これであなたも旅名人!旅行の荷物を最小限に抑えるコツ
ひょうひょうと身軽に旅する人って、かっこいいですよね。しかしいざ自分の番となると、「あれも必要」「これも使うかも」と、ついつい大荷物になりがち。しかも、結局あまり使わなかったというのはよくある話です。今回は1泊2日と3泊4日、そして1週間以上の長旅というタイプ別に、旅行の荷物を最小限に抑えるコツをご紹介します。気持ちも荷物も軽くなって出発できますよ。
■荷物が多い人は何を持っているのか
そもそも荷物が多い人は、いったい何を持ち込んでいるのでしょうか?実際に見たことのある「大荷物さん」たちは、次のようなものを持ち歩いている多いようです。
・大量のお菓子
必要に応じて、現地で買うようにしましょう。
・ビニール袋
濡れたものを入れたり下に敷いたりと便利ですが、そこまで登場回数は多くありません。なぜなら、旅行中もコンビニなどに入り新たに袋をもらっているから。
・やけに重いバッグ
お洒落かもしれませんが、あまり重いバッグは考えもの。すぐに疲れてしまい機動力が落ちます。特に女性は注意しましょう。
・救急セット
湿布や包帯まで入った立派な救急箱。気持ちの安心ではありますが、まず使いません。絆創膏を2〜3枚忍ばせるだけでOK。それ以上のケガや病気の場合は、速やかに現地の病院へお世話になった方が早いからです。
その他、過去にびっくりした荷物は「まくら」「ぬか床」「応援しているアイドルの祭壇」など。本人にとって必要なものなのですから、もちろん問題はありません。しかし、その他で荷物を減らせる工夫があるとより良いですね。
■気持ちの持ちどころが肝心
「もし必要になったらどうしよう」「何かあったときのため」などという心配は、旅行につきものです。しかし最後は、たいていお金で解決できます。小旅行の際にカード類をあえて置いていく人がいますが、あまり賛成できません。地方都市では使えるクレジットカードの種類が偏っていたり、海外ではIDカードの代わりになったりします。むしろ、荷物を減らしてお金を(引き出す手段含め)上手に使う手段をいくつか持つ方が、大人の旅行は便利ではないでしょうか。
■1泊2日向け
1泊2日のちょっとしたプチ旅行では、「メインバッグ+貴重品入れ」というスタイルで行きましょう。バッグは小ぶりのもので十分です。昨今すっかり定着したキャリータイプは、あまり小さいものだと帰りのお土産が入れられなくなります。そのため、多少アジャストの効く布タイプのバッグやリュックの方がおすすめです。中にはスーツケースを持っていく方がいますが、電車やバスの中での扱いが大変なので注意しましょう。貴重品入れは、ディパックやトートバッグなど普段使っているもので大丈夫。出かけた翌日にはすぐ戻ってくるのですから、あまり頑張って準備する必要はないと考えましょう。
他の持ち物については、滞在先のアメニティを先に確認しましょう。ホテルならたいていのものが揃いますし、街中ならコンビニがあります。化粧品などは、どれも試供品や使い切りの小パックで十分です。コンタクトレンズなら1DAYタイプの使い捨てが便利ですよ。
また、翌日の着替えは上着だけでOK。下は初日と同じジーズンで行きましょう。どうしても着替えたい場合は、軽量&シワになりにくいスカートやパンツを丸めていれます。
■3泊4日向け
東京から沖縄やグアム、台湾などちょっとした距離の旅行に多い3泊4日。現地で洗濯ができるかどうかで、持ち物の量が変わるでしょう。ここでは、洗濯が難しい場合の軽量化のコツをご紹介します。
バッグのスタイルは「中型のメインバッグ+貴重品入れ」で、キャリータイプがおすすめ。飛行機に乗る場合も考え、機内持ち込み可能サイズをひとつ持っていると何かと便利です。貴重品入れにカメラやガイドブックなど少々重いものを持ちたいときは、カバンのフタがしっかり閉まるタイプを選びましょう。
化粧品なら、たくさん使う化粧水は家で使っているボトルごと持って行き、シャンプーやコンディショナーなどは試供品や使い切りの小パックと、使用量に応じて使いわけると良いでしょう。服はジーンズ2本を使い回します。上着を変えると、同じ服だと分からなくなるので大丈夫です。靴は最初に履いて行く一足で問題ありません。