「エゴサ」「エゴサーチ」とはどういう意味? 本来の「エゴ」の意味は?
エゴサーチとは、検索エンジンなどを使って、自分や自分の運営しているブログなどを検索し、インターネット上で世間の人々からどう評価されているのかを調べることをいいます。インターネットが発達したからこそ生まれた言葉といえますね。
「エゴサ」「エゴサーチ」とは
エゴサーチとは、検索エンジンなどを使って、自分や自分の運営しているブログなどを検索し、インターネット上で世間の人々からどう評価されているのかを調べることをいいます。インターネットが発達したからこそ生まれた言葉といえますね。
「エゴ」という言葉のマイナスイメージや、自分の評価を過剰に気にするイメージから「エゴサーチ」している人を世間の評判にとらわれたかわいそうな人ととらえる風潮もありますが、ブログを広告として利用している場合やアフィリエイト収入を目的として運営している場合には、エゴサーチをうまく活用して、他人の評価をブログの内容に反映していくことができそうです。
エゴサーチのやり方
エゴサーチのやり方には大きく分けると2つのパターンがあります。ひとつは検索エンジンを利用したエゴサーチ、もうひとつはSNS内でのエゴサーチです。
まず、検索エンジンで自分の名前やブログのURLを入れてみます。ブログの場合、最初は自分の記事ばかりでてきますが、2ページ目、3ページ目とみていくと自分のブログの引用などがでてくる場合も。自分の記事を外して検索したい場合は、
「"自分のブログのURL" -site:自分のブログのURL」
と検索窓に入れてみてください。「“”」で囲む検索方法は、エゴサーチ以外でも使えますが、あいまい検索を省き、完全に一致するもののみを検索してくれます。「-(マイナス記号)」は、そこから自分の記事を省いたものが検索結果として上がってきます。
SNSの場合は、各SNSの検索窓に自分のブログのURLを入力するだけで、エゴサーチができます。
そもそも、エゴの意味と類語は?
エゴには「自己」「自我」という意味があります。「エゴイスト」や「エゴイズム」を略して「エゴ」とする場合もあるでしょう。
「エゴイスト」は、利己主義者を意味し、人を指す言葉です。「エゴイズム」は利己主義。自分の利益だけを考えて、他人を顧みないことをいいます。どちらにしてもあまりいいイメージがありません。
エゴを使った例文
実際にどのように「エゴ」が使われているのか、例文をあげてご紹介しましょう。
「芥川龍之介の「羅生門」や「藪の中」は、人間のエゴを浮き彫りにした名作である。」
「生徒たちには“神”と崇められている彼だが、心の中はエゴと嫉妬に満ちたひとりのただの人間だった。」
「かわいいからと飼い始めた猫を、家が傷だらけになるからという理由で簡単に捨ててしまうのは、人間のエゴというよりほかならない。」
なんにしても「エゴ」というのは厄介なものですね。しかし、多かれ少なかれ、人間なら誰もが持っているものでもあります。自分の「エゴ」をたまには俯瞰して、適度な付き合いができるといいですね。
執筆:こにしこにし
編集者・ライター。広告代理店で約10年間営業を経験したのち、クリエイティブに転向。ハウスエージェンシーでのコピーライター、編集プロダクションでの編集・ライター職などを経て2018年2月フリーランスに。京都の観光記事や企業の採用ページのインタビュー記事などを手がける。