​社会を変えた革命家! ドイツ帝国を築いた名将・ビスマルクに学ぶブレないビジョンの描き方【学生記者】

2016/06/15
学生旅行
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こんにちは、早稲田大学3年の吉山です。オットー・フォン・ビスマルク。世界史を履修していた学生の方々にとっては馴染みのある名前だと思います。「鉄血宰相」という呼び名で有名な、1800年代に活躍したドイツの政治家です。彼は、自分の才能と能力を存分に活かし、当時無数の小国の集まりであったドイツを統一し、強いドイツを作り上げました。
このような大事業を個人で成し遂げた政治家というのは、世界史の中でも彼一人と言ってもいいでしょう。では、なぜ彼は、そのような大きな政治的課題を一人で解決に導くことができたのか。それは彼の「伝統を重んじる意識」「ブレないビジョン」「瞬発力」にあったと言えます。彼の芸術的な政治術は、我々に生きるヒントを与えてくれます。

■伝統×革新のコンビネーション

ビスマルクはプロイセンの地主貴族の家に生まれたため、保守的な考え方を持っていました。彼は伝統的な側面から、いわゆる「上からの革命」を成し遂げた人物であると言えます。多くの革命者は、当時の社会を転覆させて新たな社会を築くというやり方だったことを考えると、このビスマルクの「伝統的」革命によって当時小国の集まりだったドイツが大きな中央集権国家に変わったという事実は「芸術とまで言える」と多くの専門家が賞賛しています。

我々の日常生活でも、なにかを変えていく際、自分の身近にあるものすべてを変えようと考えることは非常に大きなリスクを伴います。それよりも自分の周りにあるルールや伝統の中で確固たる信条を持ち、ずっしり構えることがいい結果を導いてくれることは少なくないはずです。ビスマルクから学べるこの「伝統意識」は非常に大きな意味を持っていると僕は個人的に思っています。

■明確なゴールを描き、逆境をも利用する

一つの国を治める政治は単純なものではありません。もちろんビスマルクが描いたビジョンに反対する人も多数存在していましたし、かたや当時は軍事力と経済力でヨーロッパ各国がしのぎを削っている時代です。類稀なる実績を達成したことは事実ですが、彼は人間であり、すべてを見通し思い通りにする神ではありません。思い通りにならなかったことの方が多かったのです。

しかしながら彼はすべての逆境に対して、自分の達成する目標を頭に据え置き、巧みに素早く反応することで自身の政治的目的を達成しました。ドイツは当時、南にはオーストリア、北東にはロシア、西にはフランスという非常に難しい状態に立っていました。しかしながら周りの国家の友好関係を条約などによってコントロールし、それをわずか10年の間に敵対していたオーストリア・フランスを立て続けに破り、帝国を築いたのです。

これを可能にしたのは、彼の洞察力と瞬発力です。当時の各国の状況を注意深く洞察し、その場で最善と信じた策をすぐに実行に移すのがビスマルクの外交の特徴でした。その場で最善となることを考え、すぐに行動に移す。このビスマルクの姿勢は、政治の場だけではなく、学生生活や日常、もしくはビジネスでなにかに取り組む際にも非常に重要ではないでしょうか。

オットー・フォン・ビスマルク。名前を聞いたことがある人もそうでない人も、いろいろと感じるところがあったのではないでしょうか。学生生活を充実させるヒントにしてみてください!

<大学生のまずこれステップ>

1.守られてきた伝統・ルールに目を向けてみる!
2.自分の成し遂げたいことを常に忘れず頭に入れておく!
3.その瞬間の状況をしっかり洞察し、最善の行動をする!


文・吉山慶

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