【レシピあり】一人暮らしでも簡単にできる! 広島・西条伝統の味「美酒鍋」の作り方【学生記者】
こんにちは、広島大学の楽です。
10月に入り、途端に寒さが増してきましたね。道行く人の袖も七分から徐々に伸び始め、またスーパーの冬の主役たちを手に取る買い物客の姿を見て冬がすぐそばに来たのを感じたという人も多いでしょう。季節の変わり目に体調を崩さないためには、よく食べ、よく寝ることが大切だそうです。
さて、今回は私の住んでいる西条の冬の名物、「美酒鍋」を紹介します。そのおいしさもさることながら、実はこんなに簡単に作れてしまうことを、まだ誰も知りません。西条自慢の日本酒を使った鍋で、今晩は胃も心も温まりましょう。「美酒鍋という名前の由来は……」と気になる方もいるかもしれませんが、細かい話は後回しにして、さっそく美酒鍋を作りたいと思います。大学生の一人暮らしを想定して、今回は2人前を用意します。
【材料】(2人分)
・豚肉の薄切り、鶏肉、砂ずり 各100グラム
・ニンニク 1かけ
・にんじん 1/2個
・玉ねぎ 1/2個
・ピーマン 2個
・長ネギ 2本
・白菜の芯と葉 数枚
・板こんにゃく 好みの量
厚揚げ 好みの量
・塩&こしょう 少々
・日本酒 200ml
【レシピ】
1.具材を食べやすい大きさに切る。
2.鍋には深めのフライパンを使い、温まったら豚肉とニンニクを入れる。油は豚肉から出るため必要ありません。
3.鶏肉と砂ずりを入れ、塩・こしょうでしっかり味付けを行います。
4.肉の色が変わる頃、玉ねぎ、にんじん、ピーマン、長ネギ、白菜の芯、こんにゃく、厚揚げの順に入れ、日本酒を3分の1ほど注ぎます。
5.最後に白菜の葉で全体に蓋をするように覆い、残った日本酒をかける。これにより野菜のもつ甘みを全体に充満させながら蒸すことができます。
あとは水分が飛ぶまで放置し、全体がしんなりするのを待ちましょう。その間に、美酒鍋とはいったい何かを説明します。