第二外国語を履修するならどれがいい? 現役大学生が選ぶおすすめTop5! 2ページ目
第二外国語の選び方は? 第二外国語を選ぶ基準3つ
第二外国語の選び方1.自分の好きな言語を選ぶ
大学によって受講できる言語には違いがありますが、第二外国語を必修科目として設定している大学は多いです。やはり好きな言語でないと学ぶのが苦痛になってしまい、勉強に身が入らなくなります。まずは自分が興味を持てる言語を選ぶのがいいでしょう。
第二外国語の選び方2. 母語としている人が多い言語を選ぶ
「その言語を学ぶことが、将来働くときにどれぐらい役に立つか」という視点で考えると、その言語を世界でどのくらいの人が使っているか、ネイティブスピーカーの人口が参考になります。
<ネイティブスピーカーの人口>
・中国語:8億8,500万人
・スペイン語:3億3,200万人
・ヒンディー語:2億3,600万人
・アラビア語:2億人
・ポルトガル語:1億7,500万人
・ロシア語:1億7,000万人
・ドイツ語:1億人
・韓国語:7,500万人
・フランス語:7,200万人
・イタリア語:5,700万人
※「中国語」とまとめていますが、その中には「北京語」「広東語」などがありそれぞれ異なっています。
⇒データ出典:文部科学省「世界の母語人口」
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/015/siryo/05120501/s003.pdf
第二外国語の選び方3.単位の習得のしやすさ
なかには「とにかく語学学習が苦手! できるだけ単位を落とさないように、単位が取りやすい第二外国語を知りたい」という人もいるのではないでしょうか。
語学学習の難易度は人によって感じ方が違う部分もあるので一概には言えませんが、ここでは各言語の習得において「難しい」と感じるポイントを紹介します。
中国語
・漢字を使うが、現在の中国語は主に「簡体字」表記であり新たに覚えなければならない
・発音の区別「四声」が難しい/同じ漢字でも違う発音になって意味が異なる
スペイン語
・動詞の活用が難しい/主語によって動詞の形が全部変わる/動詞の活用が約50種に及ぶ
・男性名詞と女性名詞の区別を覚えなければならない
ロシア語
・アルファベット(キリル文字)が特殊でここから覚えなければならない
・単語が格変化するのでこれを覚える必要がある
ドイツ語
・格変化が多いので覚えるのが大変
・男性名詞、女性名詞、中性名詞の区別を覚えなければならない
韓国語
・ハングル文字をゼロから覚えなければならない
・子音で止める、「ん」に3種類あるなど発音に難しい点がある
フランス語
・発音が難しい/日本語にはない「鼻母音」の修得が難しい
・動詞の変化が難しい
・男性名詞と女性名詞の区別を覚えなければならない
イタリア語
・格変化などの点で文法を理解するのが難しい
・日本人がカタカナ読みしがちなのを矯正するのが難しい
このように言語によって「難しさ」のポイントが異なるので、自分が一番効率よく勉強できそうだと思う言語を履修するのもひとつの手です。
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新入生向けに徹底解説! おすすめの第二外国語の選び方
第二外国語の選び方 まとめ
第二外国語について先輩大学生のおすすめや、履修する言語を選ぶ際のポイントをお伝えしました。第二外国語は多くの大学生が履修する科目のひとつです。大学によっては授業が開講されていない言語があったり、担当教授の影響など習得のしやすさには個人差・大学差もあるので、ぜひこの意見を参考に、自分の大学の第二外国語の授業をチェックしてみてください。
文・学生の窓口編集部
マイナビ学生の窓口調べ
調査期間:2017年9月
調査人数:男子大学生503人 女子大学生502人
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