春休みの国内旅行にいかが? 女子大生の瀬戸内1周1人旅行記【学生記者】
みなさん、こんにちは! 日本大学法学部4年のヒラリーです。
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突然ですが、「旅行で何か大きなことを成し遂げてみたいな~」って、考えたことはありませんか? たとえば、一輪車で日本一周とか、自転車で世界一周とか、ヒッチハイクで四国一周とか。でも、これらをやろうとするのはハードルが高すぎてなかなか難しいですよね……。
そこで、「大きなこと」ではないかもしれませんが、国内旅行だってそのやり方を工夫しさえすれば、十分大きな達成感と満足な体験を得ることができるのです。今回は1年前から計画をし、全て自分の手で準備をしたことで大満足を得られた、私の瀬戸内海一周旅行をご紹介したいと思います!
■サークルの先輩の「しまなみ海道」の写真が全ての始まり
私が瀬戸内海一周旅行をやろうと思ったきっかけは、サークルの先輩が「しまなみ海道」にサイクリングしている写真を見たことでした。「いつかサイクリングがしたい」とずっと思っていたので、その写真を見たとき「就活がおわったら、絶対に行きたい!」と感じました。
そこから、「愛媛県にある道後温泉にも行きたい、そして隣の香川県のうどんも食べたい」と、どんどん旅先を思いつき、「だったら、瀬戸内海一周してしまえ!」と瀬戸内海一周旅行をすることにしました。
■事前準備
就活が無事に終わり、旅行の準備として最初に取り掛かったのは観光場所と旅費の計算でした。インターネットで新幹線・ホテル・バスの予算を割り出し、さらにそこから行きたい場所・お土産代・当日の昼食代等を出して、総合的な予算を計算すると、ざっくりと10~13万円に(2016/11/2~6で行った場合)。
服装は、全日程分の下着、ズボン3着、運動着1セット、Tシャツ5枚、スニーカー1足。それらを山登り用のリュックサック(このために購入)と下のカバンにいれていきました。
▼こちらが山登り用のリュックサック
■観光のための情報収集も必須!
インターネット、図書館の本などを借りて自分の行きたいところをピックアップ。実際に行った人のブログ・自治体のホームページを見て、そこから旅行の具体的な行動計画を立てました。
■旅行のスケジュール
1日目は千葉県にある自宅を朝の6時に出発。6時間かけて広島県・尾道へ(遠かった!泣)。この日は尾道を観光しました。とにかく階段が多くて大変でしたが、振り返れば尾道水道の絶景が‼ 疲れが癒されましたよ!
2・3日目はいよいよしまなみ街道サイクリング!! ほどよく吹いて気持ちよかったです。でも、日が暮れると暗くて何も見えないので、17時を目安に目標地点を目指しました。これもなかなか大変(笑)。
愛媛県・今治にゴールしてやり切ったときの達成感は、感無量! 一人で興奮していました(笑)。そのあとは約1時間半かけて愛媛県松山市にある道後温泉へ。その日は道後温泉に泊まり、温泉で旅の疲れを癒やしました。
4日目は一日かけて松山観光! 松山城を観たり、小説・『坂の上の雲』の登場人物にゆかりのある場所を訪れたり。そしてなんと、偶然にも「ゆるキャラグランプリ」というゆるキャラのお祭が開催されており、遊びに行くことができました!!
▲右が私の推しメン。なんだか、かわいくないんだけど、ユーモアがある感じが好き。
●ゆるキャラグランプリ
http://www.yurugp.jp/
そのあとは、温泉に3回入りました(笑)。
5日目は長距離高速バスに乗り、うどん県こと・香川県へ! 高速バスを使う場合、事前に予約していくことをおすすめします! うどんを食べた後は、香川・岡山を結ぶマリンライナーへ乗って帰路へ。
■瀬戸内海一周旅行を振り返って
今考えると、自分でも自分の中で何か大きくなったと感じました。こんな1年前から目標を立てて計画し、そのためのお金を自分で稼ぎ、実行したことは初めてで、今までの自分では考えられないことでした(笑)。
このように新しい自分の一面を見つけることもでき、今回の瀬戸内海一周旅行は大満足なものとなりました。ぜひみなさんも一週間でいいので、自分で全部計画から準備をして行く国内旅行をしてみてはいかがでしょうか?
文・ヒラリー