世界で最も有名な奨学金制度! 「フルブライト奨学金」を利用するアメリカ人留学生をインタビュー 2ページ目

編集部:いとり
2016/10/30
奨学金
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――日本に来て見て、日本についての考えは何か変化しましたか?


Ms. Cushman: I have spent time in Japan before, so my thoughts did not change very much. One thing I was surprised by was how graduate seminars are conducted in Japan. In the United States, graduate seminars usually have one topic that they focus on. The professor assigns readings, which are discussed by the group every week. In Japan, the seminars are focused on the students' individual research. Each week, a different student presents his or her research to the group. I like this style, because it is important to get feedback from your peers and professors. So much of my time researching is spent working on my own, so it is nice to have the opportunity to share my ideas with others.

クシュマンさん: 私は以前に日本で過ごしたことがあるので、そのころとあまり考えに変化はありません。ただ、私が驚いたことは、日本の大学院で行われている演習(セミナー)方法です。アメリカの大学院では、通常一つのトピックを取り上げ、教授が読む資料など課題を出し、毎週そのことについて全員で議論します。しかし日本の場合、演習方法が異なり、取り上げるトピックは学生が行っている研究についてです。毎週、学生がそれぞれの研究をプレゼンするというスタイルです。私は、この日本のスタイルが好きです。仲間や教授からのフィードバックは、重要だと思います。日ごろ、一人で自分の研究にいそしんでいるので、自分の考えを他の人と分かち合えることがとても貴重な機会となっています。

――日本での経験はクシュマンさんにとって良いものでしたか?

Ms. Cushman: My experience in Japan has been wonderful! I think it is an easy and pleasant place to live, and I have been fortunate to have the support of the Fulbright program. I have been able to do my research properly in Japan. There are many books, journals, and documents that are not available in the United States, so it would be very difficult to write a dissertation without spending some time in the libraries in Japan. Moreover, the fact that I have been able to conduct multiple interviews with Miyamoto-san has been an invaluable experience. It is very rare for an art historian to be able to talk to the people that she writes about, so I feel very lucky!

クシュマンさん: 日本ですばらしい経験をさせていただいています。日本は、生活しやすく快適な場所ですし、フルブライト奨学金制度の支援を受けられたことは幸運だったと思います。自分の研究をきちんと行うことができています。アメリカにいたらこれほど多くの本、学術雑誌、資料を入手できなかったでしょうし、日本の図書館なしに論文を書くことは難しかったでしょう。さらに、宮本さんに数回インタビューできるという信じられないような経験もしました。美術史家が自分の研究の対象となる人と実際に話ができるというのはめったにないことですから、私はとてもラッキーだと思います。

――ありがとうございました。

いかがだったでしょうか? 大学院での演習のスタイルが日本とアメリカで異なっているというのは興味深い指摘だったのではないでしょうか。クシュマンさんの日本での研究は実り多いものとなっているようです。きっと見事な論文を仕上げられることでしょう。

⇒関連記事:有名奨学金制度「フルブライト」って一体どんな制度?
https://gakumado.mynavi.jp/gmd/articles/40954

⇒日米教育委員会(フルブライト・ジャパン)
http://www.fulbright.jp/

(高橋モータース@dcp)

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