劇場版はひどい目に遭い過ぎ! 名探偵コナンのヒロイン・蘭の危機一髪列伝
「名探偵がいるから事件が起きるのか、事件が起きるから名探偵がいるのか」なんていわれます。実際、『名探偵コナン』ではコナン君の行くところ事件、また事件です。コナン君と一緒にいるとひどい目に遭う確率が上がりますね。今回は、劇場版アニメで「蘭ねーちゃん」こと毛利蘭がどんなひどい目に遭ったかを調べてみました。
『名探偵コナン』の劇場版アニメには面白い作品が多いですね。1997年から2016年2月現在までに19作が公開されています(『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』を除く)。この19作で毛利蘭がどのようなひどい目に遭ったかを調べてみました。
*……以下の記事内に各作品の展開を示唆するネタバレな部分があります。ご了解の上お読みください。
●『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』 爆弾の解除もやらされる!
公開:1997年4月19日
爆弾事件が起こります。クライマックスで犯人は米花シティビルにも爆弾を仕掛けていたことが分かります。そこには蘭が映画を見るために来ていたのです。爆発が起こり、すんでのところで巻き込まれるところでした。その上、新一(コナン君)の指示で爆弾の解除作業もやらされました。
●『名探偵コナン 14番目の標的』 溺死寸前! 人質になって銃で撃たれる!
公開:1998年4月18日
犯人が水槽を爆破したため邸内に水が満ちます。蘭はクルマのドアに服の裾が引っ掛かり水の底に! 危うく溺死するところでした。また、この事件では蘭は犯人が逃げる際の人質になっています。その上、コナン君に拳銃で脚を撃たれています(かすめただけ)。
●『名探偵コナン 世紀末の魔術師』 犯人に銃撃される! 間一髪でセーフ!
公開:1999年4月17日
ロシアのロマノフ王朝の遺産「インペリアル・イースター・エッグ」を怪盗キッドが狙います。コナン君はこのイースター・エッグの秘密を探るのですが、クライマックスで犯人は毛利小五郎、続いて蘭を銃撃します。コナン君がいなければ死んでいるところでした。
●『名探偵コナン 瞳の中の暗殺者』 記憶喪失になった上、犯人に狙われる!
公開:2000年4月22日
顔なじみの佐藤刑事が銃撃され意識不明の重体に。それを目の前で見てしまった蘭はそのショックで記憶喪失になります。その上、犯人に狙われることになってしまうのです。心にダメージを受けることになったのは本当にお気の毒ですね。
●『名探偵コナン 天国へのカウントダウン』 高層ビルからジャンプすることに……!
公開:2001年4月21日
作品名がもう死にそうなタイトルですが(笑)、西多摩市にツインタワービルが竣工します。そのオープンパーティーにコナン君一行も参加します。そこで事件が! 黒の組織が仕掛けた爆弾が炸裂するのです。火災が発生し、蘭も高層ビルに取り残されます。避難経路を断たれた蘭は、コナン君と一緒に消防用ホースを巻いてビルからジャンプ! 九死に一生を得ます。この脱出方法は『ダイ・ハード』と同じですね。
●『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』 危うく脳死の危機!
公開:2002年4月20日
仮想体感ゲーム機「コクーン」の完成披露パーティーに招かれたコナン君一行。コクーンに乗り込んだところで事件が! 犯人の要求を飲まなければ、ゲーム体験中のプレーヤー50人の脳を破壊するというのです。もちろんその中には蘭も含まれていました。