もっと続いても良かったんじゃ……という短命漫画5選「逢魔ヶ刻動物園」

学生の窓口編集部
2016/05/05
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短い連載期間で終わった漫画作品の中には、「もっと長く続けてほしかった!」というものも少なくありません。魅力的だったのに打ち切りで終わった作品などは、その思いが強くなるでしょう。特に入れ替わりの激しい週刊少年誌には、そうした作品が多いですよね。そこで今回は、「もっと続いても良かったんじゃないか」と思う短命漫画をピックアップしてみました。

●『ダブルアーツ』(全3巻) 作者:古味直志

『週刊少年ジャンプ』で2008年に連載された作品。同誌で『ニセコイ』を連載中の古味直志先生のデビュー作です。発病するとほぼ死亡してしまう未知の奇病・トロイがまん延する世界を舞台にした物語で、トロイを発病したシスターのエルーと、手をつなぐことでトロイの発病を止めることのできる特殊な力を持つ少年・キリの冒険が描かれています。

二人は、エルーの命を狙う謎の組織と戦うために手をつなぎながら戦う「ダブルアーツ」という武術を習得しますが、これが強く、華麗で魅力的でした。また、発病を抑えるためとはいえ、寝るときもお風呂もずっと手をつなぎっぱなし。これが程よい甘酸っぱさを出しており魅力の一つです。丁寧な作りの面白い作品でしたので、打ち切りは残念だという人も多くいました。

●『逢魔ヶ刻動物園』(全5巻) 作者:堀越耕平

こちらも『週刊少年ジャンプ』で2010年から2011年にかけて連載された作品。堀越耕平先生のデビュー作で、現在先生は同誌で『僕のヒーローアカデミア』を連載中です。ドジな女子高生の蒼井華が、自分を変えるために動物園のアルバイトをしようとします。しかしその動物園は、呪いでウサギに変えられてしまった園長や、夜になると動物が人になる「逢魔ヶ刻動物園」。大いに戸惑いながらも、華は動物たちと心を通わせていき……。

序盤は華と動物たちの心温まる交流をメーンに描き、途中からはライバルである「丑三ッ時水族館」などとのバトル展開になります。園長や動物たちが個性を生かして戦うシーンは、画力はもちろん構図なども迫力のあるもので、読んでいてわくわくさせる展開ばかりでした。「これぞ少年漫画」というデキだったのですが、短命に終わってしまいました。

●『無敵鉄姫スピンちゃん』(全1巻) 作者:大亜門

『週刊少年ジャンプ』で2004年に連載されたギャグ漫画。幼い女の子の姿をした自律思考型ロボット・スピンが、発明者である博士やその孫娘とドタバタな日常を送ります。基本的にはスピンや博士がボケて、孫娘の部井透瑠(ぶい とおる)が突っ込む、というスタンスで物語が進みます。

この作品の特徴は、他の人気作品のパロディーがとにかく多いこと。漫画やアニメ、またゲームのネタを、メジャー・マイナーかかわらずどんどん繰り広げます。特に登場するロボットの名前はその傾向が顕著で、「ナビ太くん」や「フェニックス一機」、「ウォッシュ!オラ土偶!」など盛りだくさんでした。また、作者が荒木飛呂彦先生好きということもあり、ジョジョネタも多数登場。ネタのチョイスが素晴らしく、ファンはニヤリとなりましたが、残念ながら短命で終わりました。

●『平成義民伝説 代表人』(全2巻) 作者:木多康昭

『週刊少年マガジン』で2002年に連載された作品。作者の木多康昭先生は『週刊少年ジャンプ』で『幕張』を連載した後にマガジンに移籍し、高校野球漫画『泣くようぐいす』を掲載。終了後に、本作の連載がスタートしました。宇宙飛行士を目指す元アイドルグループのメンバーがとある事情から宇宙船を乗っ取り、各都道府県の代表が集まってそれをどうにかするというストーリーです。

しかしこのストーリーはほぼないも同然で、連載開始からすぐに話が脱線。全く関係のないバトル展開になったり、他の作者批判などが展開されるようになります。また、木多康昭先生の作品に多く見られるパロディー要素も「史上最強レベル」になっており、これがやり過ぎを超えるタブーレベル。もちろん元ネタを知っていればいるほど大爆笑できる内容でした。ただあまりにやり過ぎたのか、残念ながら打ち切りに……。

●『皇国の守護者』(全5巻) 作者:佐藤大輔(原作)/伊藤悠(作画)

『ウルトラジャンプ』にて、2004年から2007年にかけて連載された作品。同名の小説が原作となっています。本作は人と龍が共存する世界が舞台。貿易で栄える皇国と、そこへ侵略してきた帝国との間で起きた戦争の模様を、帝国の軍人である新城直衛を中心に描いています。

原作小説も人気ですが、漫画版を担当した伊藤悠先生の画力が非常に評価されています。独特の荒々しさのある味のあるタッチと大胆な構図は、本作の持つ重厚なイメージとマッチしており、読者を引き付けました。しかし2007年に突如連載が終了します。終了した経緯などはさまざま挙げられていますが、いずれにしろ「もっと読みたかった」という声は非常に多かった作品です。

「もっと続けてほしかった」という短命漫画をピックアップしてご紹介しました。やはり掲載作品の入れ替わりの激しいジャンプ系には、「惜しかった作品」も多くありますよね。みなさんはこうした魅力的だったけど短命に終わった作品といえば、何を挙げますか?

(中田ボンベ@dcp)

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