知らなければよかった?「慶應七伝説」
どんな大学にも語り継がれる都市伝説がありますが、慶應も例外ではなく、まことしやかに語られている不思議な伝説が存在します。恋愛にまつわるジンクス、単位取得を左右する呪縛など、あながち無視できない根拠を持つものも少なくないようです。
●その一 説得力のある「イチョウ伝説」
まずは日吉生にはおなじみの伝説から。正門を入ってすぐのイチョウ並木。秋には金色に染まり、ロマンチックな光景が広がるが、その時期までに恋人を見つけられなかったら、4年間恋人ができないというのが、日吉に伝わる「イチョウ伝説」。
「入学したての4~5月は、自分でも不思議なくらい、周りの人に声をかけて積極的に友だちをつくろうとしていたんですが、前期も終わり頃になると、それぞれコミュニティができあがって、それ以上あえて友だちを広げようとしなくなる雰囲気が出てきます。秋も深まってくると、なかなか知らない子には声をかけづらくなるのは事実。春の間にもう少し積極的に出ておけばなと後悔しています」(経済学部・2年男性)という証言も。1年の前期がチャンスであることは、間違いなさそうです。