PR
トラブル回避! 引っ越し&ご近所づき合いの基本マナー11か条 2ページ目
■「女性の一人暮らし」ご近所さんと、どうつき合う?
「『女の一人暮らし』と知られては、かえって危険なのでは? との考え方があるのもわかります。しかし、その場所で快適に暮らしていくためには、やはり挨拶程度はしておくべき。どうしても一人で挨拶に行くのが不安なら、家族などについてきてもらうのも一つの手です」
■むこうが挨拶を拒んできたら?
「最近では、表札をあえて出していない家も多いようです。これは、『世間と関わる気がない』というアピールでもあるでしょう。そういったお家が隣近所にある場合は、残念ながら引っ越しの挨拶は控えるしかありませんね。また、大家や管理人から近隣住人への挨拶を止められたような場合も、それに従うべきだと思います」
■引っ越し挨拶のメリットとデメリット
「たしかに、女性が一人で挨拶に行けば、『女性の一人暮らし』だと知られてしまいます。しかし、たとえばマンションで夜中に火事が起きたとして、どんな人が住んでいるかわからない部屋に、声をかける人は少ないのではないでしょうか? 挨拶をきちんとして、『ここは一人暮らしの女性が住んでいる』とあらかじめわかっていれば、ちょっと気にかけてインターホンを鳴らして、知らせてくれるかもしれません。そういった意味では、やはりある程度の近所づき合いを持っておくことも大切。自分の身を危険から守ることにつながるのではないでしょうか?」
特に女性の一人暮らしでは、何かと不安が多いもの。そのため、「できるだけ人と関わらない方が良い」と思うかもしれません。しかし、万が一、何かが起きたとき、声を掛け合えるご近所さんがいないというのも心細いですよね。深く関わる必要はないとしても、こちらから挨拶をして、「悪意がない」ことくらいは、示しておいた方が良いのかもしれません。
(OFFICE-SANGA 森川ほしの)