シェフになるには? 仕事内容や資格について知ろう 2ページ目
調理師免許取得後は、シェフになるための経験と実績を作らないといけません。シェフを目指すからには、フランス料理店やイタリア料理店などで見習いとして雇ってもらい、そこで知識や技術を吸収するのが王道。日本国内ではなく、フランスやイタリアに渡り、現地のレストランで修業するという道もあります。国内の店でもフランス語やイタリア語、また英語の知識は必要となりますが、現地で修業をするならばその重要度はさらに増します。料理の勉強だけでなく、語学の勉強も必要です。
こうした形で経験と実績を積むことで、その店でシェフに抜てきされたり、他の店からシェフになってほしいとヘッドハンティングが来たりするようになります。下積みからのスタートですから、何年かかるかはわかりませんが、こうした道を歩まないことにはシェフにはなれません。
ただ、「自分の店」を持てばオーナー兼シェフということになりますから、どうしてもシェフになりたい場合はこうした方法もあります。ただし経営者として店を維持する必要がありますし、そもそもの開業資金の問題もありますから、非常にハードルの高い選択肢であるといえますね。
シェフとは何をする人なのか、またシェフになるにはどうすればいいのかをまとめてみました。もし将来シェフになりたいと思っている人は、まず調理師の資格を取得することを考え、進路を選ぶといいかもしれませんね。
参考:公益社団法人調理技術技能センター
http://www.chouri-ggc.or.jp/
(中田ボンベ@dcp)