勝負服、というより勝負靴の話。靴は消耗品だ。 私は長距離走をやっている。…|エッセイ企画「#Z世代の目線から」キーワード:勝負服

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エッセイキーワード:勝負服
エッセイタイトル:『レースシューズ』/著者:レモン さん

689文字/2分かからないくらいで読み終わります。

勝負服、というより勝負靴の話。靴は消耗品だ。
私は長距離走をやっている。
レースではスパイクはめったに履かない。
トラックレースでもロードレースでも同じ。
勝負靴を履くと気合が入る。
荷造りをしているときに、勝負靴を準備する。ユニフォームを準備する。その時点で少し気持ちが上がってくるのを感じる。
明日はこの特別な一足で勝負だ。
勝負と言っても1着2着を争うような感じではない。
組み分けによってはそうなることもあるが、同じように組の最下位を争うようなこともある。
自分の全力が出せるのか、調整はうまくいったか、上手なレース運びができるか、前よりも速くなったのか。1発勝負の中で確かめる。
勝負靴は、そんなレースの特別感をくれる大事なアイテムだ。
実際のところ、練習でベストタイムを更新することもある。
そんな時履いているのは、昔、勝負靴だったもの。
「まだまだやれるだぜ」そういう声が聞こえてくるような気がする。

勝負靴はなぜだろうか。だんだんと特別感を失っていく。
ある程度の回数なのか、ある程度の期間なのか、勝負靴の摩耗具合か、どこかのタイミングで勝負靴兼練習靴になっていき、ボロボロの練習靴となって役目を終える。
同じ靴を新しく買うこともある。
新しく勝負靴になった靴と、今まで勝負靴だったもの。
同じ靴なのに、気合の入り方も特別感も全然違う。
消耗品だからそういうものと言ってしまえばそれまでだが、使う頻度が増えるほど特別から日常になっていく。
特別はやはり特別なときに使うからこそ特別なもの。
「いつもの自分じゃないぞ」
そんな気合を入れて、勝負の場には向かいたい。


著者:レモン さん
学校・学年:早稲田大学 1年
著者コメント:勝負靴に限らず、その時は特別だったのにいつの間にか特別でなくなってしまうものって多いですよね。そんな不思議をまとめてみました。

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