藤井隆「だんだん舞台とテレビの仕事の両立が難しいことに気づいた」 #ボクらの時代コラム

編集部:あこ

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様々なジャンルで活躍する著名人の方々によって繰り広げられるトーク番組『ボクらの時代』。あえて司会者を置かない本番組では、ここでしか聞けないトークが盛りだくさん。人生の先輩であるみなさんのお話は、きっと学生のみんなにきっかけやヒントを与えてくれるはずです。

フジテレビ提供

10月3日(日)に放送された『ボクらの時代』では、PUFFYの大貫亜美さんと吉村由美さん、そしてお笑い芸人としてだけでなく、俳優やミュージシャンとしても活躍する藤井隆さんが登場。バラエティ番組『パパパパPUFFY』(1997年~2002年、テレビ朝日系)で共演したことがきっかけで親交を深めた3人が、PUFFY結成のいきさつや2組の関係、それぞれの子どもについてやプライベートでのエピソードなど、幅広いテーマで語り合いました。

「毎日一緒にいたいから(PUFFYを)組んだ」

フジテレビ提供

PUFFYの冠番組『パパパパPUFFY』に藤井さんが出演したのは、PUFFYの2人が藤井さんに「会いたい」と言ったことがきっかけだったそう。上京当時はたまたま由美さんとご近所さんだったという藤井さんは「(自分の家から)2回曲がるだけやったよね(笑)」と、その近さを明かします。

すると由美さんも「近所のスーパーに一緒に買い物行ったりしてたよね。はたから見たら恋人同士みたいな(笑)」と昔話に花を咲かせますが、当時周りにバレないかと心配する藤井さんをよそに、「大丈夫大丈夫」と言いながら、常に目を半目にして買い物していたという自身のエピソードを披露し、爆笑を誘います。

今年でデビュー25周年を迎えるPUFFYですが、結成のきっかけは亜美さんが由美さんへ「ラブコール」を送ったことなんだとか。別々のオーディションを受けて同じ事務所に所属していた2人が出会い、意気投合して、週5で会っていたのにそれでもまだ会いたりないと感じた亜美さんが、「残りの2日も会うためには……」と考え、マネージャーに「一緒にやりたい女の子がいるんだけど」と相談したことがきっかけで結成に至ったというPUFFY。そんな2人は今でも仲がいいそうで、「休日も会うし、家に遊びに行ったりもする」と話します。

「だんだん舞台とテレビの仕事の両立が難しいことに気づいた」


フジテレビ提供

そんなPUFFYには、結成以来なんとなく暗黙の了解となっている「3つの約束ごと」があるそうで、そのひとつ目は「ネガティブな発信はしないこと」。これについては亜美さんが、「子どもたちも見てくれてるし、PUFFYはポップなアイコンでいたいから」と説明します。2つ目は「どちらかが楽しめなくなったりやめたいと思ったら相手は無条件でイエスしか言わないこと」だそうで、「『やめたい』と思ったことはないけど、出産と新しい仕事が重なったときにムリだと思って、『やめた方がいいのかな』と思って(由美さんに)相談したことはある」と話す亜美さん。

そのとき、「逆の立場だったらどう思う?」と由美さんに聞かれた亜美さんは「う〜ん、『やめなくていいんじゃない?』って言うかな」と答え、由美さんに「でしょ?そういうこと」と言われたと明かします。そして藤井さんに「仕事をやめたいと思ったことある?」と尋ねます。


フジテレビ提供

すると藤井さんは「舞台のお仕事をやらせていただくことになったときに、若い頃はできていたけど、だんだんテレビの仕事との両立が難しいことに気づいた」と明かし、さらに「あたりまえだけど、自分はできるつもりでいても、なんとなくそれをよしとしていただけない空気もあった。テレビの楽しい感じも大好きだけど、掛け持ちはできないんだなぁと思って」と、テレビと舞台の仕事の両立に悩んだ過去を振り返ります。

「しかも今、舞台のお仕事はすごい楽しいし、もともと吉本新喜劇(出身)ということもあって、お客さまが目の前にいてくださることがすごく好きなので。でもコロナ禍で、稽古だけして本番ができなくなったときに、本当に『あれ?』と思って。自分からやめたいと思ったことはないけど、仕事はなくなるんだろうなと去年は思ったかな。本当に『いらないですよ』と言われた感じがして、すごくさみしかった」と、コロナ禍で感じた正直な心境も明かしていました。

最後にPUFFYの2人が、約束ごとの3つ目を「いずれどちらかが死んだら、今まで黙ってたことや持っている写真など、過去のことを全部お金に換えていい」ことだと明かすと、笑いながら「ガッカリだわ」と言い放つ藤井さん。しかし亜美さんは「でも知りたくない?」とニコニコし、由美さんの「こっそり暴露本出したり……」という発言にも「いいねいいね」とノリノリ。


フジテレビ提供

亜美さんが、「暴露とともに自伝的映画みたいなのをお互いで作って、由美ちゃんが先にサヨナラしたら私が由美ちゃんの役を子役から決めてって……」と続けたため、大爆笑する藤井さん。さらに「元彼のキャスティングも考えて……(笑)」という亜美さんの言葉に、由美さんが「若い頃(の役)は橋本環奈ちゃんにしてね」と返しますが、そのお願いには「いや無理、ごめん」と速攻で断る亜美さんでした。

そんな2人をみているうちに自分もなにかしたいと思ったのか、藤井さんが「じゃあ、お葬式の司会やらせてね」と申し出ると、「え、ホント!?」と、一瞬嬉しそうな顔を見せた亜美さんでしたが、すぐに「え、でも隆のほうが先に……」と発言し、藤井さんに「おいっ!」とツッコまれていました。

本当に気のおけない仲間同士、和気あいあいと楽しそうな亜美さん、由美さん、藤井さんの3人ですが、そんなみなさんでも、活動を続けていく上で、ときには先々のことを不安に思ってやめようかと考えたり、仕事のバランスの取り方で悩んだりすることがあると明かしていた姿が印象的でした。

学生のみなさんも、社会に出て仕事をしていく中で、いろんなことに直面し、やめようかと悩んだり、辛い思いをすることがあるかもしれません。そんなときはPUFFYの2人のように信頼できる友だちに相談してみるのもよし、藤井さんのように“今の自分にとって本当に大事だと思えること”を優先するのもよしだと思います。そして、あれもこれもと欲張らず、今の自分には持て余すかもと感じるものについては、いさぎよく手放す勇気もときには必要なのかもしれませんね。

『ボクらの時代』フジテレビ系(毎週日曜7:00~7:30)

放送日:10月3日(日)

PUFFY大貫亜美&吉村由美×藤井隆
『ボクらの時代』公式ホームページ

<次回の放送>
10月10日(日)7:00~7:30
くっきー!×斉藤和義×小峠英二

文:落合由希
編集:学生の窓口編集部

編集部:あこ

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食べることと寝ることが大好き。休みの日は家にこもって、ひたすら映画やドラマを見たり、漫画や雑誌を読むのが幸せ。

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