「登山」「シャカシャカ」あなたはいくつ知ってる? 関西の大学で使われている「専門用語」20選【学生記者】
こんにちは。関西の学生ライターがオールジャンルの記事を発信する「きっとみつかるカフェ。」ライターのかまたまです。
みなさんの大学には「専門用語」はありますか? ここで言う「専門用語」とは、「その大学だけで通じる用語(隠語)」のことです。キャンパスや学部、立地や建物、授業など、各大学にさまざまな専門用語があるはず。そこで今回は、きっとみつかるカフェ。の学生スタッフに聞いた関西の各大学「専門用語」をご紹介します。
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■大阪大学
・「再履バス(さいりばす)」
阪大にはキャンパスが3つあり、各キャンパスを移動するために無料の学内バスが出ています。しかしキャンパス移動をするのは単位を落とした授業を再び履修する「再履」の学生が多いために、「再履バス」という不名誉な名称で呼ばれているのです。履バスは混み具合がハンパではなく、息もできないほどぎゅうぎゅう詰めであることから「奴隷船」とも呼ばれています。
・「館下(かんした)」
豊中キャンパスにある「図書館下食堂」のこと。文字通り図書館の下(ほとんど地下)に食堂があり、阪大名物「天津麻婆丼(通称てんま)」が食べられます。お昼時はめちゃくちゃ混雑します。
・「吹田工業男子大学」
阪大吹田キャンパスのこと。吹田キャンパスには工学部や医学部などがあり、圧倒的な男子率を誇ります(9割以上が男子という噂も)。
・「斎藤さん」
豊中キャンパスに生息している黒猫の名前。誰かつけたのか、いつからいるのかもわからないですが、多くの阪大生から愛されるアイドル猫です。大講義室で一緒にご飯を食べたり、一緒に講義を受けたりとキャンパスライフを楽しんでいるようです。
■神戸大学
・「登山」「下山」
「登山」は登校のこと、「下山」は下校のこと。神戸大学六甲台キャンパスはその名の通り六甲山にあり、その標高は100メートルを超えます。そのため神大生は大学から帰る際に「帰るわ~」ではなく「下山するわ~」と言います。
・「36系統」「16系統」
神大生がよく利用するバスの系統。36系統が六甲台キャンパス行き、16系統が国文キャンパス行きです。
・「ラーコモ」
ラーニングコモンズの略。図書館前にあるコワーキングスペースのこと。意識の高い学生たちがMacをカタカタしています。
■大阪市立大学
・「堺市リターン」
最寄りであるJR阪和線杉本町駅は、普通電車しか止まりません。そのため、天王寺から堺市まで行ってから杉本町へ戻ったほうが早く着く場合があります。学生生活に慣れてくると堺市リターンを始める人が多です。ただし、時と場合によります。なお、「堺市バック」「堺市チャレンジ」など、人によって呼び名が違うようです。
・「アイドンノーテスト」
2年まで必修の英語のクラスわけに使われるテストのことです。音声が流れたあと自分でマイクで話して答えるのだが、質問が流暢すぎて難しいためアイドンノーと言うしかないです。ちなみになにかしら答えないと次の問題に進めない不親切設計となっています。
・「コミュカ」(または「コミカ」)
コミュニケーションカードと言う名の出席カード。一般教養や言語の授業など、基本的にどこでも使われています。デザインに関するツッコミは最早されていないよう(誰がデザインしたのかも不明です)。カラーバリエーションがやたらと豊富で、たまに全色揃えているコレクターがいます。