大学生が授業を履修する際に重視することTop5 どこがポイント?
高校までは決められた授業を受けることがほとんどです。しかし、大学になると必須の授業を除き、自分で授業を選択できるようになります。同じ4年間でもさまざまな授業を通して知識を増やすことができますし、専門分野への知見をさらに深めることもできます。あるいは教員免許など資格取得のために授業を選択することも可能です。授業の選択は、大学生活の醍醐味のひとつといってもいいでしょう。それでは現役の大学生は、授業選択をどのようにやっているのでしょうか。今回は現役大学生のみなさんに、授業を履修する際に重視するポイントを聞いてみました。
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Q.大学で授業を選ぶときに重視しているポイントは?
1位 単位の取りやすさ 331人(32.9%)
2位 授業内容のおもしろさ 304人(30.3%)
3位 授業の時間・曜日・場所 127人(12.6%)
4位 先生・教授のおもしろさ 75人(7.5%)
5位 友達がいるかどうか 55人(5.5%)
トップになったのは「単位の取りやすさ」。次いでほぼ同率で「授業内容のおもしろさ」という結果になりました。高校時代のように、その授業に顔見知りや友達がいるかどうかはあまり重視されるポイントではないようです。
まずは単位、授業のおもしろさも同じくらい重要
トップの単位のとりやすさを選んだ大学生の回答は、「単位さえ取れれば卒業に近づけるから(男性/22歳/大学4年生)」「単位を絶対落としたくないから(女性/22歳/大学4年生)」という切実な回答がみられました。好きな授業だけ取った結果、単位が足りなくなって卒業できないと困ってしまいますよね。堅実に授業を選択する大学生は多いようです。
一方で、ほぼ同率で2位となった「授業内容のおもしろさ」からは、「自分の興味のある分野を学びたいから(女性/21歳/大学4年生)」「講義内容がおもしろくなければ、履修する楽しみが減少するから(男性/24歳/大学院生)」という意見がありました。せっかく興味のある分野に入学したのだから、自分の興味を深めたいと思うのは自然なことかもしれませんね。
今回のまとめ:授業選びのポイントは単位と授業のおもしろさ
ポイント1 単位の取りやすさで授業を選ぶ大学生は32.9%
今回のアンケートでは授業のおもしろさを優先させる人も多かったですが、それよりも単位を優先させる人がやや多いことがわかりました。単位が足りないと大学を卒業することができなくなってしまいます。卒業に向けて計画的に単位を意識して授業を選択している大学生は多いようです。さらに細かくみていくと、単位を優先していると回答した大学生は、大学3年生や大学4年生など大学でも後半にあたる学生に多いことがわかりました。大学卒業を意識すると、単位を気にするのも納得できますね。
文・学生の窓口編集部
マイナビ学生の窓口調べ
調査期間:2017年12月
調査人数:大学生男女1005人
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