人気の生タイプも? 新時代のおいしいふりかけ5選
白いご飯にささっと振り掛けて食べる「ふりかけ」。いつの時代も定番のご飯のお供です。そんなふりかけですが、ここ数年でさまざまな新しいタイプのものが登場し、進化しているのをご存じですか? 今回は、新時代のふりかけや珍しいおいしいふりかけなどをご紹介します。
■ニューカマーから仰天のふりかけまで……!
●定番になりつつあるしっとり感!『ソフトふりかけ』(丸美屋)
「のりたま」でおなじみの丸美屋から発売されているふりかけシリーズ。数年前に登場し、現在は定番になりつつある存在です。ふりかけといえば乾燥したタイプのものを想像しますが、これは名前のとおり「しっとりとした食感」です。
例えば「ちりめん山椒」はちりめんじゃこも山椒の実もしっとりとした柔らかい食感。ふりかけというより佃煮のような感じです。他にも「ほぐし貝柱山椒」や期間限定の「煮穴子」というのもあります。
●風味とサクサク食感にこだわった!『超ふりかけ』(永谷園)
「おとなのふりかけ」などの定番商品がある永谷園からも、こだわりのふりかけが発売されています。それが『超ふりかけ』です。この商品の一番の魅力は「かつてないサクサク感」。独自のスチームオーブン製法でローストしているため、素材の風味を損なうことなくよりサクサクの食感を実現しているそうです。
また、この製法ではよりうま味を引き出すこともできるのだとか。「焼鮭」や「明太子」など複数のラインアップがありますが、お薦めは「焼肉」です。本当に焼き肉のときのご飯の味です。
●野菜がそのまんま!『ふりかけやさい』(ミツカン)
2015年の1月に販売が開始されたふりかけ界のニューカマー。「ふりかけやさい Richコーン」「ふりかけやさい Rich枝豆」の2種類が販売されており、名前のとおり野菜の粒がそのままのふりかけです。そのままですが生ではなく、味付けした後にフリーズドライ加工がされています。
サクサクした歯応えと野菜のうま味がたまらない商品です。特に「ふりかけやさい Richコーン」は焼きとうもろこしを想像させるバターしょうゆ味。白ご飯だけでなく、サラダやラーメンでもイケます。
●まさかのバラのふりかけ!『ローズふりかけ』(坂元ローズガーデン)
山形県にある『坂本ローズガーデン』が生産している商品。採取して3時間以内の新鮮なバラの花びらを使っている本物の「バラのふりかけ」です。乾燥させて細かく粉砕したバラの花びらをごまとのりと混ぜ、岩塩で味が付けてあります。
ご飯に掛けるとバラの香りが広がります。また、サラダに掛けるのもお勧めなんだそうです。価格は1瓶510円(税込)。アンテナショップで購入したり、山形県観光物産会館などの通販サイトでお取り寄せもできます。
●舌の上で溶ける?『口どけ』(思わず舌鼓)
最後はテレビ番組などでも紹介されたことのある超高級ふりかけです。これは静岡県にある小林食品が製造、販売している商品で、1万本に1本の貴重な鰹節を使い、それを熟練の職人が0.01ミリに削ったもの。「口の中で溶ける」のだそうです。
お値段は30グラム2個セットでなんと1万円! ふりかけとは思えない値段です。ただ、その値段でも多くのリピーターがいるということは、すさまじいおいしさということでしょう。極上の味を体験したい人はぜひ……。
新定番になるかもしれない新しいタイプのふりかけ、そして珍しいふりかけ、さらには超高級ふりかけをご紹介しました。大人になると昔ほどふりかけでご飯を食べなくなりますが、たまに食べると最高です。ぜひ今回紹介したふりかけで白いご飯を食べてみてください!
(中田ボンベ@dcp)