成人式を迎えて晴れて大人の仲間入りをすれば、これまでできなかったことのうちいくつかができるようになります。その中でも一番身近で、親しみやすいのが飲酒、つまりお酒を飲むことでしょう。楽しく盛り上がることもあれば、度を超すと大変なことになり、まさかの失敗をすることも。そこで今回は、アルコールによる実際の失敗談をまとめつつ、飲酒のルールを再確認してみました。


■日本人はそもそも……

大学の先輩や社会人になった尊敬すべき先輩から、お酒の失敗談を聞くことはしばしばありますよね。なぜみなさん、そんなにもお酒で失敗してしまうのでしょうか。ちょっと情報を集めてみると、アルコールを分解する酵素について、サッポロビールの公式サイトに驚愕の事実が……！

「日本人の37〜38％は低活性型、6〜7％は非活性型であるといわれ、日本人が欧米人に比べてお酒に弱いといわれるのにはこのことが関係しています。また、非活性型はモンゴロイド（黄色人種）にのみみられる特徴で、コーカソイド（白人）やネグロイド（黒人）には低・非活性型はいないのです」

参考：サッポロビール お酒に強い人、弱い人
http://www.sapporobeer.jp/tekisei/shikumi/taishitsu.html

つまり、もともと日本人はアルコールの分解には適さない体質のようです。

■実際の失敗談

「限界がわからずにイッキをしまくって、気づいたら知り合いの家にいた。とても迷惑をかけたらしい」（経済学部・2年）

「誕生日の日に歳の分だけ一気飲みをして意識を失ったが、目を覚ますと服が替わっていて、どうやら汚してしまったものを友達が交換してくれたみたい」（商学部・2年）

「立食パーティーで酔っぱらい、初対面の女の子に積極的に話しかけすぎて、その後ギクシャクした関係に……」（商学部・1年※浪人生）

ただでさえ個人差があるものですから、自分がお酒にどれだけ耐性を持っているのか、しっかり把握した上で飲む量を調整しないと大変なことになるようです。