イギリスの甘いお菓子・パンケーキは、今や世界中に広がり1,400レシピが存在するワールドワイドなスイーツになりました。イタリア雑誌DONNA MODERNAはバレンタインデーというこれまた甘〜い日がある2月にパンケーキの日があることを報告しました！

パンケーキの日はイースター前の宗教的週間でもある謝肉祭の最終日マルディグラ（告解の火曜日）。昔は農家の主婦たちが教会から鐘の音が響き渡ると熱々のパンケーキをフライパンごと持って外に出て春の訪れを感じながらパンケーキを冷ましていたのです。昨今のパンケーキブームの裏にはこんな伝統ある歴史が隠されていたのです。

イギリスのオルニー村では女性達が作りかけのパンケーキが入っているフライパンを持って疾走するパンケーキレースが15世紀から続いているというから驚きです。この日に限っては5,200万個の卵が一日で使われたり、アメリカでは「世界一の朝食」というイベントで15,000人もの人たちが誰もが今まで見たことのない量のパンケーキを食べ尽くしたりとかなり盛り上がっている様子。みなさんも甘くておいしいスイーツ・パンケーキを食べるときにはこんな世界の様子に思いを馳せてみては？

参考：http://www.donnamoderna.com/cucina/pancake-day-ricette-curiosita