就活費用の節約するべきところ、お金をかけるべきところはどこなのか?

学生の窓口編集部
2016/04/07
生き方を知る
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「就活費用は平均16万円」こんなデータが出ています。

このデータ(※)は、2016 年 3 月卒業予定の全国の大学 4 年生1,413人を対象に2015年10月にアンケートを採った結果だそうです。具体的には16万2,902円、15年度卒の就活生と比べると1万1,500円ほど上回りました。では、その内訳は一体どうなっているのでしょうか?

※「日経就職ナビ 就職活動モニター調査」より

<費用項目(費用がかかった順に掲載)>
・交通費……7万5,309円
・リクルートスーツ代……4万2,121円
・備品代(カバン・パソコン・手帳など)……1万1,826円
・宿泊費……1万873円
・資料費(新聞・書籍など)……9,669円
・有料講座受講費……7,193円
・その他諸経費(通信費など)……5,910円

これらの費用をどうやって捻出したかという質問では、過半数に及ぶ50.5%が親に出してもらった(返済はない)と回答。親に借りた(返済する予定)と答えたのが15.9%、全額自分で工面したと答えたのが33.7%でした。

16万円といえば大金です。大学1、2年のときだったらバイトで稼ごうと思えば稼げますが、就職活動本番になってから稼ごうと思ってもバイトの時間を取るのも難しくなり厳しいでしょう。そのため、親から借りたり、工面してもらう学生は多いわけですが、できることなら最小限の費用に抑えたいですよね。

そこで今回は、何を節約するべきで、お金をかけるべきはどこかをご紹介します。

いうまでもなく、就活は将来の生き方を左右する、大事な分岐点です。中には、なんとしてもこの仕事に…、もしくは、あの企業に就職したいと考え、大学入学当初から並々ならぬ努力を重ねてきたという人もいることでしょう。なので、就活に掛かる経費に何十万かけても惜しくない、という人もいるかも知れません。そういう人にとって、この記事は無用の長物ですので、そっと閉じてしまってください。逆に、「いや、できるだけ安く済ませたい!」「就活後の卒業旅行や遊びのために、出費はなるだけ抑えたい!」という人にとっては、有益な情報を提供できるかも知れません。ぜひ、よろしければ、最後までお付き合いください。

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■お金をかけるべきところはどこ?

結論から言うと、服飾費用です。見た目の印象の良しあしが、就活において重要なファクターとなるのは言うまでもありません。というよりも、就活を通り越して、対人関係全般においても大事です。それは、『人は見た目が9割』竹内 一郎・著 (新潮新書)、『女は見た目が10割』鈴木 由加里・著(平凡社新書)などの本が度々出版されていることからも読み取れます。

もちろん、採用活動に当たる人事担当は皆、人を見るプロです。面接をすれば、外見だけではわからない、中身の部分までしっかりとくみ取ってくれることでしょう。ですが、彼らだって人間です。身だしなみの整ったAさんと、身なりのだらしないBさん。2人が同時に面接の席についたとします。理屈では2人とも平等に評価しなければなりません。とは分かりつつも、話がスッと耳に入ってくるのは、やはりAさんの方なのです。Bさんが良いことを言ったとしても、「でも、だらしない服装だしなぁ…」というフィルターはどうしても掛かってしまいます。

ですから、自己分析を重ねたり、エントリーシートを熟考するのと同時に、身だしなみアイテムにも気を配ってください。せっかくの努力が水の泡にならないためにも、しっかりと準備しておくのが良いでしょう。

●ファッションアイテム

<靴>

「人の内面は靴で分かる」とも言われ、靴で人となりを見ていくという面接官も、事実として存在します。あまりにもくたびれてきてしまったと思ったら買い替えるなど、そういった点でも靴はお金をかけるべきポイントとなります。

値段もさることながら、歩きやすく丈夫なビジネスシューズ・パンプス選びも重要。就活は慣れない靴で長時間歩きまわることが多いので、靴が合わないと移動も大変になり、なにより就活がつらくなってきます。ソールの反りが自分の歩き方に合っているか、クッション性、ヒールの高さ、素材のフィット感などぜひ履いてチェックしてみましょう。シューフィッターがいるような百貨店や専門店で買うのもおすすめです。多少値が張っても後悔はしないと思いますよ。

また、靴は1足で履き続けると、途端に痛みます。最低でも2足は準備する必要があるので、お金はかかります。また、靴底がすり減っていたり、ヒールがガタガタだったりすると、だらしなく見えてしまい立ち姿や歩き方なども綺麗になりません。複数の靴を平行して履いて痛みを減らすことで初期投資はかかりますが、その後をいい状態で長持ちさせることができます。

価格としては、男性では、10,000円~30,000円、女性のパンプスでは5,000円~20,000円を目安にしてください。

<スーツ>

スーツ自体は高価なものを買う必要はなく、ツープライスや、大手スーパーチェーンの西友などで上下セット「8,800円」という驚異的な安値のスーツでもいいでしょう。

それよりも定期的にクリーニングへ出すなどでメンテナンスできるよう、2着以上常備しておくのがベター。リクルートスーツは黒だから目立たないと思いがちですが、使い込んでいるとしわ、汚れ、臭いなどが気になってくるもの。もし予算的に厳しいのであれば、最近流行の「洗えるスーツ」なども良いかも知れません。ただし、就活が佳境になる時期は気温も上がってくるので、できればここは2着用意し、メンテナンスを含めお金をかけましょう。

<アンダーウエア、黒のベルト>

その他お金をかける点として、アンダーウエアが実はおすすめです。最近は速乾性や涼しくなる素材、消臭効果など、機能性下着というジャンルが充実しています。通常よりも高めですが、暑さ対策や、汗や臭いにも効果があるというのは、就活時期には便利です。

また、男性の黒ベルトは最近では100円ショップやディスカウントストアなどで、1,000円以内の安価品が販売されていますが、すぐ皮がボロボロになったり、バックルが壊れたりする場合が多いのも事実。どうせ、社会人になっても使用するものなので、ここはケチらず良質なものを購入しておきましょう。

●証明写真

履歴書に添付する顔写真が、採用担当者にとってのあなたの第一印象。スピード写真ではなく、しっかりとスタジオで撮影しましょう。一度撮影してしまえば、データをCD-ROMなどの媒体に焼いてくれるところも多いので、その後も利用することが可能です。

また、追加料金を支払えば、志望業界に合わせたネクタイなどのスタイリングやヘアメークをしてくれたりします。写真がよく撮れていれば、自分の自信にもつながるので、ここも存分にお金を使いましょう。

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■お金を削れるところはどこ?

●書籍代

SPIの学習本や第一志望の業界本くらいは購入しても良いでしょう。しかし、それらを何冊も買うのは、あまりおススメしません。正直、それぞれ1~2冊で十分。就職四季報や業界本は大学のキャリアセンターに最新のものがたくさん置いてあるはず。ここぞとばかりに活用しましょう。また、友達と共同で購入するという手もありそうです。

●交通費・宿泊費

実はここが一番、さまざまな工夫ができる部分になります。まず、ここに掛かるコストの割合が大きいので少しでも安くなる方法を考えていきましょう。例として今回は、大阪⇒東京へ行き、かつ現地で一泊する就活を想定します。

まず一般的な交通手段と金額です。

・飛行機(JAL・ANA)…22,900円所要時間:1時間10分 (当日購入・通常期往復運賃の場合)

・ひかり・こだま指定席…14,140円 所要時間:2時間40分

・高速バス…平均5,000円~7,000円 所要時間:7~8時間

上記のように、主要な交通機関の中で、明らかに安い高速バス。シーズンや曜日によっては、3,500円程度でいける場合もあります。

●最安値を目指すなら、高速バス+漫喫

さらに現地での宿泊施設ですが、最も安値で住むのは漫画喫茶・インターネットカフェでしょうか。10時間~12時間いたとしても、2,000円程度で済むのですから、高速バスの交通費と合わせたら、最安値で片道5,500円程度。往復でも、1万円いかない程度です。

確かに、安い。しかし、難点はやはり、ゆっくりと休めないところと、移動に時間がかかり過ぎるところでしょう。もちろん、それでも、記念受験程度の企業の説明会や一次面接だったら、良いかも知れません。しかし、勝負をかけたい、第一志望の最終面接ではどうでしょうか。現地に早めに到着し、体力も万全、睡眠もバッチリな状態で本番に臨みたくはありませんか?

●飛行機と宿泊施設を自由にお得に組み合わせられる「ダイナミックパッケージ

実は穴場的なおススメが飛行機での移動です。「えっ、でも高過ぎるじゃん…」という方もご安心ください。上記の「22,600円」はあくまで標準価格で、基本的には航空各社でなんらかのキャンペーンや割引を実施していることが多くあります。それもシーズンや曜日によっては、標準価格の70%オフなどの破格値で航空券を購入できることも、珍しくありません。

さらに宿泊施設ですが、「ダイナミックパッケージ」というプランでは航空券と合わせて購入できます。どういうサービスかというと、所定の範囲内ではじめとする交通手段とホテルなどの宿泊施設を自由に選択できる旅行商品です。セットで購入すれば、通常価格よりもかなりお得になる上に、マイルまで貯まります。加えて、期間限定でキャンペーンを行っている場合も多いので、それらを利用すればさらに安く快適な就活が実現することでしょう。価格は下げつつ、快適に就活をするためにも、方法の一つとして考慮に入れておいて損はないはずです。詳しくは下記のURLをご覧ください。

・ANAダイナミックパッケージ「旅作」
http://www.ana.co.jp/domtour/dp/?cid=TUPmynavi_banner2016020039

・JALダイナミックパッケージ
http://jalpakdp.jp/domtour/jaldp/?device=c

いかがでしたでしょうか? どうしてもかさんでしまう就活費用ですが、かしこく割り振ることで、だいぶ、快適さは向上するはず。そうすることで、良い結果にもつながってくることでしょう。この記事があなたの就活のささやかな一助になれば幸いです。

●文 ロックスター小島

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