大学生になって、初めて一人暮らしを経験する人もいるでしょう。一人暮らしは自由でいいですが、料理づくりを面倒に感じることもありますね。ここでは、外食やコンビニ弁当に頼りがちな人が実行できる「身近な食材を使った簡単節約料理3選」をご紹介します。美味しくてヘルシーなだけでなく、水道光熱費を節約したい人におすすめです。

☆ご飯のアレンジレシピ

パンを主食にする人も増えていますが、日本人の主食「ご飯」を日常の食事に取り入れましょう。

ご飯を炊くときは、何食分かまとめるのがポイント。ラップに包んで「おにぎり」にして冷凍保存すると、電子レンジで解凍するだけで食べられるので大変便利です。なお、電子レンジでの炊飯方法もあります。具体的な方法や使用可能な容器などは、電子レンジの説明書などを参考にするといいでしょう。

また、何らかの具材を入れると「炊き込みご飯」になり、料理をする時間がないときに重宝するほか、おかず代の節約にもつながります。具材の一つに梅干しがあり、食欲増進も期待できます。炊飯できる状態にしたお米に、手で小さく分けた梅干し（種を除く）を入れるだけです。包丁で切らないので、まな板も含め洗い物の手間が省けます。

☆野菜たっぷりのヘルシーレシピ

外食やコンビニ弁当によるカロリーオーバーを防ぎ、野菜不足を補うための簡単・ヘルシーレシピがあります。中でも、野菜炒めや鍋料理は失敗することも少ないので料理初心者の学生におすすめです。

料理をするときは旬の野菜を選ぶのがコツです。また、キャベツはいろいろな料理にアレンジできますね。料理のボリュームアップには、もやしが大活躍。こちらも幅広い用途があります。なお、下茹・冷凍のカット野菜を購入する方法もあります。

料理をつくるときは、具材が残らないことがポイントです。レシピ本通りにつくるよりも、具材を使い切ることを意識しましょう。味付けは薄味にすると、食べるときに追加できますね。調味料は必要最小限の種類に留めるほか、短期間で使い切るタイプを購入するのも節約のポイントになります。

なお、完成した料理は食べる前に小分けして冷凍保存すると、忙しいときに解凍して使えます。野菜の大きさはお好みで選ぶといいですが、フードプロセッサーなどを使うと、野菜を切る時間短縮にもつながります。

☆冷凍室でつくれる簡単デザート

節約生活をしながら「グルメ気分」を味わうためには、冷凍室でつくれる簡単デザートがおすすめです。果物はスーパーの店頭で購入する方法もいいですが、果物の種類や季節によっては鮮度も気になりますね。そんな問題を解決するために、缶詰を活用しましょう。

果物の缶詰をストックしておくと、いつでも食べられるので大変便利です。2～3個を冷蔵室に入れておくと、冷たくて美味しくいただけます。缶詰のシロップを小さいタッパーに入れて冷凍すると、シャーベットとしても楽しめます。味には好き嫌いがあると思いますので、いろいろ試しているといいですね。缶詰を開けたときは、すぐに別の容器に移すことが大切です。未開封のままでの冷凍は、中身の膨張から破裂につながり大変危険ですので、絶対に避けてください。

また、消費期限が迫ったヨーグルト（食べきりタイプ）やプリンは、冷凍室へ移動させると自然に固まります。そのままだとカチカチでスプーンが使えませんので、食べる前に冷蔵室へ移動させて、少し解凍するといいでしょう。なお、ヨーグルトやプリンを冷凍・解凍すると、もとの食感は期待できなくなります。そのため、シャーベットとして楽しみたい人におすすめします。

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