【早大教育学部1年必見】 就職活動に専念するための、賢い授業の取り方 2ページ目

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(2)1年生のうちに卒業に必要な8単位以上の共通科目を取ろう!
「4年間で12単位なら、1年平均3単位だな」という安易な考えの人は痛い目を見ます。というのも、楽単(単位を取るのが楽な授業)と呼ばれる授業はとても人気が高く、ほぼ100%抽選になります。

このとき、登録の優先順位が低い2年生・ 3年生は後回しで、抽選対象外になりやすく、高確率で授業が取れません。つまり、1年生で取り損なうと4年生の就活や卒論で忙しい時期に多く授業を取らなくてはいけなくなります。さらに、学年が上がるごとに学科の専門性が高くなり、自分が取り組んでいる分野以外の授業を邪魔に感じることも出てきます。

以上より優先度が高い1年生のうちに卒業単位に必要な分を楽単で消化しておくのが賢明です。また、ほとんど教育学部の1年生しかいないので、友達を作りやすいのも大きなメリットでしょう。
共通科目は教育学部の授業はもちろん、オープン科目などでも申請できます。ただ、教育学部の授業の方が友達も多いですし、楽単もたくさんあるのでオススメです。


(3)外国語科目は4〜8単位が目安。第二外国語は基礎とコミュニケーションを
一般的には、卒業までに英語8単位と第二外国語8単位、計16単位が必要です(学部によって違いがあります)。第二外国語には基礎・コミュニケーション・ツールの3種類があり、最も高度なツールは基礎・コミュニケーションの単位を取らないと履修できません。

つまり、第二外国語は単位を取り終えるまでに最低2年かかるので、1年生のうちに基礎とコミュニケーションだけでも取っておいた方がいいということになります。第二外国語の基礎とコミュニケーションで6単位。それにプラスして縛りのない英語で1〜2科目(2〜4単位)取っておけば、2年生以降に余裕が出てきます。

外国語科目が厄介なのは、ほとんどの授業が通年単位(1年間通して授業を行い、成績をつける授業のこと)であること。また、午前中に授業があることも多いので、大変なことはなるべく1年のうちに済ませてしまうようにしましょう。

かくいう筆者も、1年の時受けたい科目を優先的に取ってしまい、就職活動の忙しい3年生の時に多くの必修授業を受けなければならなくなった一人。それは皆さんも避けたいですよね。1年生のうちから賢く卒業単位を消費して、最高の早稲田ライフを楽しんでください!

(文・早稲田大学 教育学部 4年 都築諒一郎)
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