学生時代のよさこい・留学経験で視野が広がった! パートナー営業を担当する先輩の仕事のマイルール【サイボウズ株式会社】

編集部:ぜんや

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「将来の“なりたい自分”がまだわからない」そんな悩みを抱えるみなさんに、さまざまな企業で活躍する先輩たちの姿を通して、ロールモデルを見つけてもらう企画「#先輩ロールモデル」。

今回はチームワークを支援するためのグループウェアを開発・提供しているサイボウズ株式会社で働く先輩社会人にインタビュー。営業本部でパートナー営業を担当している、神崎静香さんに、学生時代のお話や現在のお仕事について伺いました!

プロフィール:神崎静香
2020年新卒入社

入社後、営業本部でパートナー営業を担当。47都道府県ありとあらゆるお客様へサイボウズの製品を展開するため、パートナー企業の皆様とともに日々活動中。
学生時代編 よさこいサークル・留学で多様な文化・価値観を知る

――どのような学生時代を過ごしていましたか?

「やりたいことは全てやる」をモットーに、さまざまなことにチャレンジする学生生活でした。中でも特に力を入れていたのは、よさこいサークルの活動です。高校までは吹奏楽をしていたのですが、入学式でのサークル紹介でよさこいを披露されているのを見て「かっこいい!」と魅了されて。ただ踊るのではなくて、魂を込めながら踊る姿に惹かれ参加しました。

学業では社会学を勉強していました。三年生の秋から一年間休学し、アメリカのシアトルへ留学しています。現地で社会学を学びながら、日本とは違う価値観に触れ合えたのはいい経験になりました。

――特に力を入れていた「よさこい」を通して、どのようなことを学びましたか?

文化や価値観の違いです。私の大学は留学生が多い学校だったため、総勢百人いるよさこいチーム内にも何十か国からの留学生がいました。国が違うと当然文化や価値観が違うため、練習や日々のコミュニケーションで意識することがたくさんありました。

例えば、時間の価値観です。「13時集合」と伝えてもぴったり13時に集まることはないので(笑)30分余裕を持ってスケジュールを組み立てていましたね。その他にも、お酒が飲めない国の方や、食べ物の違いなど、さまざまな人たちがいるからこそ、個人の意見を尊重しながら作り上げる大切さを学びました。

――仕事で役立っている、学生時代の経験はありますか?

今、営業職をしているのですが、相手の意見を尊重しながら提案をしていく部分に、過去の経験が役立っていると感じています。営業でお客様とお話をさせていただいても、売上を上げることに重きを置いている方もいれば、従業員の働きやすさを重視している方もいます。

相手の気持ちを受け止めて、寄り添いながら提案をしていくところは、学生時代に広がった価値観や視野のおかげだと思います。

――就活前に「やっておいて良かった」と思うことがあれば教えてください。

積極的にチャレンジをしたことですね。経験が増えると、自分が「楽しいな」「これは苦手かも」と思うような感覚が把握できるようになります。私は学生時代に行ったことをノートに書き出して、楽しかった・苦手に感じた部分を整理していました。そうすることで、就活をするときの企業選びの判断基準になったと感じています。

――就活では、どのような職種を希望していたのでしょうか。

営業職を希望していました。企業説明会やインターンで出会った社員の方から「営業は社会を知れるよ」と聞き、興味があったからです。自社だけではなく、さまざまな会社を知り、人と関わっていく中で社会を知りたいと考えるようになりました。

――サイボウズに入社を決めた理由を教えてください。

一つは「人との関わりを大切にする会社」だと思ったからです。一次面接の面接官だった方が、二次面接のときにたまたま会場を通りかかって。そのときに私を覚えてくれていて「面接頑張ってね」と声をかけてくれたんです。また、面接も終始和やかな雰囲気で、相手と丁寧にコミュニケーションをとる印象でした。人を大切にしてくれる会社だと感じて惹かれましたね。

他には、全業種に使っていただけるソフトウェアメーカーであること。私は地方の田舎出身なのですが、地方と都心を比べたときの情報や機会の少なさに、自分自身の価値観が狭まっていたときがあったと感じています。加えて留学生との交流やアメリカ留学などを経て、「誰でも格差がなく使えること」が就活のキーワードにもなっていました。業種、職種に囚われずに使えるソフトウェア企業だったことも決め手となっています。

社会人編 パートナー営業を担当。相手の10%上をいく提案を!

――現在のお仕事内容を教えてください。

希望通り営業職に配属され、入社してから現在までパートナー営業を担当しています。パートナー営業は、お客様とサイボウズの間に販売店様が入る販売経路となっています。単純にお客様に製品の提案をするのではなく、販売店様が抱えているお客様に対してご提案をします。販売店様にサイボウズの製品を好きになってもらい、「うちのお客様に売りたい」と思ってもらえることが大きなミッションです。

――二年経過して、お仕事に対してどのように感じていますか?

かなり慣れてきました!最初は商談をするときに、相手からどのような質問が返ってくるのかが分からず緊張していましたね。企業の役員の方に提案をする機会も多いため、知識不足で製品に対して不安を感じさせないためにも、必死に勉強をしていました。

今は商談をしっかりと対応できるようになり、次のステージに進んでいると感じています。ただ商談をするのではなく、パートナーさんが「売りたい」と思ってもらえるような施策を提案しています。難しさを感じながら、日々チャレンジさせていただいていますね。

――お仕事のやりがいを教えてください。

製品を導入して「業務の効率化ができた」と言われると嬉しいですね。また「こんな使い方はできないの?」と質問をいただいたときに「できますよ!」とさらなる付加価値をご提案し、どんどんお客様の変化に関われるところに喜びを感じます。

――お仕事のマイルールを教えてください。

相手の期待の10%上をいくこと。「神崎さんに頼んだらここまでやってくれた」と、期待以上の返しができるように意識をしています。20〜30%やろうと思うと難しかったり、続かなかったりするので、まずは10%上乗せしようと考えていますね。

「この資料をください」と言われたときに、資料が必要な背景、どこでどのように使うのかまで想像し、参考になりそうな資料を合わせて添付したり、分かりやすくまとめたりしています。相手から信頼を得るのが営業では大切なので、「ここまでやってくれるんだ」と感じてもらえることで、次に繋がると思っています。

――どのような人が営業職に向いていると思いますか?

あくまでパートナー営業の視点でのお伝えにはなりますが……まずは製品が好きで広げたいと思っている人。取り扱っている製品が好きで、理念にも共感できているかは重要です。でないと、心から「この製品いいですよ!」とアピールができません。好きな製品があって、広めたいと思っている人にとっては向いていると思いますね。

他には、さまざまな人と関わるからこそ、コミュニケーションが苦ではない人。楽しいと感じられる人は向いていると思います。

プライベート編 見たもの・触れたものが会話のきっかけに繋がる

――プライベートの過ごし方が、お仕事に活きていると感じることはありますか?

テレビや映像コンテンツを見るのが好きで、視聴した内容は営業先でも話題のネタになっていますね(笑)。また、好きなポケモンのシールをPCに貼っていると「ポケモン好きなんですか?」と質問されることもあります。流行りのコンテンツをチェックしたり、自分の好きなものを素直に出したりしていると、コミュニケーションのきっかけになると感じます。

――ありがとうございます!最後に学生の皆さんへメッセージをお願いします。

私が面接で感じた通り、サイボウズは個人を尊重してくれる優しい雰囲気の会社です。誰かの意見を否定せずに柔軟に対応してくれるため、働きやすさがあると思います。就活は途中で心が折れそうになったり、大変だなと感じたりする場面も多いですが、自分のやりたいことや理想を全力で追いかけていただきたいですね!


文:田中青紗
編集:学生の窓口編集部
取材協力:サイボウズ株式会社

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活字中毒の中年編集者です。暇さえあれば本やウェブコンテンツを読み漁っています。 文章や言葉で読者を楽しませたり、悩みに寄り添い勇気づけられるよう、日々悪戦苦闘しながら言葉を紡いでいます。

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