インターンシップの種類と内容まとめ 目的に合わせて選ぼう!
「大学生に就業体験をしてもらおう」というコンセプトで企業が実施するインターンシップ。そのプログラムは企業によって異なります。プログラムに合わせて、実施期間も1dayから2~3日のもの、1週間以上の長期インターンまでさまざまです。今回は、インターンシップの種類や内容はどのようなものが多いのかをご紹介します。ぜひ応募・参加前にチェックして、自分の目的に合ったインターンを叶えましょう。
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インターンシップにはどんな内容のものが多い?
インターンシップでは、主に以下のようなプログラムが行われます。
・座学タイプ
・グループワーク(グループディスカッション)タイプ
・ビジネスコンテストタイプ
・社内見学タイプ
・合宿タイプ
・業務従事タイプ
例えば、最近増えている1dayなどの短期インターンシップでは座学やグループワークがメイン。一方で数週間から数カ月といった中・長期インターンシップでは、実際の業務を経験する業務従事タイプのインターンシップを行う傾向にあります。
それぞれの特徴や内容はどうなっているの?
次に、上で挙げた各プログラムの特徴を紹介します。
座学タイプ
企業の代表や所属する社員による企業説明やセミナーなどを行います。企業・業界の実情や、企業HPではわからないような細かな業務内容など、業界・企業研究に必要な情報を集めることができます。
グループワークタイプ
複数のグループに分かれ、グループワークやグループディスカッションを行うタイプのインターンシップ。企画の立案や問題解決を行うことが多く、その中で参加者がどのような貢献をしたのかを見ています。
ビジネスコンテストタイプ
インターンシップ期間内でお題に対するビジネスモデルやプランを練り、最終日に発表をするというもの。企画職のインターンシップで実施されることが多く、指導役社員からのアドバイスを仰ぐことができる実践的なインターンシップです。
社内見学タイプ
オフィスなど社内を見学しながら、企業の雰囲気や業務内容について理解を深めるタイプのインターンシップです。座学と社内見学がセットになっているインターンシップも多く見られます。
合宿タイプ
合宿の中で座学やグループワークを行うタイプのインターンシップです。期間は1泊2日の短期のものと1週間以上の長期合宿のものがあります。レクリエーションのようなレジャー感覚のプログラムも多く見られます。
業務従事タイプ
所属している社員と同じように会社業務を行うタイプのインターンシップです。電話受付やメール対応の他、企画の立案や定例会議に参加したりします。中・長期のインターンシップで実施されることが多く、就活前に本格的な社会人経験ができるとして人気です。
一般的なインターンシップでは、こうした内容のプログラムが実施されます。座学や従事する業務の具体的な内容などは企業によって異なりますが、参加することで貴重な経験ができることは間違いないでしょう。
また、貴重な経験ができるといっても、「何を学ぶか」などの目的設定をしないと効果的な学びになりません。インターンシップ先を選ぶ場合は、上記の各インターンシップの内容と自分の目的を照らし合わせ、目的に沿った内容のものを選ぶようにしましょう。
もちろん、目的と違うものであっても視野を広げるという意味では役立ちますから、興味のない業界のインターンシップに参加するのもいいでしょう。特に1日で完結する1dayは参加しやすいので、期間中に数多く参加するのもおすすめです。
インターンシップの内容と種類についてご紹介しました。2019年卒の学生は、まもなくサマーインターンシップの時期を迎えます。就活開始時に「インターンシップに参加しておけばよかった」と後悔しないよう、気になるインターンシップには積極的に参加するといいですね。
(中田ボンベ@dcp)