もう辞書に載ってもいいんじゃ!? ってくらい浸透していると思う若者言葉5選! 大学生に聞いてみた
使われるようになった当初は目新しかった言葉も、今ではすっかり広い世代に浸透している若者言葉ってありますよね。若者言葉とは言うものの、使われ始めて10年以上という言葉もあり、twitterなどのSNSを通して30代40代の人もネット上では使っているというケースも少なくありません。そこで今回は、大学生のみなさんに、辞書に乗ってもいいくらい浸透している若者言葉を聞いてみました。
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■もう辞書に載ってもいいと思うほど浸透している若者言葉を教えてください。
●じわる
・自分もまわりの友達も日常的によく使っているから。(女性/19歳/大学2年生)
・使いやすい(女性/19歳/大学1年生)
・LINEとかで使ってる人多いから(女性/21歳/大学3年生)
・よく見る言葉だから、むしろ若者言葉という印象がないから(女性/22歳/大学4年生)
「じわる」とは「じわじわくる」の略称ですね。パッと見で大爆笑するおもしろさではなく、じっくり見てみるとじわじわと笑いが込み上げてくる、というような意味で使われています。たしかに、今は若い人だけではなく大人でも使う人が増えてきていますよね。
●エモい
・エモいだけで思いが伝わりそう(女性/19歳/大学1年生)
・友達が使い始めてSNSでもよく見る言葉だから(女性/25歳/大学院生)
・よく使うから(女性/22歳/大学4年生)
・みんな使っているから(女性/22歳/大学2年生)
エモいというのはエモーショナルを略した「エモ」に、接尾語の「い」をつけた造語です。感動的、感情を揺さぶられたというような意味を持っています。現在では感情が動いたケースであれば、それがどのような感情であっても構わず使っている人を多く見かけます。
●ワンチャン
・流行りの言葉というよりもはやそれに変わる言葉がないためふつうに使わざるを得ない(女性/20歳/大学2年生)
・SNSでもよく見るし、実際に使っている人もよく見かけるから(女性/22歳/大学4年生)
・本当によくつかうから(男性/22歳/大学4年生)
・よく聞くから(性男/21歳/大学3年生)
ワンチャンとは「One Chance」の略語ですが、元々は麻雀用語だったようです。麻雀では「一回のチャンスをモノに出来れば、逆転できる」という意味で使われていましたが、現在広く使われているのは「もしかしたら行ける」「ひょっとしたらある」などのように「可能性がある」という意味で使われているようです。