大学生のみなさんはバイト選びのときに、どんなことに気をつけて探していますか？　高校生とは違い、多くの職種を選ぶことができるのが大学生のバイトの特徴のひとつ。そんな多くのバイト先がある中で、気をつけておきたい3つのポイントを紹介します。


1.時給の高さに気をつけよう
バイトを選ぶときには時給の高さに気をつけましょう。時給の高さを気にしない学生もいるかもしれませんが、時給が100円違えば10時間で1000円も差が出るのです。しかし、高い時給にはそれなりのワケがあるということも気をつけた方がいいですね。

「夜勤だから楽だし、時給も高いと思って始めたバイトでしたが、１人で働かされるのは少し不安だからやめてほしいです。時給が高いことには理由があるので、その点をしっかりと考えてバイト選びをすることが大事だなと思いました」（早稲田大学・2年男性）
「時給が高いから塾の講師をやっているのですが、時給に見合った分だけの自習と勉強が求められますね。結果的に、時給が高いとは言えないな、と思いました」（明治大学・3年男性）

時給が高いということはそれなりにみんながやりたくないこと、もしくは時間外での努力が必要ということもあるので注意しましょう。しかし中には特別忙しくもなく、時給も高いなんてバイトもありますので、根気強く探すのもよいかと思います。


2.続けたいと思うかどうか
バイトを続けたいと思うかどうかも大切なポイント。特に移動の手間、職場の雰囲気、待遇や条件などさまざまな要素があてはまりますね。納得できる職場を見つけられるように、バイトを始める前にしっかりと検討してみるといいでしょう。

「移動が面倒なので最寄りの駅で一番よさそうな場所に決めました。自分の中で最長の10カ月を記録しています。バイト先に悩んだときには近場を選ぶことをおすすめします」（立教大学・3年男性）
「バイト先は行きつけだったカフェにしました。とってもよい人たちが多くて、卒業するのがいやです」（早稲田大学・4年女性）

人、場所、仕事のしやすさなど、人によってバイトを続けたいと思うポイントは異なると思いますので、自分にあった基準を見つけましょう。筆者のおすすめは、定期券内で自宅に近いところがいいかと思います。もしかしたら定期券内でも交通費が出るなんてことがあるかもしれません。