留学のメリットはコレ! 大学生が留学すべき理由5つ
「せっかくの大学生活を実りあるものにしたい」という大学生や「今の状況を変えたい」と模索しているという大学生もいるのではないでしょうか。
もし、現状に何か満足がいかない場合は、日本を一度離れ、海外から日本を客観視できる留学がおすすめです。
今回は、大学生のうちに留学に行くと得られるメリットについてご紹介します。
日本人の海外留学者は増加傾向!
大学生のあなたのまわりでも留学した同級生、あるいは現在しているという同級生をチラホラ見かけるのではないでしょうか。
中には
「興味はあるけど、わざわざ高いお金をかけて海外へ勉強しに行くのは……」
「行くことに何の特があるの?」
と疑問に思う方もいるかもしれません。
独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)が実施している「日本人学生留学状況調査」データによると、日本人の海外留学状況は2018年度に115,146名と年々人数が増加していることがわかります。
残念ながら、2019年度以降はコロナウイルス感染拡大の影響からか107,346名と人数は減ってしまっていますが、過去10年間の留学する日本人の数は右肩上がりでした。
大学生のうちに実感したい!留学するメリット5つ
大学時代は人生の中でも最も時間がとりやすいと言えることから、大学時代に留学する学生も多く見受けられます。
大学生のうちに留学する主なメリットは以下の5つです。
・生活力がつく ・世界の見方が変わる ・日本のことを改めて考えるようになる ・価値観の多様さに気がつく ・人生の選択肢が増える |
詳しくご紹介します。
1)生活力が付く
留学は旅行と違い、「生活」が主体の毎日です。
海外でひとり人暮らし生活を送りながら勉強するというハードな日々を過ごします。
掃除をしたり、食材が切れたら買いに行ったり、家賃や光熱費を払ったり、ゴミをきちんと出したりなど海外でのひとり暮らしを経ていく中で意外な自分の長所・短所にも気づくことでしょう。
実は料理が得意だったり、逆に掃除が超苦手だったりなど、自分の新しい一面がわかり、日本にいた時よりも生活力がついてくるかもしれません。
留学生が就労できない国、バイトどころじゃない場合もある
留学すると多くの場合、日本から用意したお金でやりくりするしかないという生活になることも考慮しなければなりません。
オーストラリアなど一部の国を除いて学生ビザでは就労できないため、留学する場所によってはアルバイトだとしても働く資格がないことが一般的です。
また、学校の授業量や課題量によっては、アルバイトできたとしても時間的に余裕がないことも考えられます。
貯金など限りある資金をどのように運用し生活するかという能力が養われるのも、留学でしか味わえない経験なのではないでしょうか。
2)世界の見方が変わる
「世界の見方が変わる」なんて言うと少し大げさに聞こえるかもしれません。
簡単に言うとニュースでチェックする国や地域が増えるということです。
留学すると日本の地元と留学先の現地について、天気予報から時事ニュース・バラエティ番組まで何でも両方チェックすることが多くなります。
そして「今日はこんな事件が、今こんな問題が」と何となく思うこともあるでしょう。
その延長線上に世界と日本の比較や疑問が生じ、世界をより広く深く考えられるようになるきっかけになります。
3)日本のことを改めて考えるようになる
留学する前に多少調べておいた方が良い情報に、「日本のこと」が挙げられます。
なぜかというと、留学するとまわりからものすごく質問されるからです。
たとえば「日本の人口は?」から始まり、
「なぜ日本は道にゴミが落ちていないのか」
「なぜ指定された時間通りに荷物が届くのか」
「なぜ誰も居ない田舎道に自動販売機があるのか」
などといった簡単には答えられないような質問から、食べ物に関する質問などにまで多岐にわたります。
日本に関する多岐にわたる質問に答えていくにつれて、日本と世界のギャップについて考えるキッカケになるだけでなく、日本についてより深く知りたくなるキッカケにもなるでしょう。