女優・上白石萌歌が“学生の君に伝えたい3つのこと”「心の吸収力が高い学生のうちにいろんな音楽、映画に触れてほしい」【サインチェキプレゼント】

編集部:あこ

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人生の先輩である著名人の方々から、まだまだ自由に使える時間が多い大学生のみなさんに、“学生のうちにやっておいたほうがいい3つのこと”をアドバイスしてもらおうという連載「学生の君に伝えたい3つのこと」。

女優、アーティストとして活躍し、現在公開中の映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』ではハリウッド映画の吹き替えに初挑戦した上白石萌歌さん。自身の経験から、人生を豊かにするアドバイスをしてくれました。

女優・上白石萌歌が<学生の君に伝えたい3つのこと>

1.いろんな音楽を聴く
2.いろんな映画を見る
3.熱狂できるモノに出会う

――上白石さんが学生のうちにやっておいたほうがいいと思われることを教えてください。

私は今も青春だと思っているんですけど(笑)、特に十代って心の吸収力が高いというか、いろんなことを素直に呑み込めるときだと思うので、なるべくいろんな音楽を聴いたり、映画を見て吸収するのは大事だと思います。ちょっと自分には硬いかな?と思う作品もとりあえず見ることで、すごく影響を受けたり、いい意味でのトラウマを植え付けられることもあると思うんです。私は高校生のときに『リンダ リンダ リンダ』という映画を見て熱狂できたのはすごくいい経験だったなと思っていて、十代のときに好きになったカルチャーは多分永遠に好きだから、その時期にいろんな吸収をしておけば、その先の人生の楽しみというか、憩いが増えるんだと思います。

少女なりの意思みたいなことを意識して演じた

――今回『ゴーストバスターズ/アフターライフ』でハリウッド映画の吹き替えに初挑戦された上白石さん。どのような心持ちで収録に望まれたのか教えてください。

今までアニメの声を吹き込ませていただくことはあったんですが、実写映画の吹き替えでは役者の方の息づかいとか、英語から日本語訳した言葉のニュアンスのちょっとした違いも全部が新鮮でした。まずは事前にいただいた映像で(フィービー役の)マッケナさんのお芝居をたくさん見て、台本がなくてもある程度セリフを言えるようにしたり、なるべくフィービーと自分の心が連動できるようにしました。

――今回演じたフィービーにはどんな印象を持たれましたか?

とにかく頭が切れて、科学を心から愛していて、多分家族の中で一番おじいちゃんを大事に思って尊敬している子です。一応十二歳という設定ではあったんですけど、すごく大人びているので、少女性というよりも自分とあまり変わらない精神というか、もしかしたら自分より上かもしれないみたいなことも考えながら(笑)、知的さや達観した感じを意識しました。

――収録で特に難しかった、苦労したことはありますか?

フィービーは真面目なんですけど、おちゃらける時もあるので、アメリカンジョークを言って場を白けさせるシーンがあって(笑)。面白くある必要はないんですけど、アメリカンジョークと日本の笑いはやっぱり違うので、どういうふうにそのニュアンスを出すかというところはすごく難しかったですね。

――ここは大事に演じたいと思われたシーンを教えてください。

フィービーは自分のおじいちゃんをすごくリスペクトしていて、お母さんに「おじいちゃんはすごく風変りで、変な人だった」と言われたときに、「そんなことない。私は心から尊敬してるし、すごい人だったんだよ」と言い返すシーンがあるんですけど、そこでは作品の中で少女がどんどん大人になっていく過程や、少女なりの意思みたいなことを意識して演じました。

お芝居って声がすごく大切なんだなと感じた

――出演発表の際、吹き替えについて「普段体を使って芝居するのと違う感覚」とおっしゃっていましたが、具体的にどういった部分が違いましたか?

映像でのお芝居は表情や目の使い方とか、自分の体でどうにかしたり、主観でお芝居をしているんですけど、吹き替えはそこをコントロール出来ないので、2Dの感覚で声を吹き込むと、やっぱり吹き込んでいる感が出ちゃうんです。なので、なるべく映像を自分の中に引き寄せて、自分の前にその景色が広がっているように考えることを意識しました。やっぱりいつも使っている手や足が使えないのは難しかったですけど、勉強になりましたね。

――ご自身や他のキャストの方の声が入った作品をご覧になって、感じたことを教えてください。

やっぱりプロの声優の方々の偉大さを感じました。みなさん、声の表情ひとつですごく豊かに演じられていたのでただただ心から尊敬する気持ちと、私の未熟さを包んでくださったというか、フィービーの声を引き立たせてくださったので、すごく勉強になりました。私、正直字幕派だったんですけど、今回吹き替えもすごく面白いなと思って。字幕って気づいたら画面の下半分しか見ていなかったりするから、特にこういうアクション系の映画は全体が見られるので、これから洋画を見るときは吹き替えで見てみるのもすごくいいなと思いました。

――吹き替えのお仕事を通して、役者としての成長を感じたことや得られたものはありますか?

演出してくださった方がとても丁寧で、実際に演じることと声を当てることの違いみたいなものもいろいろ教えてくださって、やっぱりお芝居って声がすごく大切なんだなと今回感じました。その演出の方が「声って衣装みたいなものだから、たくさん着替えられるし、声次第でどうにでもなるから」とおっしゃっていて、それは声のお仕事だけじゃなくて、お芝居全体に通用するものだなとすごく感じます。お芝居するときの声って外堀のような意識があったんですけど、今まで以上に意識を向けてお芝居をしてみたいなという気持ちになりました。

――実写映画の吹き替えという初めての経験を経て、今後挑戦してみたいことはありますか?

この作品はアクション要素が強くて、その息づかいもすごく楽しかったので、私も実際に自分の体を動かして、アクションに挑戦してみたいなと思いました。

自分が一番その作品を好きだと言えるようにしている

――フィービーは科学に夢中でしたが、上白石さんご自身が小さいころにハマっていたものは?

小学5年生のときに谷川俊太郎さんの詩集に目覚めて、言葉ってめちゃくちゃ面白いなぁと思って、谷川さんのいろんな本を読み漁っていましたね。教科書に載っていたり、全部ひらがなだったり、子どもの目線に合わせて書いてくださっている詩もあったので、当時の自分にとってすごく衝撃で、今読んでもすごく面白いし、ずっと好きなものですね。

――本作では家族の関係も描かれていますが、女優になってからお姉さまの上白石萌音さんとの関係性に変化はありますか?

年々絆が強くなっていくというか、仲のいい芸能人をあげてくださいと言われたら、上白石萌音さんですと答えるくらいすごく仲がよくて(笑)。姉妹や家族という関係を越えたものを感じて、それはすごく心強いですね。毎日のようにリビングに集合して、現場のことやその日撮影したシーンのこととか、本当に些細なことを共有していて、そこでお互いに心をフラットにできる時間があるのはすごくありがたいです。

――シリーズの魅力について、「人が信念を持って立ち向かう様子が描かれていて、勇気をもらえる」とコメントされていましたが、上白石さんが仕事をする上で大切にしていることは?

自分が関わる作品や、お仕事一個一個についてちゃんと研究して、自分が一番その作品を好きだと言えるようにすることですかね。本をたくさん読んだり、その出来事や人物について突き詰めることは楽しいですし、お芝居にも自分の人間性みたいなものにも関わるので、掘れるだけ掘るということは意識しています。あとはやっぱり周りにいる人たちと一緒に作るものなので、みんなが心地よい関係でいられるようにすることはなるべく考えています。

PROFILE

上白石萌歌

2000年2月28日生まれ、鹿児島県出身。2011年に第7回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを受賞。主な出演作に「義母と娘のブルース」、『羊と鋼の森』(18)、「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」、「いだてん〜東京オリムピック噺〜」(19)、『子供はわかってあげない』(21/主演)などがある。またアニメ映画『未来のミライ』(18)、『劇場版ポケットモンスター ココ』(20)には声優として参加。今後は映画『KAPPEI カッペイ』(3月18日公開予定)の公開、4月からは連続テレビ小説「ちむどんどん」、日本テレビ「金田一少年の事件簿」への出演を控えている。

『ゴーストバスターズ/アフターライフ』2月4日(金)全国公開

初代ゴーストバスターズの4人がニューヨークの街中でゴーストたちと戦ってから30年。彼らによって封印されたはずのゴーストたちの封印が突如解かれ、田舎町に出現したゴーストたちの復讐が始まる。そんなゴーストに立ち向かうのが、本作の主人公フィービーだ。祖父が遺した古びた屋敷で暮らし始めたフィービーは祖父が初代ゴーストバスターズの一員であるスペングラー博士だったことを知り、30年前にニューヨークで何があったのかを調べ始める。空白の30年の間にゴーストバスターズたちに一体何があったのか?そして、フィービーがたどり着いた“家族の秘密”とは?

『ゴーストバスターズ/アフターライフ』


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取材・文/東海林その子
撮影/米玉利朋子
編集/学生の窓口編集部

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編集部:あこ

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