【ムビチケプレゼント】保護犬と気弱な青年の絆に涙する感動作、映画『ハウ』の注目ポイント3選

編集部:あこ

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こんにちは!学窓ラボ学生ライターの菊地里帆子(きくちりほこ)です。

今回は8月19日公開、映画『ハウ』の試写会に参加しました。
原作は、『キセキ-あの日のソビト-』などで知られる脚本家・斉藤ひろしさんの同名小説。所蔵されている大学図書館はまだ少ないようで、私は書店で購入し電車に揺られて読みました。
ハンカチ必須!往路で文庫本に泣いて、帰路で映画の余韻に打ちひしがれました。
1人と1匹の優しくて温かい日々。ずっと一緒だと思っていたかけがえのない家族。そんな大切な存在がある日姿を消したとしたら?
犬と人の絆を描いた感動の118分。この夏、たくさんの人に幸せを届ける不思議な犬「ハウ」に涙すること間違いなしです。

そんな感動作、映画『ハウ』の注目ポイントを3つご紹介します!

あらすじ

何をするにもいつも一緒な民夫とハウ。いつしかお互いがかけがえのない存在となっていくも、ある日突然ハウが姿を消してしまう─。民夫と離れ離れになっても、民夫との愛情をひと時も忘れず、「もう一度、きみに会いたい」という思いを胸に、ひた走るハウ。果たしてハウは大好きな民夫と再会できるのか?そして、映画史上最も切なく、優しすぎる結末とは──?

保護犬と気弱な青年の絆

これは1人と1匹の陽だまりのような絆を感じる物語。
皆さんは保護犬と暮らす想定をしたことはありますか?
環境省の令和3年3月付の統計によると一年に引き取られるワンちゃんの数は27,635匹。寂しさを感じたとき隣にいてくれる存在が有難いのは、犬でも人間でも変わりないはずなのに、これほどのワンちゃんが手放されているのが現状ですこの映画は、人間も犬も命は等しく温かいと改めて気づくきっかけになるかもしれません。
毎日ドアの前で「おかえり」と待っていてくれる。ともに季節を楽しむ。798kmの距離でお互いを想う。このお話の素敵なところはリアルなところです。田中圭さんの目尻を下げた笑顔はちゃんと民夫で、ちゃんと「ハウパパ」です。ハウ役の俳優犬ベックも然り、ちゃんとハウで、ちゃんと「民夫の家族」です。お涙頂戴のあざとさがない平凡な一つの家族の形を、きっと目の当たりにするでしょう。
Instagram「#ハウパパカメラ」で二人の絆の片鱗をみてから、ぜひ劇場に足を運んでください。

「除」という言葉 切除と除染と除籍と

「除」が入る熟語が印象的な映画でした。声帯の切除、福島の帰還困難区域の除染作業、そして戸籍謄本の除籍。
特に、民夫が務める市役所で、亡くなった妻の戸籍謄本申請をするおじいちゃんに気づきをもらい、心揺さぶられました。
戸籍は法的に家族を証明できる唯一の制度です。ただしどれほど愛があっても家族になれない場合があります。もちろんハウと民夫は法の下では他人だし、現代日本では恋人が同性ならば難しい。そもそも「除」という文字にショックを受けることさえできない家族もいるのです。
「除」つまり「なくなること」。月並みですが身近にある大切なものがなくなる前に、大事なことに気づけるように。なくなったものを嘆くより、あるものを想えるように、と思える瞬間が劇中に散りばめられています。

好きってなんだろう

戸籍のことを考えましたが、自分が選ぶ立場とは限りません。果たして私は誰かに法の下で結ばれても良いという信頼と愛情をもらえるのでしょうか。そもそも法は愛情のゴールでないかもしれないと気づいてしまった今、好きを証明できるものは何でしょうか。

劇中、民夫は必死でハウを探し、ハウは民夫の声を追い求めを彼の元を目指します。ハウが道中で出会う人々も誰かを思い涙をしたり、何かを思い口を噤んだりします。登場人物は皆優しいのに傷を抱えていて、その傷を見つけては癒しに行くハウの優しさが胸を打ちます。
私は、自分を必要としてくれる人と同じ温度で悲しみ、惜しみなく愛情を注ぐハウの姿こそ「好き」の正解だと思いました。人間同士なら、抱きしめたり、時には言葉を尽くしたりすることが気持ちを伝える糸口になるかも。劇場をあとにしたら今すぐ大事な人に思いを届けたくなるはずです。

おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございました。
感染症の蔓延でまた旅行が難しい今、映画館でハウと東北を旅してみてはいかがですか。
ハウの冒険は青森県尻屋崎灯台から始まります。海沿いの防潮堤や岩手県久慈市の文字が刻まれた中学校、南部片富士岩手山。「ごっしゃかれるぞ」の方言に双葉町と会津鉄道塔のへつり駅。東北出身の私は胸を躍らせて鑑賞しました。
小説内には「これよりみちのく」の標識や安代JCT、太宰治の『津軽』なんかも登場しますので、文庫本片手にGReeeeNの主題歌「味方」を流しながらハウの軌跡を追ってみても楽しいかもしれませんね。

映画『ハウ』は8月19日公開!鑑賞後は「家族」との写真を添えてぜひSNSに感想を投稿してください。この夏、至福の感動作をぜひ劇場で!

文:菊地里帆子(学窓ラボ)

映画『ハウ』8月19日(金)全国ロードショー
原作:『ハウ』斉藤ひろし(朝日文庫)
出演:田中圭、池田エライザ、野間口徹、渡辺真起子、モトーラ世理奈、深川麻衣、長澤樹、田中要次、利重剛、伊勢志摩、市川実和子、田畑智子、石田ゆり子(ナレーション)、石橋蓮司、宮本信子
監督:犬童一心
脚本:斉藤ひろし 犬童一心
音楽:上野耕路
主題歌:GReeeeN「味方」(ユニバーサル ミュージック)
企画・プロデュース:小池賢太郎
プロデューサー:丸山文成 柳迫成彦
企画・製作プロダクション:ジョーカーフィルムズ
製作幹事:ハピネットファントム・スタジオ 東映
配給:東映
公式HP:haw-movie.com
公式Twitter&公式Instagram&公式TikTok:@haw_movie2022
©2022「ハウ」製作委員会

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食べることと寝ることが大好き。休みの日は家にこもって、ひたすら映画やドラマを見たり、漫画や雑誌を読むのが幸せ。

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