内定解体新書for凡人学生(30)本気で内定を取りたい凡人学生の合同企業説明会の心得~前編~
前回でも触れましたが、凡人学生にとって大切なことなのでもう一度、書きます。
合説を通して本気で内定が欲しいなら「参加するだけ」はやめましょう。
就活が佳境を迎える頃に、きっと後悔します。
いえ、チャンスを逃していたことにも気付けないので、後悔すらできません。
参加するだけなら誰でもできます。誰でもできることをやっていて内定が降ってくると思っていたら大間違いです。ここから内定を解体します。
■合説で手に入れられる成果
凡人学生に必要なのは、「他人と違う一歩を踏み出す勇気」です。
他の就活生が受動的に合説に参加しているところで、確実に成果をもぎ取るための行動をしなければなりません。
ポイントは
「他人とは違う情報を手に入れること」
「企業側に個人として認識されること」
です。特に後者ができない限りはどの角度から見ても「その他大勢の就活生」なので、合説への参加が有利に働くことはありません。
■無能の事例
著作にも書きましたが、僕が実践していたのは
「最前列を陣取って物凄く興味がありげに説明を聞き、説明終了後に人事に事前にホームページを見て用意してきた質問をぶつけつつ、最終的には名刺をもらって帰宅後に御礼のメールをする」
です。
ここまでやれば、確実にその人事はこちらを個人として認識し、かつ、「自社に興味をもって積極的に行動してくる就活生」として映らせることができます。さらに「公開されていない情報」を手に入れる可能性もあります。
(通常の説明会と同じように質問コーナーで質問していることは前提です)