ガチャガチャ好きからひとひねりの発想がグッド!|テーマは”ガチャ”の川柳コンテスト優秀賞受賞 わさびっちょさんインタビュー

編集部:ベッシー

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学期末 試験日被り 春恨む

これは、6月に実施した「川柳コンテスト~#大学生の目線から~」で優秀作品賞を受賞した、わさびっちょ さんの一句。 試験日のことを考えずに履修を組んで、試験日の偏りに泣かされる勉強漬けの日々は、思い当たる人も多いのでは?

今回は、そんな句を作ってくれた作者のわさびっちょさんへ受賞者インタビューを実施!

早稲田大学の大学院で勉強中とのことですが、「院生も試験って多いのかな?」なんてことも気になりますし、いい川柳を生み出すコツなども聞いていきたいですね。

→川柳コンテスト6月の総評結果はこちら

インタビュー

――受賞おめでとうございます。

ありがとうございます!「まさか選んでいただけるとは!」という感じで嬉しかったです。

――川柳は普段から作ることがあるのでしょうか?

いや、ぜんぜんなくて。今回がはじめてでした。

マイナビ学生の窓口はちょいちょい見るようにしてるんですよ。
少しでもお得に過ごしたいっていうのがモットーにあるので、プレゼントやお得な情報をよく見ています。笑

今回のコンテストの件は、そうやって情報が流れてきたときに「写真は最近撮ってないし、エッセイなんて書けないし、川柳だったら気軽かな」と思って、応募してみました。

一番は書きやすいってことですね。5・7・5の形に当てはめさえすればいいのかなって思いって、ほかの二つに比べてやりやすいなと思いました。

――今回のキーワードは「ガチャ」でしたが、どんな風に考えて作品を作ったんでしょうか?

「ガチャって?」って思ったときに、ちょっとおもしろさを狙ってるのかなって思いましたし、自分もちょっとふざけたいような気持がありました。そのときに身の回りにどんな「ガチャ」があるか思い浮かべていったら、自分はガチャガチャが好きでけっこうやっていたのと、教育学部なので親ガチャとかもよく聞く。そこからの派生でいろいろ考えて行ったら、「試験ガチャ」を思いついてあの川柳が誕生したって感じです。

試験日が近づいていたのもあって思い浮かびやすかったのかも。

――教育学部の授業で「親ガチャ」って触れるんですね。

ちょこちょこ授業で出ますね。最近の家庭教育の実態とかの話をしてると、「親ガチャが外れたってどう思う?」とか、そういう話をときどきしています。

――ちなみに試験は無事突破されましたか?

実は院生ってそもそも試験がほとんどないので、学部時代を思い出して書きました。3年のときはコロナが広がりだしたときで学校もバタバタだったので、試験に追われていたのは1,2年のころの思い出です。

――当時は、どんな学生生活を過ごされていたんですか?

僕はフラッシュモブのサークルに入っていて、中心メンバーとして頑張っていました。 フラッシュモブサークルは、早稲田が一番初めにできたサークルらしく、規模も2,300人くらいいるガチなサークルなんですよ。

――コロナでは活動自粛など大変だったのではないでしょうか?

それはもう。笑
僕が3年生のときが幹部・運営代だったんですけど、文化祭とかでの1,2回くらいしか活動できなかったです。もう後輩の代になっていますが、最近は活動できてるような話も聞くので一安心しています。

自分が入っていたっていう思い入れもあるので、なんとか続いていってほしいなと思います。

――わさびっちょさん自身はコロナの広がりを受けて何か変化はありましたか?

コロナの前はサークル活動を頑張っていて、将来のこととか考えてなかったんですけど、コロナが広がってサークルができなくなりました。そのとき、勉強する時間がたっぷりあった時期だったので、今まで使っていた教科書を全部読みなおしたんですよ。全部。

そうしていたら、もともと僕が大学に入るときに、教育について学びたいって思って大学を選んだことを思い出してきて、「そういえば教育に興味あったな」と

1,2年がサークル活動ばっかりで遊んで過ごしていたので、あんまり勉強してこなかったことにちょっと後悔が生まれたんです。そのときにはじめて進学って選択肢が出てきました。

――そこからは就活ではなく、院進に向かってという感じでしょうか?

周りは就職するって流れでしたし、文系は大学院行くと就職不利だって話とかも言われてもいたので、一旦就活もしてみて、内定も何社からかいただくことができました。

ただ、内定をもらい出した4年生のはじめくらいの時期、このタイミングで社会に出て働くということに「なんか違うな」って感じてもいて、、、自分の中でやりたいことも正直あまり決まっていない中だったので、だったら一旦、1,2年生の分を取り返すって意味でも、2年間ちゃんと勉強をしたうえで自分が何をしたいのか見つけ出したいなって思いが強くなっていったんです。

ゼミの先生が将来のことについてちゃんと相談にのってくれる先生だったので、「そういう選択肢として院に行くのはいいと思うよ」って言ってくださって、それで進学することにしました。

――教員になる選択肢はあるんですか?

一応教員免許は持っていて、教師にはなれますし、教育実習言ったらめちゃくちゃ楽しかったので教師になろうかなってのは思いました。ただ、なってもいいかなとは思ったんですが、「これが一番か?」ってひっかかりがあって、そのときは教師を第一には目指さなかったです。

それで、最近やっとやりたいことができたかなって感じがあります。

――やりたいことについて、お伺いしてもよろしいでしょうか?

今の段階では文部科学省で勤めたいって言うのが自分の中で固まりつつあって、それに向けて勉強しています。今、大学院では「教育とはなんですか?」という哲学的な部分や、国の制度とかにも直結する「カリキュラム」などについても研究してるので、それを直接生かせる場所として、文部科学省を一番に考えて、国家公務員試験に向けて勉強しています。

あと、教育学修士って教員免許のレベルも上がるので、お得に教員になりやすくなるのは安心材料です。なので、国家公務員って難しい道だと思うんですけど、今はそれに向けて全振りできています。

あとは、修士の研究が大変なのでそれにひぃひぃはぁはぁで、「夏休みってあるのかな?」って思いながら頑張っています。笑

――夏休みの楽しい予定はありますか?

長岡の花火大会のチケットが当たったので行ってきます! あとちょこちょこ旅行に行く計画はあるので、それを楽しみに頑張ろうって感じです。

――そうですか、良い夏休みをお過ごしください!

終わりに

「お得に過ごしたい」をモットーに、気軽に応募したら優秀作品賞に選ばれたわさびっちょさん。
川柳の話題からはちょっと脱線しすぎてしまったかもしれませんが、学部生の方の参考になる話も多かったのではないでしょうか?

川柳をはじめ、コンテスト「#大学生の目線から」は、今の大学生がどんな風に過ごしているか、どんなことを考えているのか、たくさん教えてほしいなと思ってはじめた企画です。
今もプチリニューアルして企画名「#Z世代の目線から」になって運営中。

作品としてのクオリティも大事ですが、「今の学生っぽい目の付け所」が評価ポイント。「やったことないし」って人も、今回のわさびっちょさんのように「お得」目当てでOK!
気軽な応募待ってます!

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9月もコンテスト実施中!
川柳だけじゃなくフォト・エッセイも応募しちゃおう!

応募・詳細は画像をクリック!

編集部:ベッシー

編集部:ベッシー

昔ながらの大学生活でイメージされるような大学生活を謳歌し、就職活動はちゃんとやらず、社会人のスタートではつまづき、いろんな会社を転職しながらキャリアビルド。学生や若い人のチャレンジを応援したい、頑張れる場を提供したいという想いを持って編集部で活動中。伝えたいメッセージは「自分で考え、自分で動き、人にはどんどん頼りましょう」

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