若者を取り込む狩猟ツアー。奈良女子大はハンティングサークルを設立

Jeana

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15日の「ちちんぷいぷい」(毎日放送)は、若者をターゲットに狩猟ツアーが行われていることを放送した。
奈良県、和歌山県の山間では、鹿やイノシシが多くでる地域。

これは、簡単に言うと「狩人になりませんか?」というもの。
この春、奈良女子大学では「ハンティングサークル」が設立された。
現在の部員は8名で随時メンバーは募集中だが、もちろん女子のみ。

活動内容は、狩猟の知識と技術の習得。
ジビエ料理の創作。
ジビエイベントでの出店などがある。
(ジビエとは狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉を意味する言葉)

「ハンターの担い手を増やすのが目的」とされているため、県の新年度予算案から支援費用をおよそ330万円受けている。

鳥獣の農作物の被害は、年間2億円。
現在、ハンターは、年々減少しており、その7割が60歳以上で若者が少ないのが現状。
しかし、女性のハンターは増加傾向にある。
その目的は、ジビエ料理がしたいのだとか。

環境省は、狩猟の魅力フォーマル各地で展開し、大日本猟友会は、「目指せ!借りガール」というHPを開設。
女性の狩猟人気は高まりつつある。

そんな中で、京都では、「本気で狩りを生業に!」という人向けの、「狩猟女子ツアー(+男子ツアー)」が開催された。

参加者の目的は、「海外の田舎で生活したい」、「夢は田舎暮らし」、「狩猟をして自給自足をしたい」などさまざまだが、レジャー感覚の人はいない。

企画は、南丹市美山町の「野生復帰計画」で、猟の意味を知って、現実に向き合ってもらおうというもの。
実際に、4頭の鹿を山にはなち、山頂付近にいる鹿をハンターが待ち場といわれるポイントに追い込みハンターが狙う。

また、仕留めた鹿の心臓を生で触ることもできる。
最終的に、解体して部位ごとに切り分けることも体験する。

参加者の中には、「(田舎暮らしに)夢はあるけど、こういうのを見ると、ちょっとついていけないかな…」という人もいるが、現実を知ってもらうのがツアーの目的。
美山町の人は、若者に移住してほしいという目的もあるそうだ。

以前、田舎暮らしといえば、農業が中心だったが、今は狩猟をしたい人も増加中。
本物の銃を間近で見るため、安易な気持ちで参加するのではなく、本気で狩りになりたい人は、一度体験してみるのもいいだろう。

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