大切なのは恐れずチャレンジすること。お客様を第一に考え無印良品7店舗をマネジメントする先輩社員に、仕事の魅力や学生生活のアドバイスを聞いてみた!

「将来の“なりたい自分”がまだわからない」という悩みを抱えるみなさんに、いろんな企業で活躍する先輩たちの姿を通してロールモデルを見つけてもらう企画「#先輩ロールモデル」。
今回は無印良品を展開する【良品計画】で働く先輩社会人にインタビュー。
九州エリアで無印良品7店舗のマネジメントを担当している先輩社員に、仕事内容や学生時代に取り組んだことについてお話を伺いました!
2017年 新卒入社
営業本部販売部九州エリア福岡北東ブロックブロックマネージャー
無印良品のお店、合計7店舗の営業マネジメントを担当。
――自己紹介と今のお仕事について教えていただけますか?
株式会社良品計画で九州エリアのブロックマネージャーをしている和田美菜子です。営業本部販売部の九州エリア福岡北東ブロックで店舗のマネジメントをしています。現在、私は合計7店舗を管轄しています。
具体的な仕事内容としては、本部と現場(店舗)のパイプ役として店舗運営がしっかりできているのか社員の皆さんとコミュニケーションをとっています。
――具体的に、1日の過ごし方や動き方の詳細を教えていただけますか?
ブロックマネージャーに1番求められることは、店舗業績において成果を出すことです。また、売り上げ、利益を上げるということだけでなく、その店舗の社員の育成をするということも含まれます。店長の育成だけでなく、新入社員のみなさんが、しっかり店舗で仕事が出来ているかを見ながら日々コミュニケーションを取っています。
本部と現場をつなぐ役割をしているので、現場で起こっていることを本部に報告したり、逆に本部から出た指示などを現場に伝えたりしています。
1日の仕事内容は日によって違いますが、実際に店舗に足を運んで売場の様子を見たり、売り上げや店舗運営について店長や社員と話したりしています。
――これまでのお仕事で一番印象に残ったお仕事は何ですか?
入社1年目の時の盛大な失敗が一番印象に残っています。
当時、東京の店舗で働いていたのですが、お客様から配送日を変更してほしいというご依頼いただいていたのに、それを忘れてしまったんです。東京から静岡に引っ越しされるお客様で、引っ越し当日に無いと困るお布団やカーテンなど一式ご注文いただいていたのですが、引っ越し日に届かないことが分かり近隣の店舗から対象商品を集めて、直接持っていくという対応をしました。
電話で大変お怒りだったので“どうしよう…”と思いながらお客様のお宅に伺うと、そこには無印良品の商品がたくさんあって、お客様の商品に対する想いを直接うかがうことができました。“無印良品が好きで、商品を集めているんですよ!”と…。そして私も心から謝罪をし、お客様も許してくださいました。
ちょっとしたミスでお客様に迷惑をかけただけでなく、1日店舗を不在にしたため、他のスタッフのみなさんに迷惑をかけ、先輩社員や上司にも怒られて大変でしたが、この経験で失敗の先に起こることを想像しながら仕事をすることの大切さを学びました。
――失敗してしまうと落ち込んでしまったりすると思いますが、次に繋げられている点がすごいと思います。失敗した際、乗り越えるために工夫をされたことを教えていただけますか?
失敗したときだけではないのですが、いつもお客様のためになっているか、お客様を最優先に動けているかを1番に考えて行動しています。長く働いて仕事に慣れてしまうと、どうしてもお店の都合や自分のやりやすいように仕事を進めてしまいがちですが、“この仕事をすることでお客様は喜んでくださるか?”を第一に考えています。
失敗を乗り越えるための工夫ですが、失敗したこと自体にくよくよしないようにしています。失敗した際に先輩や上司からフィードバックを頂いて学ぶことも多いので、それを次に生かして自分自身の成長としてポジティブに捉えるようにしています。
――仕事で面白いと思う点や、やりがいに感じる点を教えてください。
昨年の春、店長として新しい店舗をオープンしたのですが、その時はとてもやりがいを感じました。新しい店舗をオープンするにあたって難しい点は正解が無いことです。無印良品は全国津々浦々にいろんな店舗がありますが、それぞれの店舗でその地域のお客様に合った品揃えやレイアウト、人の育成が必要になってきます。
私が携わった新店は、近くにまだ無印良品がない地域だったので、無印良品のファンを増やすにはどんなお店を作ればよいか、すべて自分たちで考えて形にしていきました。大変な仕事でしたが、オープンした際にお客様のワクワクした表情を見ることができ、とてもやりがいを感じました。
お客様がお店の中を周られて“無印良品ってこんなにたくさん商品があるんだ!”と言われている声を聞き、この地域のお客様に貢献できたのだと実感できました。
――現在はブロックマネージャーをされていて、直接お客様との接点がないと思いますが、今までの経験が役立っていると思うことはありますか?
ブロックマネージャーはずっと売場にいるわけではないのでお客様とのコミュニケーションは減っていますが、社員やスタッフを通してお客様の声を聞く機会があります。そしてお客様の対応をしてくれているスタッフの皆さんの成長を見られたときに、ブロックマネージャーとしてのやりがいを感じます。
以前、私がブロックマネージャーを務める店舗で入社4年目くらいの若手の店長が失敗で落ち込んでしまっていたことがあったのですが、“自分もこんな失敗をしながらやってきたよ”、“こういう時はこんな風にコミュニケーションをとるとうまくできるようになるよ”とアドバイスをしました。店舗で得た経験からアドバイスをすることで、スタッフが成長してくれたり、モチベーション高く働けている姿を見てうれしく思いました。
――良品計画ならではの強みや、働いていて魅力に感じる点は何でしょうか?
良品計画の強みは、製造小売業として商品の企画から製造、販売までを一貫して行っていることだと思います。店頭でお客様とコミュニケーションをとりながら、“この商品はもう少しこうだったら良いな”という声を反映していけますから。実際にお客様の声から生まれた商品や、改良された商品を店舗に並べて“こういう商品が欲しかったんだよね!”というお客様の声が聞けるのが魅力だと思います。
あとは、暮らしに必要なすべてが揃うので、多方面からお客様の暮らしを支える、役に立てるというのが強みかなと感じています。
――今までの経験を通して、良品計画で働くにはどんな人が向いていると思いますか?
良品計画には店舗で働く人以外にも商品の企画、流通、商品センターなどさまざまなお仕事をしている人がいます。どんな仕事にも共通しているのは、周りの人とのコミュニケーション能力、主体的に物事を考えて動く力、周りを巻き込める力がある人が向いていると思います。また、無印良品の魅力を多くの人に伝えたいという気持ちがある人も向いていると思います。
――社内の雰囲気で良いなと思う点は何ですか?
1番良いなと思う点は、職性を問わずにフラットに意見を出し合える雰囲気です。店舗だと店長、社員、パートナースタッフ、アルバイト、本部だと社長、役員、部長、課長…いろいろな職性の方がいますが、トップダウンではなく下からも意見が出しやすく、上の方もその意見を聞いてくれる雰囲気が良品計画全体にあると思います。
あと、若手社員でも手を上げたら挑戦できる環境があります。挑戦心がある人は経験やキャリアを問わず、挑戦させてもらえる雰囲気があるのが魅力に感じています。
――学生時代にやっていた活動や力を入れていたことは何ですか?
海外に興味があったので国際社会学のゼミに入っていました。社会調査実習にも行きました。実習では新潟県の米農家さんを訪れ、課題をヒアリングして解決に向けて意見を出し、市役所や農家、関連企業のみなさんの前でプレゼンをする機会がありました。
アルバイトは飲食店や塾講師のバイトなどいろいろやっていました。私はもともと人前で話すことがすごく苦手で、それを克服するために塾講師のバイトをしました。どうすればうまく伝えられるか、自分なりに研究しながら頑張っていました。
――学生時代の経験が今の仕事に役に立っていると思うことはありますか?
そうですね。先述の農家に伺った経験では、地域によってさまざまな課題があることを知りました。無印良品でも店舗をただ運営するだけでなく地域の課題解決も図っているので、学生時代の経験が役に立っていると思います。
思い切って色々なことにチャレンジしてみた経験も、今の仕事に役に立っていると思います。仕事では自分の力量を上回ることを課せられたりすることもありますが、それに対して心配や恐怖心をなくして取り組めているのは学生時代に色々なことにチャレンジした経験が活きているのかなと思います。
――“恐怖心をなくす”というところが和田さんのモットーである“何に対しても恐れない”というところにつながっているのですか?
私はメンタルが強い方なのですが、学生時代はできれば人前に出たくないと思っていました。ですが、大学卒業後の人生を考えるなかで自分がやりたいことを叶えるには、恐れないで挑戦することが大切だと思ったんです。
例えば、就活ではいろいろな企業の説明会に行ったり、2年生のときに思い切ってインターンに行ってみたり、海外のボランティアに参加してみたり、英語が全然話せないけれど大学の英語合宿に行ってみたり…。いろいろなことに挑戦したことで自分に対する新しい発見や、良いことがたくさんありました。
――良品計画に入社した決め手は何ですか?
良品計画では色々な仕事ができるのが魅力に感じました。また、海外が好きだったので、海外に携わるお仕事がいつかできたらいいなと思って、海外に店舗があり、商品を販売している良品計画に入社することに決めました。
あとは先に述べたように良品計画は製造小売業で、消費者だけでなく生産者のことも考えられて、両方の暮らしを豊かにできる商品を取り扱っているという点も決め手になりました。会社が利益を生むことで、お客様だけでなく生産者の方にも役に立っている会社だと知り、私もその一員になりたいなと思い入社を決めました。

――最後に大学生に対してのメッセージお願いしてもよろしいですか?
これから学校を卒業して仕事をするということで、いろいろ悩むと思います。その中で、自分の楽しめることを見つけられるかということはとても大切だと思っています。
仕事は自分のパフォーマンスによって対価をいただいているので、好きなことだけができるわけではないですが、苦手なことや難しいことがあっても楽しめる要素を自分で探せるかどうかで変わってくると思うからです。
就活でいろいろな企業のお話を聞いて、自分がどんな部分で楽しめそうか、どこにモチベーションを持てそうかなどを考えながら進めてみると、自分に合った企業を探し出せるのではないかと思います。 “入ってよかったな!”と思う要素がたくさんある企業に出会えるよう頑張っていただきたいなと思います。
開催予定の『お仕事図鑑・先輩ロールモデル』オンラインイベント
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✅2026年1月14日(水) 15:00~15:50
【キリン】「生活に近い研究がしたかった」キリンで研究職として働く先輩にオンラインOB・OG訪問開催! #先輩ロールモデル
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取材:清水碧
文:まえれな
編集:学生の窓口編集部
取材協力:株式会社良品計画


























