【大学生お悩み相談室】デビュー失敗?! 大学で友だちがなかなか増えない……

大石 蘭

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授業にバイト、サークル、恋愛、将来のこと……大学生活では初めての経験につまずいたり悩んだりすることも多いはず。このコーナーでは、そんな大学生ならではのお悩みに、東京大学教養学部を卒業して現在はイラストレーター・文筆家として活動している大石蘭さんが大学生のころの自分を振り返りながらアドバイスします。

今週のお悩み:せっかく大学に入ったのだから、いろいろな人と話してみたいのに、交友関係が広がりません。


A. 見かけで攻めるか、言葉で攻めるか!

私の場合、高校では一緒に行動する友だちが少なくて、ひとり行動が好きなタイプでした。

そして、大学に入っても最初は知り合いがほとんどいなかったので、こんな私にもちゃんと友だちができるのか、まったく自信がありませんでした。

入学して間もない新歓シーズンのときには、興味のある集まりなどにもいろいろ参加してみましたが、ノリのいい振る舞い方などはわからないので、とりあえず受け身なスタンス。それでも少しずつ話しかけてくれる人が増えていったのは、「それおもしろい服だね」「どこで買い物してるの?」など、外見から興味を持ってくれる人が多かったからかもしれません。

とはいえ、もちろんルックスがかわいくて目を惹いた!なんてことではありません。美意識高くルックスを磨く、という心がけとは違います。人とは違う、自分の好きなものを、ちょっとでも身につけるということ。メイクや髪型ひとつでもOK。

いわゆる「コミュ力」が高くなく、友達も少ない人は、ファッションで自己主張してみるべし!ファッションセンスに自信がなくても大丈夫。そのアンバランスさ自体が個性です。友だちの別のコミュニティーの中で、「あの個性的な子、誰?」という感じで話題になるということもたびたび起こり、自分でも知らないうちに、自分を知っている人が増えていくのです……。

また、このご時世、SNSも駆使しない手はありません。

大学名で検索して、学内の知り合いを増やすのもいいし、自分の興味のあるキーワードから、大学の外の世界に飛び出すのも魅力的。私はどちらかというと後者が向いていて、好きなクリエイターのトークショーやワークショップなどに足を運び、そこで友だちが増えました。

今のコミュニティーを少し離れた、新しいキーワードを見つけてみたり、リアルの友だち以外をフォローしてみたり。SNS上で絡むことから始まって、実生活でも仲良くなるパターン、大学時代にはよく聞いた話。この方法なら、SNS上で考えていることや好きなことなどを流しているだけで、自然と自分のことを知ってもらえてラク。

見かけを変える勇気がない人は、まずは言葉で自己主張(そんな大げさなものではないけれど)することから始めてみては。

アンケート●マイナビ学生の窓口調べ
文/イラスト●大石蘭
1990年生まれ。東京大学教養学部卒・ 同大学院修了。代表作にコミックエッセイ『妄想娘、東大をめざす』(幻冬舎)。在学中より雑誌等でエッセイ・コラム執筆、イラストで注目を集め、現在も活動中。

☆オフィシャルブログ→http://lineblog.me/oishiran/
☆twitter→https://twitter.com/wireless_ran

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