本当に大切なのは「最後までやり抜く力」。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのメディアプランニング担当が思う“適性”とは【合同会社ユー・エス・ジェイ】

編集部:ゆう

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プロフィール:林川 晴大:2018年新卒入社

所属部署:インテグレーテッドマーケティング部 Media & Digital Innovation

経歴:業界最大規模の予算を投下する Media戦略・戦術執行をリード。ハロウィーン、夏イベントをはじめとする20を超えるショー/アトラクション開発をリード。

「将来の“なりたい自分”がまだわからない」ーーそんな悩みを抱えるみなさんに、いろんな企業で活躍する先輩たちの姿を通してロールモデルを見つけてもらう企画「#お仕事図鑑」。

今回は「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」で働く先輩社会人にインタビュー。

インテグレーテッドマーケティング部でメディアプランニングを統括する林川晴大さんに、日々の仕事内容や学生時代に取り組んだことについてお話を伺いました!

学生時代編物事に熱中し、納得できるところまでやり抜く生き方

――林川さんはどんな学生時代を過ごしていましたか?

3回生になるまではバドミントンのサークル活動に明け暮れていたのですが、4回生からは農業経済系の研究室に配属され、真面目に勉強していました。

卒業研究では、「農業に対する補助金は本当に意味があるのか」を統計を用いて検証していました。「中には効果がないものもあるのでは」と思っていたのですが、実際にはちゃんと効果があることがわかりました。仮説とは違う結果にはなりましたが、いい方向に立証されてよかったと思います。

――学生時代に一番頑張ったことはなんですか?

サークル活動です。僕は高校まではテニスをして、バドミントンは大学からだったのですが、めちゃくちゃ練習したおかげで、中〜高からの経験者たちとも渡り合えるようになりました。

テニスの経験も活きたと思います。テニスの重いラケットに慣れていたので、他の選手より速いスマッシュを打つことができました。格闘マンガで重りを外した瞬間に強くなるみたいなシーンがあるじゃないですか? まさにアレでした(笑)。

――仕事で役立っている学生時代の経験はありますか?

バドミントンがまさにそうですが、物事に熱中したうえで、納得できるところまでやり抜くというスタイルは今も役立っています。当時は「いつまでにどれくらい上達する」とゴールを決めて、そこから逆算しながら練習をしていたので、その考え方やプロセスの踏み方は仕事にも活かされていると思います。

――就活前にやっておいたほうがいいことがあれば教えてください。

将来に向け、色んなジャンルの経験をしておくことが重要だと思っています。日常的にアンテナを張って、自分の興味のある分野、面白いと思う分野を見つけておくと、キャリアを考える上での参考になるので。僕の場合は、就活中に将来やりたいことが決まらなくて、だからこそユー・エス・ジェイを選ぶことにしたのですが。

――なぜ、やりたいことが決まらないからとユニバーサル・スタジオ・ジャパンを選んだんですか?

ユー・エス・ジェイは若手にかなりの仕事を任せてもらえるので、将来何かやりたいことができたときに、即戦力として次のステップに進める人材になれると思ったからです。やりたいことが明確になかった僕にとって、若いうちからスキルを大きく高められることは非常に魅力的でした。

社会人編求められるのは好奇心と懐疑心、そして“最後までやり抜く力”

――今のお仕事の内容を教えてください。

今はユー・エス・ジェイのインテグレーテッドマーケティング部でメディアのプランニングを統括し、広告代理店とやりとりをしながら、“どういったプランでメディア戦略/戦術を進めるか”を決めています。

――この仕事ならではの特徴的な作業は何でしょう?

パソコンと向き合うより、消費者と向き合って彼らの気持ちを理解しようとする時間のほうが長い、というのはマーケティングならではの特徴だと思います。どんなにパソコンと向き合っても、消費者がどこでパークの情報に接触し、どう理解しているかはわかりません。ですから、実際にフィールドに出向いたり、パークで消費者の動きを見ることで理解を深めています。

――実はあまり知られていない仕事の「秘密」はありますか?

これは言っていいのかわかりませんが……実は、弊社には本当にミニオンがいるんです。だから、私たちの第二言語はミニオン語です。……本当です。

――今の仕事のやりがいを、どういうときに感じますか?

自分の立てた戦略どおりに物事が進み、結果的に多くの方が来場し、喜んでいる姿を見たときはすごくやりがいを感じます。

それと、メディア戦略ってめちゃくちゃ深いんですよ。テレビやデジタルなど、いろんな媒体がありますし、それぞれ効果も全然違います。広告を出すタイミングは旅行シーズンの前か後か、もしくはずっと打ち続けるか……本当に奥深いので、強いやりがいを感じますね。

――仕事の面白いと思う点や魅力を教えてください。

若手でもめちゃめちゃチャレンジさせてもらえる、というところです。僕はまだ入社して4年足らずですが、数億、数十億といった予算を使いながらメディア戦略を実行していますし、メディアはまだまだラーニングが蓄積できる領域なので、「こういうテストをやってみましょう!」と提案しながら、いろんな施策を打てているという点も魅力的ですね。

――この仕事に求められるスキルはなんですか?

まずは好奇心。自ら何か新しいことを見つけて、それを理解しようとする思いが大切です。次に、「なんで?」と疑う力も重要だと思います。表層的な部分だけでは、本質は見えてきません。物事の表面に対して、「なぜ」という問いを繰り返すことで新たな発見やイノベーションが生まれます。ただし、これらのスキルだけでは結果は生まれないので、やはり“最後までやり抜く力”がとても大事だと思います。

――これまで一番印象に残った仕事はなんですか?

ひとつは現部署に配属される前にハロウィーン・イベントを担当していたときのことです。コロナ禍の影響でパークがクローズになったり、期間限定イベントが中止になったりしていたので、「今年はハロウィーンをどうするか」という問題に突き当たりました。まだ社内で誰も直面したことがない難題だったのですが、本プロジェクトをリードし、議論を重ねた結果、数々の障害を乗り越えてハロウィーン・イベントを実施することができました。

あとは、期間限定アトラクション『鬼滅の刃 XRライド』を実施したときのことも印象的ですね。あらゆる情報を活用し、コンテンツの持つモーメントを上手く活用して、特番や劇場版の放映に合わせてCMを出すことで想定以上の効果が得られたのは印象深いです。

プライベート編副業でボードゲームカフェをオープン! 驚きの好奇心と実行力

――オフタイムの過ごし方を教えていただけますか?

最近は娘と一緒に遊んだり、家事をしていることが多いです。乃木坂46がすごく好きなので、子どもが生まれる前は全国ツアーについて回ったりもしていました。ボードゲームも好きで、かつて副業でボードゲームカフェをオープンしたこともあります。

――プライベートの中で仕事に活かされているなと思うこと

好奇心が強いので、自然と新しい情報に触れられている点は仕事でも活きていると思います。あとはボードゲームカフェでの経験も活きていると思っています。お店を開業するためには、あらゆる行政のルールをクリアしないといけないんですよ。大変でしたけど、最後までやり抜くことができたのは自信になっています。

――最後に、大学生へメッセージをよろしくお願いいたします。

学生時代は、学生だからこそできる経験がたくさんあるので、さまざまなジャンルの体験をすることが重要だと思います。また、就活は人生を左右する大きな局面です。グループワークや集団面接で、他の就活生に気を使って萎縮してしまってはもったいないので、気後れせずに自分を表現できるよう意識しておくといいと思います。

記事内容及び社員の所属は取材当時のものです。

文:猿川佑
編集:学生の窓口編集部
取材協力:合同会社ユー・エス・ジェイ

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学生に「一歩踏み出す勇気」を持っていただけるような記事を届けたいです。

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