5月から新形式に! TOEIC新形式の注意点まとめ【学生記者】 2ページ目
比較的時間のかからない文法問題が減って、時間のかかる長文問題が増えました。難易度も上がっており、時間も非常に厳しいので、練習をしながら時間配分をきちんと考えて受験しないと高得点を出すのは難しいと思います。
●Part5
Part5は、問題数が40問から30問へと大幅に減りました。形式や難易度はあまり変わっていないので、今まで通りの対策で問題ないと思います!
●Part6
こちらのパートでは問題数が12問から16問へ増加しました。変更点は一文をそのまま文章に入れる問題が追加されたので、負担が一気に大きくなった点です。今までなら文の流れはそこまで重要ではなかったので、重要そうな所だけを読めば解くことができました。しかし、この問題が追加されたことにより、文の流れを掴まなくては解けなくなってしまったので、結果的にかなり時間が掛かるようになりました。空白の前後から話の流れを掴む練習をしないとPart7にかけられる時間が短くなってしまうので要注意です!
●Part7
Part7では、Part5の問題数が減ったことにより、問題数が非常に増えました。更に、今までなら最大で2つの文を読んで問題を解くというパートだったのですが、文章の数が最大で3つに変更になり、負担が非常に増えました。もう一つの変更点はスマホのテキストメッセージのような文章を読んで答える問題が追加された点です。この問題は送信時間などの手がかりがあるので、そこを意識して解けば、比較的簡単に解けると思います。パート7全体で問題数が非常に多いので、時間配分を考えて解かないと最後の方を塗りつぶすだけになってしまうので要注意です!
いかがでしたでしょうか? 全体的な難易度は以前とあまり変わっていないように感じました。しっかり練習をして問題の形式に慣れれば、ハイスコアを取れる内容だと思います。TOEICを採用時の足切りに使う企業もあるので、志望企業の求めるスコアに達していないなんてことにならないためにも、早めに目標のスコアをとっておくことをおすすめします!
文・きこり