クリエイティブな人は「メンタル」が不安定という印象は実は逆!?『なぜ、クリエイティブな人はメンタルが強いのか？』小さなクリエイティビティを発揮してメンタルを強化する具体的方法を医学博士の起業家が提唱 #Z世代Pick

2023/08/17

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こんにちは！リリースピッカーのろみです。自身のメンタルケアをしたいと思っている学生さんや新社会人の方におすすめの書籍をご紹介。

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株式会社クロスメディア・パブリッシングより書籍『なぜ、クリエイティブな人はメンタルが強いのか？』が2023年8月11日に刊行された。
著者は「小さなクリエイティビティ（リトルC）」を発揮できれば、メンタル不調にならないと主張し、それを発揮する方法や、「仕事のやりがい」を高めるために起こす行動を、学術的エビデンスや自身の実践経験、そして著者の会社が自律神経などの生体情報をウェアラブルセンサで測定してきた経験をもとに解説している。

クリエイティブでいることができれば、メンタル不調にならない

「クリエイティブな人はメンタルが強い」というと、どう感じるでしょうか？

「クリエイティビティ」と聞くと、一部の天才だけのものであると思われがち。そして、天才のような変わり者たちは、「メンタル」が不安定だという印象を持たれることが少なくない。

そのため、クリエイティビティはメンタル不調につながると考えられてきた。

しかし、実は逆なのだという。

クリエイティブでいることができれば、メンタル不調にならないと著者は考えている。さらには、クリエイティブでいることができれば、働く喜びを実感し、人生を前向きに捉えられ、ひいてはウェルビーイング（幸福）につながると考えている。

ストレスやプレッシャーの多い時代ですが、どうしたらそれらに負けずに、仕事で成果を出し、プライベートも充実させられるのでしょう。その鍵を握るのが、メンタルマネジメントだ。

本書でいう「クリエイティビティ」とは、何もビッグアイデアを生み出すことだけではない。日々の決まった仕事にひと工夫を加えたり、人には気づかれないくらい些細な新しいアイデアを考えて実行してみたりすることも、立派なクリエイティビティだ。このような小さなクリエイティビティは、その気になれば誰もが実践できる。これを本書では「リトルＣ」と呼んでいる。

そして、クリエイティブな状態でいると、主体的な行動を取れるようになる。それが、メンタルヘルスを健全に保つ上でも、とても重要なのだ。

本書では、海外を中心とした信頼できる学術研究結果や、著者のこれまでの経験や知見、そして著者がこれまで解析してきた日常生活における自律神経などの生体データから判明したことも織り交ぜながら、「なぜ、クリエイティブな人はメンタルが強いのか？」という問いへの答えを紐解いていく。

本書の構成

序章：小さなクリエイティビティがメンタルの鍵になる

第1章：メンタル・リソースの充実(1) ポジティブ感情編

第2章：メンタル・リソースの充実(2) 活性度編

第3章：小さなクリエイティビティの実践

第4章：仕事のやりがいとクリエイティビティ

第5章：ウェルビーイングになる

著者略歴

板生研一（いたお・けんいち）

WINフロンティア株式会社代表取締役社長兼CEO

東京成徳大学経営学部特任教授。一橋大学法学部卒。東京大学大学院中退。英国ケンブリッジ大学経営大学院経営学修士（MBA）。順天堂大学大学院医学研究科博士課程修了。ソニー株式会社（現ソニーグループ）にてエレキ及びエンタメビジネスの商品企画や新規事業開発等に携わった後、2011年にWINフロンティア株式会社を創業。生体センシングによるヘルスケア事業、クリエイティブ・メンタルマネジメント事業に従事。