3年の前期にかけてです。留学したい学校や受け入れ先にメールを送る等の留学準備も、この時期に行いました。

留学する時期については、3年の後期から休学するパターンが多かったのですが、私は大学の部活動を引退まで続けたいと思ったため、その時期は日本に残って、3回生を終わらせてから休学することを選びました。

私は2つの違う場所で留学することになったのですが、まず前半のホームステイは“workaway”という形を取ってしました。これはボランティアとして家族のお手伝いをする代わりに、無料でそのお家にステイさせてもらうというシステムで、現地の人と深い関係を築くことができると考えたことと、費用面での負担を抑えられることを考え、これを選びました。

後半の学校は、“フォルケホイスコーレ”という北欧独自の教育機関で、義務教育に関わる教育機関とは関係のない、自分の興味のあることを学ぶために作られた学校に通っています。この学校は全寮制で、18歳以上なら誰でも入ることができるのが特徴です。こういった形態の教育機関があることを大学で知り、WEBサイトを通して、今いる学校に留学することを決めました。ここで私は写真や陶芸、音楽などの授業を選択しつつ語学に励んでいます。

学校によっては留学生が多い所もあるのですが、私のところは全校生徒120人で留学生9人(ノルウェー3人、アイスランド5人、日本1人)でかなり留学生が少ないです。授業はすべてデンマーク語で、授業以外でもすべてデンマーク語で生活しています。

留学先での生活について

1日の過ごし方~授業がある日編~

1日の過ごし方~授業がない日編~

滞在先の生活環境

ー住環境について詳しく教えてください。

洗濯は、学校の設備があるのですが、1回20クローネ(約420円)かかります。なので下着類や小さな衣類は基本的に週に2,3回手洗いをして、洗濯機で洗うのはズボンなど手洗いが大変なものだけにしています。 

また、ホームステイでも学校の寮でも、「お風呂に入る=シャワーを浴びる」ということなので浴槽はありません。シャンプー類は、日本とは水質が違うので日本のものだと泡立たなかったり、満足に使えなかったりすることがあると聞いたことがあったので持ってこず、現地で購入しました。特にこだわりがなければスーツケースの重量も抑えられるので現地で買うのが良いのではないかと思います。

ー持って行って役立ったものは何ですか?

・折り畳める洗面器(100均で購入したもの):寮生活で洗濯はお金がかかるので、ちょっとしたものを手洗いするのに持っていてとても便利だと感じています。

・小さめの歯ブラシ:私は小さめの歯ブラシが好きなのですがデンマークで売られているものはとても大きくて合わないので、日本から持ってきてよかったなと思いました。

ーネット環境を整えるためにどんなツールを使ったり対策をしていますか?

スマートフォンは、現地でsimカードを購入して使っています。ただ最初に空港で購入した格安simは、天気や場所に左右されて接続が不安定だったので、現地の携帯ショップに行って新たなものを購入しました。1カ月ごとに新たなデータを購入していくシステムです。

ー生活で困ったことはどんなことですか?

ティッシュペーパーがないことに少し困りました。ステイ先の家になく、ホストファミリーが使っているのも見たことがなく、私が見つけられていないだけなのか売っているのも見たことがないです。トイレットペーパーで代用可能ではあるので私はすぐにそうしましたが、ごわごわしているので肌が心配であればティッシュペーパーはたくさん持っていくのが良いかもしれません。

ー生活で困ったとき相談する場所・人はいる?(どんな人に相談している?)

ホームステイ中はホストファミリーに、今は学校の寮にいるので周りの先生や友達に相談しています。

留学をして自分自身が一番変わったところ

ー留学をして一番変わったところや、成長したと思うことは何ですか?

日本にいたころは、服を選ぶときにかなり人の目を気にして選んでいたように思います。例えばこのブラウスは首元が空きすぎているだろうか、これを見た人は何と思うだろうかなど、服を選ぶときにそんな風に考えるのが当たり前でした。

ですがこちらでは本当にみんなが様々な服装をしているのが当たり前です。みんな自分のスタイルに満足しているように見えたので、徐々に“自分がその服を好きなら周りの目は問題ない!”と考えるようになりました。これは自分にとってとてもポジティブな変化で、そう思えるようになったことをうれしく感じています。

滞在先で気を付けた方が良いこと

ー留学先で自分の身を守るために気を付けていることはありますか?

日本では自転車と車は左側通行ですが、左側通行の国はまれで世界の大多数の国は右側通行です。デンマークでもそうで、日本とは逆なのでうっかり間違えないように気を付けましょう。

これから留学をする学生のみなさんに伝えたいこと

少しでも留学に興味があるのなら、ぜひチャレンジすることをお勧めしたいです。なぜなら私は、実際に留学をして後悔したことが一度もないからです!もちろん大変なことはありますが、それを打ち消すくらいたくさんの発見と喜びがあります。

また、日本にいたころに違和感を持ったり馴染めなかったりしたことがあったとしても、違う国で違う価値観に触れ、そこで自分に合う考え方を見つけることもできます。自分の国で当然のことが他の国で必ずしもそうではない、というのは誰もが聞いたことがあると思いますが、実際にどう違うのかを知っているか知っていないかではまた大きな違いがあると思います。

少しでも違う世界に興味があるのなら、ぜひそれを自分の目で見に行ってください。自分に合った留学方法も必ず見つかると思います。大学の相談窓口やインターネットなどでいろんな情報を集め、自分に合ったベストな留学方法を見つけてみてください。

文・写真:めばえ
編集:マイナビ学生の窓口編集部 ろみ

編集部:ろみ

編集部:ろみ

学生時代はスペイン語専攻。南米アルゼンチンに留学していたラテン系関西人。好きなものは海外の音楽・映像鑑賞とお酒です。ママになり、最近は子供が寝た後に海外ドラマや韓流ドラマを見るのが息抜きです。素敵な言葉や音楽、映像などのコンテンツは、自分自身を助け、励まし、成長させてくれるものだと思います。読者のみなさんに素敵なコンテンツに出会える機会をたくさんお届けしたいという想いで仕事をしています。

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