就活前に知っておきたい! 面接と筆記以外の選考ってどんなものがあるの?

編集部:はまみ

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就活生、要チェック!面接と筆記以外の選考法のある企業とは?

現代の企業は、日々移り変わる消費者やクライアントの要望にきちんと答えるため、さまざまな人材を集める必要性が高まっています。そのため、採用方法にも変化が現れています。従来の面接と筆記試験以外にも多様な方法で、より優秀な人材を集める工夫をしている企業と、その採用方法を今回は紹介していきます。

【面接と筆記以外の選考方法を取り入れている企業の例】

『日本一短いエントリーシート』と言われる、ある菓子メーカーの選考方法は、その会社の主力商品を好きか? という質問とその会社の本社がある地方で働けるか? という二つの質問のみで構成されています。この二つの質問にYESと答えると自分のメールアドレスを入力する欄が表示され、エントリーが終了するという仕組みです。出身大学はおろか、志望動機や自己PRも必要なく、その会社で働くための根本的な要因さえ満たしていればOKという潔さです。

また、採用試験を受けるのに受験料を徴収する企業も出てきました。とても有名な大手企業で、徴収の目的は、学生の本気度を測ることと、企業側の採用におけるコストを軽減するためと発表されました。受験料は全額寄付される、とも合わせて発表されています。この制度のおかげで、とりあえず応募しておこうという人数を振るい落とすことができるわけですね。大手企業ならではの採用における苦労が垣間見られます。

旅館や温泉施設などを運営するリゾートグループでは、採用の条件として、煙草を吸わないことが掲げられています。これは煙草を吸う有能な社員を肺がんで失ったことがきっかけだそうです。喫煙者でも、入社時に禁煙することを誓約することで、入社することができます。

【面接と筆記以外の選考方法とは?】

この他にも、ソーシャルゲームのアプリを主に製作している会社では、現役のプログラマから出される難題を解くといった、より実践的な選考方法や、人事と一緒にゲームをしながらコミュニケーションを図っていくもの、SNSに掲示される企業からの課題を人事からかかってくる電話で回答するというものもありました。

これはいつ電話が来るかわからない中での臨機応変な対応力や電話でのコミュニケーション能力が求められる、面接や筆記よりもさらに難しい課題です。しかしこれをクリアすると、3次選考までが免除されるというメリットもあります。ただし、課題は相当ハードルが高そうです。ある年の課題は『2分で「靴」を売り込んでください』でした。

いかがでしたか? 各企業の新しい採用方法を見てみると、優秀な人材を集めるために企業側も知恵を絞っていることが良くわかりますね。一筋縄ではいかない課題もありますが、それをクリアできれば、入社後もスムーズに仕事に取り組めそうです。

採用方法が面接や筆記でない企業に応募する時には、その企業がその採用方法を取り入れるに至った経緯などをしっかり把握して臨めば、それほど緊張することはないでしょう。

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