「登山」「シャカシャカ」あなたはいくつ知ってる? 関西の大学で使われている「専門用語」20選【学生記者】 2ページ目
・「シャカシャカ」
社会学部社会学科のことです。とても語呂がいいですね。
・「N31」
今出川キャンパス寧静館(ねいせいかん)3階の教室のこと。「N31」というワードは、ドラマ「僕のヤバい妻」で登場する重要なキーワードでもあります。ちなみに「M」は明徳館(めいとくかん)、「S」は至誠館(しせいかん)というように、それぞれの建物に略号があります。
■近畿大学
・「ピーする」
出席のこと。厳密には出席確認のため機械に学生証をかざすことです。正確な効果音は「ピ↓ロリン↑」。近大では出席は機械で行っていますが、かざしたあとしっかり授業を受けるであろうという性善説に基づいて設計されています。ちなみにピーだけして授業をサボることは「ピーバイ、ピー逃げ」と言います。
■関西大学
・「自己みつ」
関西大学の単位がとりやすいと噂の一般教養の授業。関大生みんなが履修希望を出すので抽選で履修希望が決まります。当選者は崇められるが、実際は期待するほど楽でもないようです。
・「社ガール」「社レディー」「社マダム」「社ババ、社マン婆(しゃまんば)」
社会学部の女子に与えられる称号で、左から1、2、3、4回生。1回生は崇められますが、歳をとるごとに学内での社会的地位が下がっていくようです。
■大阪教育大学
・「登山」「下山」
神戸大学と同じく「登山」は登校、「下山」は下校のこと。ちなみにこちらはラインスタンプにもなっています。
・「五位堂バック」
鶴橋方面から急行に乗ると河内国分駅で準急・区間準急・普通のいずれかに乗り換えなければいけないのですが、そこで寝過ごしてしまい五位堂駅まで行って戻ってきてしまうこと。「寝過ごした!」ではなく「五位堂バックした!」と言います。
・「五月(さつき)マジック」
1回生を中心に行われる五月の文化祭「五月祭(さつきさい)」がきっかけで彼氏・彼女ができること。しかし秋に行われる神霜祭(かみしもさい)までに別れるという噂があります。
■立命館大学
・「パラ産」
パラダイス産業社会学部の略。卒論は書くも書かないも自由、単位も簡単に取れる、そして外見も派手な人間が多いことから名付けられています。
・「OIC」「BKC」
「OIC」は大阪茨木キャンパス、「BKC」は琵琶湖草津キャンパスの略。衣笠キャンパスだけ略称がありません(「KIC」らしいですが、あまりにも強引なために浸透しなかったようです)。
・「パルテノン神殿」
衣笠キャンパスの新図書館。2016年4月から使えるようになりました。正式名称は「平井嘉一郎記念図書館」。その外観があまりにもギリシャのパルテノン神殿に似ているため、建設時から話題になっていました。
たくさんの専門用語が登場しましたが、みなさんはいくつ知っていましたか?「~バック」や「登山・下山」なんかは大学を超えて共通するところが多そうですね。みんな考えることは同じ……通学の不便さを笑いに変えているあたり、さすが関西と言えるかもしれません。紹介しきれなかった「専門用語」もまだまだありますのでまた次の機会に。今回紹介できなかった大学のみなさん、ごめんなさい!
文/きっとみつかるカフェ。 かまたま
きっとみつかるカフェ。
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