【論文を見れるサイト6選】 入手方法・引用方法も解説!

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研究室やゼミに所属すると、論文発表会を行うことも多いでしょう。

また、授業によっては論文をたくさん読み込まなければ、良いレポートを作成することが困難なものもあります。

しかし、

「論文ってどうやって見つけるの?」

「皆はどうやって論文を読んでるの?」

といった疑問を抱える方も多いかもしれません。

そこでこの記事では、このような悩みを抱えている方向けに、論文を探す方法について説明します。

論文はどうやって入手する?

論文を手に入れる方法は、主に以下3つに分かれるでしょう。

  • ・教授からもらう
  • ・図書館に行く
  • ・論文検索サイトを見る

教授からもらう

教授から論文をもらえることが一番手っ取り早いです。

教授が論文を渡す意味としては、 「この論文を読んでほしい」という気持ちが込められているため、読んで間違いない論文と言えるでしょう。

なかには、読んでほしい論文を教授自ら手に入れて、生徒に渡すこともあります。

その場合は、ありがたく教授から受け取るようにしましょう。

しかし、どの教授もそのようにしてくれるとは限りません。

やはり、 自力で探す方法を身につけることが必要です。

図書館に行く

図書館に行き、論文を見つける方法もあります。

大学に附属している 図書館には大量の論文や、論文雑誌が保管されているはずです。

その中から読みたい論文を探す方法もあるでしょう。

しかし、図書館の場合、本に直接書き込むことができないため、読みたい論文をコピーしなければなりません。

その点において、図書館での論文探しは大変だと言えるでしょう。

論文検索サイトを見る

論文を探す方法で 最も効率的なのが、論文検索サイトです。

オンライン上で確認することができるため、大学内だけではなく家でも探すことができます。

論文検索サイトのメリットは、PDFでダウンロードできることです。

印刷して紙媒体で読むこともできますし、タブレットに表示させながら読むこともできます。

自分の 好きなスタイルで読むことができる点が、論文検索サイトの特徴だと言えるでしょう。

そのため、できる限り論文検索サイトを利用して論文を見つけられるようになった方が得です。

【おすすめ】論文検索サイト6選

ここでは、数ある論文検索サイトからおすすめのサイトを6つ紹介します。

論文検索サイトは数が多く、どれを使用すれば良いかわからなくなりがちです。

どれでも使えば良いわけではなく、 自分の読みたい論文のジャンルや言語など、読むスタイルに合わせて使いこなした方が良いでしょう。

そのため、厳選されたサイトのいくつかを巡回して使うことが、もっともおすすめできる使用方法です。

  • ・CiNii
  • ・PubMed
  • ・Google Scholar
  • ・J-STAGE
  • ・BASE
  • ・CORE

▼以下の記事も参考にしてください
論文データベースおすすめ5選 CiNii以外の論文サイトや使い方も解説

CiNii

CiNiIは、 日本の論文が多く掲載されている日本の論文検索サイトです。

論文検索サイトは他国が管理しているものが多く、英語でのインターフェースや検索方法に戸惑うことがありますが、CiNiiは日本語での掲載が特徴であり、使いやすさが魅力です。

PubMed

PubMedはアメリカが管理している論文検索サイトで、英語表記が一般的です。

PubMedには理系向けの論文が多く掲載されており、特に医学分野において詳しいです。医学関連の論文を探す場合には、PubMedを確認すれば見つけることができるはずです。

Google Scholar

Google Scholarは Googleアカウントを持っている方なら誰でも自由に閲覧できます。

Google Scholarは全分野、全言語の論文が掲載されており、多くの場合、Google Scholarで検索すれば目的の論文が見つかる可能性が高いでしょう。Googleは多くの人が日常生活でも使っているはずです。

Google Scholarの操作性は一般的なGoogleの検索エンジンと似ており、使い慣れている方にとっては馴染みやすいでしょう。文系の論文もGoogle Scholarで見つけることができるため、研究やレポート作成に役立ちます。まずはGoogle Scholarを利用してみて、必要な情報を探してみてください。

▼以下の記事も参考にしてください。

Google Scholarの使い方 グーグルスカラーの登録方法や探し方を解説

J-STAGE

J-STAGEは、 日本から発信される科学情報の論文を掲載しているサイトです。

科学には自然科学のほかに人間科学など、さまざまな分野が含まれています。

CiNiiと同様に日本のサイトですが、 J-STAGEのはトップページに多くの論文のピックアップページを設けており、使いやすさや情報の閲覧性に優れています。

一方、CiNiiは検索窓のみというシンプルな仕様のため、好みが分かれる部分かもしれません。

シンプルに検索だけをしたい方はCiNiiが適していますが、情報を広く確認したいと考える方はJ-STAGEを使うと良いでしょう。

BASE

BASEとは、ドイツが管理している検索サイトです。

数千にわたる学術機関から、あらゆる論文を管理できます。

一つのサイトだけで、多くの機関に保管されている論文を閲覧したい方は、BASEを使用することをおすすめします。

CORE

COREも、BASEと同様の使い方ができる検索サイトです。

COREの場合、バグや仕様ミスが少なく、全文を容易に読むことができる点において、おすすめできます。

論文検索サイトで論文を見つける方法

論文検索サイトを使用して 論文を見つけるには、まずキーワードを決めましょう

論文を知っている場合はタイトルを検索することもできますが、ほとんどの場合は内容やテーマで論文を探します。

そのため、自身が求めている内容に近い論文を見つけるために、一番重要なキーワードを慎重に選択しましょう。

例えば、「〇〇が△△に与える機能を知りたい」という場合は、「〇〇」と「△△」などのキーワードを組み合わせて検索すると、関連する論文を見つけやすくなります。

文章ではなく、 キーワードで論文を検索することで、効率的に目的の論文を見つけることができますよ。

読んだ論文はどうやって引用する?

探した論文を読んだあと、実際にレポートや卒業論文で引用したことを記載しなければなりません。

引用には以下2つの手法がありますので、適切に使い分けましょう。

  • ・直接引用
  • ・間接引用

直接引用

直接引用とは、引用したい論文の文章を、 一字一句間違えずに論文に掲載する引用方法です。

文章全体を引用するわけではなく、ある文章をピックアップして引用することができます。

文系のレポートや論文の場合は、直接引用を使うことが多いでしょう。

一方、理系の場合は、実験結果や考察を参考にすることが多いため、文章すべてを掲載する必要はありません。

間接引用

文章すべてを引用しなくても良い場合は、 こちらで意訳して論文に掲載する間接引用を使うと良いです。

特に理系は、参考にした部分を載せる場合、直接引用だと実験手法から結果まですべてを掲載しなければなりません。

しかし、どういった結果が出たのかを伝えるだけで十分であるため、間接引用を利用することをおすすめします。

論文検索サイトで論文を探して執筆内容を決めよう!

論文検索サイトは数が多く、どれを使えば良いかわからなくなる方も多いでしょう。

どれか一つでも使えるようにしておけば、問題なく論文を見つけることができます。

論文検索サイトは使い方が似ていますが、それぞれのサイトには独自の特徴や操作性があります。 まずは複数のサイトを試してみて、自分に合ったサイトを見つけていきましょう。

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