【ムビチケプレゼント】「好きを、つらぬけ」直木賞作家・辻村深月原作の映画『ハケンアニメ!』の3つの魅力!
こんにちは!学窓ラボ学生ライターの菊地里帆子(きくちりほこ)です。
今回は5月20日公開、映画『ハケンアニメ!』の試写会に参加しました。「アニメは世界を変えられる」という言葉を筆頭に名言が飛び交うお仕事奮闘ムービー。原作は、辻村深月さん。女性週刊誌『anan』で連載が開始し、第12回本屋大賞にノミネートされたアニメ制作現場が舞台の作品です。
2012年連載スタート、2015年本屋大賞ノミネートということで10年前の作品が待望の映像化。普段実写映画を鑑賞するときは必ず原作を小脇に抱えて劇場に行くわたしですが、読んだことない!と気づき大学図書館に走りました。貸出時に司書さんに面白いですよと一言いただいて一気に読了。作中に2本のアニメが登場する斬新さとクリエイター熱の炸裂具合が最高でした!
素人目でもこれ映像化は難しいのでは?というのが第一の感想でしたが、しっかり期待を裏切られたのでぜひ劇場で作品を観てほしいという思いを込めて魅力を3つご紹介します。
あらすじ
連続アニメ『サウンドバック 奏の石』で夢の監督デビューが決定した斎藤瞳(吉岡里帆)。だが、気合いが空振りして制作現場には早くも暗雲が...。瞳を大抜擢してくれたはずのプロデューサー・行城理(柄本佑)は、ビジネス最優先で瞳にとって最大のストレスメーカー。「なんで分かってくれないの!」、だけど日本中に最高のアニメを届けたい!そんなワケで目下大奮闘中。最大のライバルは『運命戦線リデルライト』。瞳も憧れる天才・王子千晴(中村倫也)監督の復帰作だ。王子復活に賭けるのはその才能に惚れ抜いたプロデューサーの有科香屋子(尾野真千子)...しかし、彼女も王子の超ワガママ、気まぐれに振り回され「お前、ほんっとーに、ふざけんな!」と、大大悪戦苦闘中だった。瞳は一筋縄じゃいかないスタッフや声優たちも巻き込んで、熱い“想い”をぶつけ合いながら “ハケン=覇権” を争う戦いを繰り広げる!!
その勝負の行方は!? アニメの仕事人たちを待つのは栄冠か? 果たして、瞳の想いは人々の胸に刺さるのか?
最大の魅力は劇中アニメ!
みなさんは普段アニメ観ますか?アニメ=オタクや敷居が高いというイメージは減り、アイドルによるオタクトークラジオを聴いて新開拓!や若者の新常識としてネタバレ視聴など様々な楽しみ方が増えてきました。
わたしは普段アニメのヘビーウォッチャーではないのですが、それでも今作の劇中アニメはアツい!覇権を争う2作のアニメのクオリティに目を見張ること間違いありません。アニメ映像自体は10分も満たないと思いますが、クリエイターさんたちの熱量を確かに感じることができる圧巻の2作です。
超一流クリエイターさん、豪華声優陣は公式HPに一覧がありますので、事前に復習するも良し、今作を鑑賞しながら探るも良し。皆さんの知るあの作品のあの作り手を今作でも楽しんでください。
「世界中で愛される日本アニメ」の作り手
アニメ産業の市場規模が問題に上がったのは記憶に新しい2020年。無条件に日本のアニメが一番!と認識していたわたしとしては、世界の規模に驚いたものです。それだけ難しい業界で、腕がものを言う職業の過酷さを目の当たりにしました。しかしこれは活字で読んだニュースの話。映像化されると彼らの凄さにより圧倒されました。
何人のクリエイターがいつどんな思いで物語に力を注いでいるのか計り知れません。勿論劇中に登場する役割がすべてではなく、もっと縁の下の力持ちの一翼を担う人もいれば、果てしなく地味な作業に心血を注いでいる時間もあるのだと想像することができました。
わたしたちの目に触れる段階のアニメに隠された多くの人の力。
これからアニメの見方が変わるかも。たった一つのシーンに込められた繊細な作業や思いを慮って見る楽しさにあなたも気づくかもしれません。
誰に何を届ける社会人になりたいか
就活真最中の時期。このお仕事奮闘記は大いに刺さります。わたしの持ち合わせる語彙では作品の良さを説明しきれませんが、誰しも自分の上位互換の多さに首を垂れる経験はあるはずだからこそ、劇場で観てほしい。自分の仕事にプライドがある人間の強さとやるせなさ、そんな人でも投げつけられるSNSの言葉の無機質さ、それでも毎日足を動かす自分をみてくれている人の存在。圧倒的リアルなすべてがきっと仕事を選ぶうえでの糧になるに違いありません。
わたしは代打じゃなくて4番になりたい。仕事に熱量を注げる社会人になりたい。鑑賞後、就活始めたてのそんな感情がきちんと掌に戻ってくる感覚がありました。それと同時に社会人に対する憧れももう一度鮮明に思い出せます。特筆すれば吉岡里帆さん、柄本佑さんのそれぞれの「仕事人」にぜひ注目してください。
おわりに
実写映画ラッシュです。良い小説も面白い漫画も、より多くのひとの目に触れる機会が増えた証拠です。日々の更新に心が躍りますね。
どれほど演者の人気が高くても、原作を愛し寄り添う努力をしてくれても、作品自体が底抜けに面白くとも、制作者が心血を注いでも、必ず売れる作品を作るのは難しい。そんなことはわたしなんかより重々承知の上で、今日も良い作品を世に遺してくださるクリエイターさんたちに思いを馳せることができる作品です。
自分の過去と向き合い、誰かの未来を思い、仕事に挑む姿のかっこよさをどうぞ劇場で目の当たりにしてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
目指すは頂点。映画『ハケンアニメ!』は5月20日(金)全国公開です。
映画『ハケンアニメ!』2022年5⽉20⽇(⾦)全国公開
公式サイト:https://haken-anime.jp/
©2022「ハケンアニメ!」製作委員会
文:菊地里帆子(学窓ラボ)
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・2022年5月11日(水)~5月20日(金)23:59まで
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